OYO歯科用品の選び方

歯科用ホワイトニング,根管治療の選び方.

歯科用ルーペ根管治療へと応用虫歯治療への応用

2019-07-31 17:25:11 | 日記
根管治療への応用
前述した様に、歯科におけるマイクロスコープの導入は根管治療から始まりました。根管内部(神経の管の内部)を治療台のライトや歯科用拡大鏡(ルーペ)に取り付けたライトだけで明るく照らすことは困難でマイクロスコープなしの治療はほぼ手探りの状態で進められます。マイクロスコープを使用することで、明るく拡大した状態で根管内を探索することが可能となりました。

また根管治療は治療中、1本の歯のみを集中的に診るため、マイクロスコープ自体をほとんど動かすことなく治療を進めることができ、もっともマイクロスコープが活躍しやすい分野です。




虫歯治療への応用
一方、虫歯治療に対してのマイクロスコープの使用はどうでしょうか?

拡大鏡(ルーペ)を使用して虫歯治療に臨む歯科医師は多くいますが、マイクロスコープを使用しての虫歯治療は広く一般化しているとは言えない状態です。

理由としては、根管治療と比較して、虫歯治療においては様々な角度で見る必要があり移動に一手間かかるマイクロスコープの使用には慣れが必要となります。拡大鏡(歯科用ルーペライト)でも十分に明るい拡大視野を得られることもあり、マイクロスコープは虫歯治療においては不要と感じる歯科医師がいるかと思います。