2021年の今頃。
ちょうど東京五輪の開会式が行われていました。
この頃の私は非常にネガティブで東京五輪に対して反対していました。
がんの宣告を受けて抗がん剤治療に臨むのを控えていた母と、妹の部屋でテレビを観ていたのを思い出します。
本来ならば今は亡き安倍元首相も東京五輪の開会式や閉会式に出たかったのではないか?と思っています。
あれから1年後の今。
母も安倍元首相もこの世にはいません。
「東京五輪の開会式からちょうど1年が経ったねぇ」
そんな会話をしていたと思いますが、正直な話をしてしまうと母が大病を患っていることを知っただけではなくて、新型コロナウイルス感染拡大でかなりの死者が出ている中での開催でしたので、余計に私の中では東京五輪が、よその世界での出来事にしか思えませんでした。
今でも本当に東京で五輪が開催された気持ちにはなれません。
何でこんな変な病気が発生してしまったんだろう…。
憎むべきは今も変わらずコロナなんですか、全てを変えてしまったような気がします。