昨日、鮎漁に行って今朝市場に出荷してきました。
合計で12kgほどありました。匹数にすると200匹くらいです。
私の場合は趣味の漁師です。
気の向いた時にタイミングを見計らって出かけます。
かつて鮎を捕っていた漁師さんは
旅館などと契約して鮎を買い取ってもらっていました。
現在そういう形の漁師さんはほとんどいなくなりました。
私の場合は捕れるタイミングだけ漁に出かけます。
成果は自分の家で食べる少量だったり
市場に出すには少ないし、自分の家で食べるには多い場合
鮎好きの人におすそ分けをします。
お返しの方が立派過ぎて恐縮する場合もあります。
たくさん捕れた時には
価格よりも処分優先で市場に出荷します。
鮎釣りが好きで、自分では食べない人が
人に差し上げることを聞くこともありますが
私の場合は価格よりも
仲買さん、魚屋さんのお役に立つことに
市場に出荷する意義を感じています。
鮎が一番美味しく思うのは塩焼きだと思います。
釣ってきたり、捕って来た時は必ず
塩焼にして味見をします。
9月も中旬を過ぎると
鮎が卵や白子を持ち始めます。
昼中釣り上げたり、網で捕ったものは
お腹に糞が入っていますので
鮎のお腹から糞がなくなる
夜中から未明早朝に漁をします。
こうして捕った鮎は
糞を気にすることなく
甘露煮にして頭から尻尾まで
卵や白子まで美味しい逸品です。
昨年はヤオフクに出品し
多くの人にお買い上げいただきました。