長崎旅行①(カステラめぐり編)

2011-08-20 | インポート

こんにちは! ヒデです。

今週は、会社から夏期休暇をいただきお仕事はお休み。

でも、あっという間に1週間は過ぎ、今日と明日で夏期休暇も終わりです。

そろそろ気持ちを仕事モード切り替えていくよ!

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さて、そんなオイラの夏期休暇は、年1回、唯一この時期に行く旅行の為、羽田空港へ来ました。

今年は、嫁と一緒に長崎県へ行くことに!

ちょうど2年くらい前にオイラは長崎へ行ったことがあるんですが、つい数ヵ月前の熊本といい、最近のオイラは九州にハマっています。

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さぁー!長崎に出発だぁーーー!!

今回は、初めてJALの飛行機に乗りました。

ANA、スカイマークに続いて、3社目の飛行機会社です。

いい意味でラフな感じがリラックスできました。

機長さんからのアナウンスで窓の外を見てみると、

おっ!日本一の山、富士山発見!!

雲よりも全然高い。 めちゃくちゃデカイ! やっぱり富士山は日本一っすねぇ~。

上から見る富士山のデカさに、早くも感激です。

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2時間かからないくらいで、福岡空港に到着。

そう、長崎空港のチケットが取れず、今回は福岡空港から長崎へ向かいます。

長崎への交通手段は大きく電車とバスの2種類がありますが、今回は安い高速バス(1人2,500円)で長崎へ向かいます。

福岡空港から長崎駅(長崎方面)へ向かう高速バスに乗るには、福岡空港の連絡バス(無料)で国際線ターミナルへ行くと乗り場があります。

事前にインターネットで九州高速バスの予約システムからチケットを購入していましたが、思ってたよりも時間が早かったので1本早いバスに変えてもらえるか案内所で相談したところ、快く変えてくれました。

九州急行バスさん、ありがとうございます。m(_ _)m

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高速バスを待っている間、売店で雰囲気の違うコーラを発見しました。

ネーミングが『ヘリテージ』で販売されてるコーラらしきもの・・・。

どうやら裏面を観ると、コカ・コーラ社から発売されています。

開けて飲んでみると、おっ!普通のコーラです。

なんだい?九州のコーラってヘリテージって名前でも発売されているのか??

と、思っていたらどうやらコカ・コーラ生誕125周年の記念で発売されたもので、当時のボトルの形を復刻したものだったらしいのです。

見たことなかったから、ついつい九州限定ものだと思ってしまいました。

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そんなこんなで高速バスを使い移動すること約1時間半。

ようやく長崎駅に到着しました。

高速バスは快適だけど福岡空港から長崎駅だと結構移動距離があり、時間も掛かるので、取れるなら長崎空港がベストでございます。

2年前の長崎駅周辺と雰囲気は同じ。 どこか懐かしい感じも・・・。

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到着した時点で午後2時半。 時間が限られてるので、早速、嫁ちんの希望だったカステラを買いに長崎にあるカステラ屋さんへレッツゴー!!

と、その前に長崎の移動手段といったら路面電車でございます。

長崎駅の改札口近くにある観光案内所で1日乗車券(500円)を購入しました。

路面電車は、どこの駅へ行っても1回120円ですが、この1日乗車券を買っておけば5回乗ればもとがとれるし、小銭を準備する必要もなくて、楽チン&お得です。

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カステラを求め一番最初に来たのは、路面電車の賑橋駅を降り、現存する日本最古のアーチ型石橋である眼鏡橋の近くにあります。

なんで眼鏡橋というのか? この日はうまく見えなかったけど、実は川面に橋が映り込むと、ちょうど眼鏡に見えるんです。 それで眼鏡橋! 国指定の重要文化財でございます。

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川沿いの石垣には、こんな感じでハート側の石が隠れていて、見つけてふれると恋が叶うかもといわれてます。

まぁ~、オイラの場合はもう叶っているようなもんなので、ふれずに写真だけパチリです。

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眼鏡橋を見たので、早速お目当てのカステラを買いに橋のすぐ近くにある匠寛堂(しょうかんどう)さんに行きました。

ここのカステラ屋さん、実は2年前の長崎でタクシーの運転手さんにすすめられながらも訪れることができず、今回念願の訪問でございます。

匠寛堂さんは、あまり全国では名の知れているカステラ屋さんではありませんが、実は毎年皇室、宮家へ献上されるカステラを作っています。

創業も長崎にある老舗のカステラ屋さんに比べるとオイラが生まれた後なので最近で、販売店舗も眼鏡橋近くの1店舗しかありません。

でも、そのこだわりはすごくて、無添加にこだわり、作り方も手作りにこだわっています。

献上五三焼佳好帝良(カステラ)、カステラに献上の文字が付くのは匠寛堂さんだけであり、カステラを佳好帝良と漢字で表現するのも初めて知りました。

店舗に入ると、早速商品の説明やカステラと冷たいお茶を出していただき、ゆっくりお店の雰囲気を楽しむことができました。

カステラの味は、とってもやさしい味というと表現が感情的ですが、しっとした食感と大き目のザラメの甘さで、こころやすらぎます。

ちょっとお値段は、約2,000円とお高めですが、母ちゃんにも食べさせたいと思いお土産で購入しました。

購入後もお店の外まで見送っていただき、お土産までいただいて、なんだかホッとした・・・、いいやいやかなり落ち着いてしまったが、次なるカステラ屋さんへ行きます。

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2軒目は、嫁の希望が強かった松翁軒(しょうおうけん)さんです。

松翁軒さんも眼鏡橋の近くにあり、路面電車の公会堂前駅下りてすぐです。 ここは本店になります。

長崎を代表する老舗カステラ屋さんのひとつで普通のカステラの他にチョコレートをカステラに加えたチョコラーテや抹茶カステラ、オランダチーズカステラなど、いろんな種類があります。

販売店も関東では見られませんが、九州では全般に展開されています。

オイラもここには2年前に訪れていて、カステラを購入しました。 今回は、嫁ちんが希望していたチョコラーテを購入。

ここでもカステラをご馳走になり、また匠寛堂さんとは違い、しっかりとした食感とまろやかな味でした。

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まだまだ行きます3軒目は、長崎でもっとも古いカステラ屋さん、創業は寛永元年(1624)の福砂屋(ふくさや)さんです。

オイラ、実はここのカステラ屋さんが大好き!

