そういうことでしたか。
記事を見ると、彼はベイスターズに翻弄されてしまった4年間だったと言えます。
インフルエンザにかかっていたあとにもかかわらずに、ネームバリューの選手や他選手の相次ぐ故障などでスケープゴートされてしまった感じは、さすがに否めないです。
これ、2年目のときから感じていました。
当時の二軍監督が故障明けの翌年にムチャクチャな起用をしていたのが引っかかりました。
やっと立ち直るきっかけが見えた矢先に切るっていうのもどうなんだろう…って💦
ですが…入団までの経緯など記事を読んでいくと、気になる点も幾つかあります。
彼の高校時代は監督でもあり高校教諭でもある父親の乗る車で一緒に通っていたそうで、その点かどうか?はわかりませんが高校のOBから苦言が出ていたらしいです。
プロに入るまでの経緯や、戦力外になったあとのことを読んでいても、なんか引っかかりました。
22歳という年齢はまだ人として未熟ですが、ちょっと親が介入し過ぎているような気もします。
【150キロ出すとかの問題じゃないよ。どんな球を投げても確実にアウトを取れる投球をしているか?どうか?を上層部は見ているんだよ😅】
彼の件で私見ですが、もう一度他球団が採用してみるのも手だと私個人的には思っています。
採用してそれなりの成績を残せばベイスターズ側の育成に問題があったことになります。
逆に採用しても芽が出なければ残念ながら、本人の実力が無かったことになるのがわかります。
これは髙田琢登投手自身にとって「真価」を問われることにもなります。
その意味でもベイスターズは解雇という形を取ったと捉える見方も出来ます。
彼に残された野球への時間は一年を切っています。
そこで答えが出ることでしょう…。
答えが出てダメなら、そこでゲームセットして社会人として生きることをしたほうが良い、と書かせてもらおうかな。
それもご両親のアドバイスではなく「髙田琢登」自身で。
ここまできたら、自分の人生を決めるのは自分です。
「何がしたいのか?」
「自分のストロングポイントは何か?」
「自分が最も得意としていることは何か?」
など、挙げたらキリがありませんが、一度ゆっくり彼自身の「マインド」とじっくり時間をかけて向き合ってから決めることも大事になります。
その点も含めてセカンドキャリアの勝ち組になれることを願っています。
専門学校へ行ってなりたいものを目指すも良し、大学へ行くも良し、社会人野球をするも良し、公務員になるも良し…挙げたら可能性はたくさんあるではないか!!
いずれにしても野球選手をしている以上、誰もがいつかはユニフォームを脱ぐ時が必ずきます。
それが早まっただけの話です。
早ければ早いほど人生の「リスタート」は可能であることも確かです。
「元プロ野球選手」とか「野球崩れが」とか揶揄する奴は人として終わっていますのでそいつ等は無視!
この世の中は、下手なプライドを捨てて「1から出直せたもの勝ち」です。
何故なら私等もそうでしたが、慣れない職場に初めて来ていきなり戦力になれるわけがないんですから。
周りが出来るからというのは幻覚と幻想であり、そもそもスタートラインも違っているので、長い事同じ事をしてきた人や前々からいた人は出来て当たり前なんです。
それを時間かけて物になるのも社会なんです。
わからなければ「ごめんなさい。もう一度教えてください」と真摯に学ぶ姿勢を常日頃から持っていれば、確実に成長します。
【生半可中途半端な位置でレギュラーになり、退団が遅れると社会人としてリスタートすることが困難になる可能性が高くなります。】
親や周囲を大事にする気持ちは大切です。
ですが自分の進路や自分が何をする必要があるのか?まで第三者に委ねる必要はありません。
成功か失敗か?は別に置いて、御本人が決めた人生が「正解」だと思っています。
ここまでは、たぶん御本人は読んでいないと思いますので、私の持論を書かせていただきました。
兎にも角にも、今は最後のトライアウトに挑戦するそうですので、そこでベストを尽くせることを願っています。
育ててくれた親に感謝したりアドバイスを受けるのは大事ですが、親や第三者のための人生を生きるのではなくて、自分のための人生を生きましょう…。
いま一度、ご自身の心の底からの「本音」と向き合うことも大事です。
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