引き続き「ひよこクラブ」の記事より。
15年前と、今の育児ではこーーんなに変化が
《15年前》風邪をひかせないように室内でも靴下をはかせる
昔の日本の住宅は隙間風が多く入り、暖房設備が今ほど充実していなかったため、室内にいてもかなり寒く、赤ちゃんにも靴下が必要だと考えられていました。
今は多くの家で快適な室温が保たれているし、手足の先で体温調節をしているので、特別な理由がない限り必要なし。
《15年前》抱き癖がつくから赤ちゃんが泣いてもすぐには抱っこしないほうがいい
昔は大家族の上に、家事が重労働で赤ちゃんが泣いてもママはすぐにお世話ができず、赤ちゃんが泣き続けているということも多かったようです。ママがそれを負担に思わないように、このような考えが言われ始めた、すぐに抱っこしないほうが自立心が育つと考えられたといわれています。
今は抱っこされることで絆が深まるので、たくさん抱っこしてあげましょう。
《15年前》赤ちゃんのでべそにばんそうこうをはると治る
昔は赤ちゃんがでべそになった場合はばんそうこうや5円玉ガーゼをはって押さえるという方法があったようです。
今は成長とともに、おへそは出てこなくなることがわかっているし、かぶれたり、ばい菌に感染するケースもあるのでおへそに何かを貼るのはやめましょう。
《15年前》発熱した時は布団をたくさんかけるなどして汗をかかせると、熱が下がる
今は無理に熱を下げるのではなく、赤ちゃんが少しでも楽に過ごせるようにケアするようになりました。熱が上がる時は寒気を感じることが多いので体を温めるようにし、熱が上がりきったら、寒くない程度に薄着にしたり、布団を薄いものに変えたりして熱を逃がしましょう
《15年前》ミルクで育てている赤ちゃんは太りやすい
低月齢の赤ちゃんが哺乳瓶の乳首の穴が大きすぎるなどの理由から、ミルクを必要以上に飲み、そのように誤解されることもあるようです。
けれど、そもそも赤チャン時代に太りすぎや肥満はありません。ミルクでも母乳でも、赤ちゃんが欲しがるだけなるべくリズムを整えて飲ませてあげましょう。
《15年前》健康のために、新生児のころから日光浴をさせるといい
昔は日照時間が少ない地方などで、ビタミンD欠乏症にかかる赤ちゃんが少なくなかったため、積極的な日光浴が重要だと考えられていました(日光を浴びると体内のビタミンDが増える)。
今は出生したあとに病院でビタミンDを飲ませるようになり、ビタミンD欠乏症は激減しています。紫外線の悪影響を考えて、日光浴ではなく、外気浴をさせましょう。
♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪
ふむふむ、な~るほど
おばあちゃんが言うこともやっぱり間違いではないのよね~
やはり生活環境が変わると、考えや指導は変わる。
どっちが正しいかって議論するのはバカバカしいね。
愛があるゆえ試行錯誤。
ジョーシキは変化するぞっ