あゆどんのつれづれなるままに

ここは、木の花での子ども達の遊び風景の断片を綴る「園長日誌」。木の花幼稚園での様々な場所で、子ども達が織り成す情景の随想

11月3日 おやじレガッタ VOL.4

2015年12月28日 | 日記
 おやじの会交流レガッタの第4回大会が河北潟(津幡町漕艇場)で開催。
 園の垣根を越えた横の交流、繋がりを持つことで各園のおやじの会、おやじたちの姿をもっと引き出し、こどもたちにおやじらの一途な姿を見せ、同時におやじらの団結とおやじの会活動の活性化を図り、ひいては子どもたちの育ちに繋げていきたい、という想いで今回が4回目(過去2回雨天中止)の開催。

 早朝の準備、事前練習では天気も良かったものの、開会式となったとたんに大粒の雨が落ち始め、やがて激しくなり、慌てて参加者は肩をすぼめて受付広場のテントの中で雨をしのぎ、お天道様と睨めっこ・・・(嵐を呼ぶ男と雨男とのコラボだもんねえ・・・)。
 とりあえずテントの中でおやじも母ちゃんもこどもたちも皆肩を寄せ合って、開会式をちんまりと実施。昨年の雨天中止の苦い記憶が蘇るも、雨宿りを兼ねながら各艇ごとに「作戦会議」。艇名を決めてもらっていると、雲が切れ始め雨も上がり、無事交流レガッタの幕開けとなる。

 今年はおやじサミットが秋になり、日程的にタイトなこと、また案内が遅れたこともあり、出場園は4園に留まるものの、お母ちゃんたちのレディース部門が前回から引き続きしっかり参加者を得てプログラムに収まる。
 ボート体験では、お客様ではなく母らも漕いで本気モードが立ち込める(自作のカメコ鉢巻を巻く母らのやる気がすごい)。こどもたちはライフジャケットを身に着けて河北潟の湖面への水上散歩での体験会を楽しむ。
 雲の彼方に白山も見え隠れする絶好のローケーションの中(晴れた日は白山もバッチリ拝める)、魚が跳び、水生昆虫が群れる河北潟と一体になった感覚を味わってもらい、こどもたちのボート体験は無事終了。この頃には日差しも届き暖かな穏やかなレース日和に・・・。

 

 さて結果は・・・・
 レディースは、わずかの差で地元うのけ「レディース」に軍配。やっぱ全国2位の実績は伊達ではない。そしておやじの部は、天徳の特殊部隊「レインジャー」が初制覇(おめでとうございます)。ここは心広くよその園にトロフィーを譲りましょう・・・という木の花の広い心の表れか、とうそぶきつつ、しかし・・・・。

 その後桟橋広場に集まり表彰式。優勝トロフィーが手渡される際、母ちゃんの部は、うのけボート部女子は毎日練習してほぼセミプロみたいなもんなので譲ります…という某園長の意向で、なんと繰り上げで優勝トロフィーが木の花母の手に・・・。(なんか持ってるものがある、恐るべし木の花母たち・・・。再び巨大トロフィーは幼稚園の玄関に・・・・。) 


 
 エントリーはしてないけど応援観戦に来ていた木の花親子も少なからず(ありがとうね)。もしも興味があれば来年は湖面の上から見える風景、協同で息を合わせて湖面を走る心地よさを体感してみては如何? 河北潟という石川県が誇る自然環境で園の垣根を越えての出会い場、やってみなくちゃわからない、そんな世界のひとつかも。新たな参加園、参加者が増えることを願いつつ、男性保育者のみならずおやじらも母らも一緒にみんなで楽しめるような大会を目指していきたい、と思います。



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