先週の、水曜日…いや火曜日だったのかなぁ?
朝起きると、左側のお腹、足の付け根に近いところがすごく痛かった。
でも、起き上がって歩くようになるとそれほど痛くなくなる。
尿管結石を経験していて、それのソフトな感じの痛み。でも、尿管結石ほどの痛みでもない…。
そんな感じで、4/30の土曜日まで過ごしてしまった。
4/30になって、ちょっとおかしいので、病院へ行く。
GWに突入していたこともあって、やっている病院は少なくて、せんげん台の駅ビルの病院とか、近所の東都春日部病院は時間切れでダメ。そもそもせんげん台の駅ビル医院は、エコーだとかの技師がいないっていうし、東都春日部病院は泌尿器科の科目が休み。
しょうがないから、またGW明けにでも行くかと思いつつ、12時近くにせんげん台のイオンに向かっていたら、途中で慶和病院なんてのを発見。GWなのに、やってるじゃん!!と、さっそく中に入って受診をした。
最初に、症状の説明をすると、それは腰痛じゃない?なんて言われたりするけど、これは明らかに腰痛じゃない。もしかしたら腎臓になにか異常があるんじゃないかと言ってみたら、じゃあエコーで見てみましょうとなり、エコーで診察。担当になった医師が「うーん、小さい石はあるっぽいけどねぇ。でもこれが痛みの原因になるかなぁ?」。
次いで、CTスキャンで診られるというので、CTスキャンへ。
しばらくして、医師からCTの画像の説明を受ける。
腎臓に石はある。けど、小さくてこれは痛みの原因じゃないと思うといわれる。「この細いのが尿管で…で、これが腸ですね。」ときたところで、少し医師の表情が変化する。「これ、ちょっと形が膨らんでるんですよね…」と左の腎臓の膨らんでる様子を指す。
確かに右側と比べると膨らんでいる。
俺は「これって、腫瘍じゃないですか」と医師に聞いた。
明らかに、すごくヤバいやつだ。
医師は、うーん…たまにこういう形の人もいるんですよね。という。
これって現実か?と、嘘だろう?という気持ちになる。
まるで、スキルス胃がんで亡くなった母の、胃のレントゲン写真をみせられた時を思い出した…。
この部分をよく見てみましょうかと、医師が言う。
たぶん、これは腫瘍だとはっきりわかったのだろう。
造影剤を使ってもう少し詳しく診ます。という事で、5/2に再度検査となった。痛み止めも処方された。
でも、次の診察は5/7となります。と言われ、その前の…5/6とかじゃだめですか?と聞いてみると、泌尿器科は土曜日しかやっていないので、と言われる。
自宅に帰り、自分の記憶の映像を確認するべく、ネットで検索する。
すると、色々と出てくる。
同じだ。腎臓がんの、そのものだ。それも、かなり進行したやつだ。
「絶望」というのに近い、気持ちに襲われる。
調べれば調べるほど、ヤバい。腎臓の腫瘍の90パーセントは癌。
あまりにも突然来た、絶望的な知らせに、吐き気を催す。
そんな気持ちのまま、土日を過ごし、月曜日に造影剤投与でCTスキャンを再度受診。結果が分からず悶々としたまま、病院を後にする。
左のお腹の痛みは、わずかだけど、先週よりは痛くなってるような気がする。
そして、今日仕事に出勤。
職場の所長には、土曜日に腎臓に異常があって、月曜日休みますと連絡だけしてあったので、詳細を話す。
次いで、同僚というか部下というか、一部の人達に、この件の事を話する。
反応は人様々だけど、自分の担当している仕事を、みんなに分散して肩代わりしてもらわなければならない。
自分は鉄道会社の、車両検修・改修を行う下請け会社の社員で、仕事のデータの入力とか、計画書・報告書の作成がメインだ。
溶接だとか、内装・伝送などの艤装も、全くやらないって事は無いが、以前に比べるとごくわずか。ていうか下手に手を出すと、みんなの邪魔になる始末。
あとは、初回入場車両の検修に伴う、車両メーカーとの連絡など。
会社からの帰りの電車では、袖仕切りの所の席に座れたので、疲れたから眠りたいなと思っていたけど、全く眠れない。
もう、頭の中が腎臓がんの事でいっぱいなのだ。
ちょっと考えるだけで、鼓動が高まり、呼吸が荒くなってくる。
こういった気持ちを何とかできないものかと、ブログにつづって行く事とした。今後は、毎日、とはいかないだろうけど、極力更新はしていきたい。
これを読んで、陰鬱な、暗く嫌な不安な気持ちにされてしまう事をお詫びする。
ネットで色々と情報を探っていたら、腎臓がんと闘っている方のブログやyoutubeを見つけた。
これから、そのあたりから色々と情報を収集していこうと思う。