しっとりコクのある生地と生地の下にはザラメがあって、ザラメの甘みと食感がこれまたおいしい!!

今までは空港で購入することが多かったですが、今回は本店に行って買いました。 本店は、路面電車思案橋駅から思案橋通りを進んだところにあります。

店舗も歴史のある作りで、ちょっとタイムスリップした雰囲気を味わうことができます。

今回は、お土産として、たくさん購入して帰りました。

そんなこんなでカステラ屋さんめぐりが終了。 オイラも嫁も大満足です!

まだちょっと時間があったので、前回の長崎で訪れることができなかったグラバー園に向かいました。

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路面電車で大浦天主堂下駅を降り、歩いて坂を登っていくとグラバー園に到着します。

行きは坂道と階段で上っていくので、ちょっと大変です。

グラバー園とは、長崎の地が外国と繋がりの深い町だったことを感じさせてくれるところ。 安政の開国以降、あまり外国との繋がりをもたなかった日本が、外国のモノや文化を取り入れるようになり、多くの外国人が長崎を訪れました。

その生活拠点のひとつだったのがグラバー園なんです。

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こちらがグラバー園の名前になっているトーマス・ブレーク・グラバー氏の旧グラバー住宅です。 国の重要文化財になってます。

家の形がとっても変わっていて、四角ではなく八角形と四角を組み合わせたようにクローバー型の形になっています。

もちろん中にも入ることができて、中はまるで迷路!

たくさんの部屋と通路があって、もうどこへ行ったらいいのか・・・。

ここでかくれんぼをしたらおもしろそうです。

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中は西洋の家具がたくさんあって、暖炉があるのも特徴的です。

写真右上に少し写っている人物がグラバーさん。

スコットランドの人で、日本にも多くの影響を与え貢献した人物です。 もともとは武器商人のようですが、坂本竜馬など幕末の志士達を影からも支えていたようです。

あのキリンビールの前身であるジャパン・ブルワリ・カンパニーというビール会社を発足させたのも、このグラバーさんなんです。

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旧グラバー住宅の周りのある場所には、ここにもハートストーンが隠れているんです。

これまた触れると恋がかなうとか・・・。

写真にパチリと撮っておきました。

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こちらがフレデリック・リンガー氏が暮らしていた旧リンガー住宅です。

この人も長崎、そして日本に大きく貢献した人物です。 イギリス人の貿易商人であり、幅広い事業を手掛けていたようです。

このリンガーと聞いて、何かピンときませんか?

そう!リンガーハット!!

リンガーハットのリンガーは、このリンガーさんの影響を受けているんです。

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こちらがグラバー園のある丘の天辺に佇む旧三菱第2ドックハウスの2回ベランダからの風景。

あいにくの曇り空でしたが、いい眺めです。

長崎港が一望できます。 長崎の港は、昔から造船業が栄えていたので、今でも大型船を作る船の造船所が見えます。

グラバー園の建物をみていると、その時代へタイムスリップしたかのように思えるし、何より歴史ある建物に気軽に入れ当時の雰囲気を味わえるのがとてもよかったです。

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夜になりお腹もすいてきたので、夕ご飯を食べに再び路面電車で思案橋へ。

やっぱり長崎へ来たからには、長崎名物を食べたい!

ということで、大人のお子様ランチとも言われているトルコライスを食べにツル茶んさんへ行きました。

ツル茶んは、九州最古の喫茶店とも言われ大正14年からずっと営業しています。 もう85年以上の歴史があるんです。

中に入ると、デッカイ蓄音器があったりと、ものすごいレトロな雰囲気。

有名人のサインもたくさん飾られていました。

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もちろんオイラが注文したのは名物のトルコライス!

トルコライスは、写真の通り一つの大きなお皿にピラフやトンカツ、スパゲッティが盛られている料理のこと。

もう大好きな料理が一気に楽しめるです。

まさに大人のお子様ランチでございます。

早速、食べてみると、もううまくないわけがない!

最高においしいですよ!!

ピラフもトンカツも、そこにかかっているカレーもグーです。

でも、一番驚いたのがナポリタンのスパゲッティ! ここまで濃い味が揃って、かつナポリタンだともっと味が濃くなると思ったけど、いやいや逆。 このナポリタンは、とってもサッパリ!!

味のバランス最高です。

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もちろんデザートには、これまた長崎名物のミルクセーキでございます。

長崎のミルクセーキは、「食べる」が基本の通り、かき氷ばりに食べまくり、途中頭にキーンときて「う~~~」いいながらも食べます。

ちょっとレモンの風味があって、食後に最高でした。

ツル茶んで長崎グルメを満喫。 とってもおいしかったです。 ごちそうさまでした。

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そんなこんなで、長崎のお土産屋さんにあったカステラキティちゃんを見ながら、「長崎はやっぱりカステラだねぇ~」と実感しつつ、宿泊先であるハウステンボスへ向かうのでした。

ハウステンボスは、佐世保の方なので、実は長崎駅から電車でこれまた1時間半くらい掛かります。

また移動でした。 ハウステンボス編へ、つづく・・・。


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