昨日まで書いた通り、不調だからと言ってただ走るのではなく、日々考えながらやっていました。
そこで、学んだ事は、だめだろうとやらなかったセットまで手を出して試した事から、ここまでやるとこうなっちゃうのね。
みたいな感じでセッティングの幅を学びました。
とある方からよく
「ミニバイク特に12インチはみんなセッティングが似通ってる。」
と言われます。
一人一人体も好みも走りも違うんだから、みんなが似通っているのはおかしいと。
確かにこの意見、正しいところもあるのかな~ぐらいに思っていました。
事実、体重の軽いライダーさんや自分と身長に差があるライダーさんのセットは、あまりマネしませんでしたね。
具体的に言うと師匠である、かもさんのセットは走り始めはマネしたものの、ある程度一人で走れるようになってからは、セットが違っていき、マネしなくなった。
と言っても、周りと比べて、サスがこんなに柔らかいのはないだろうとか、この車高はないだろうみたいに、他の方とセットがある程度以上ずれる事を気にしていました。
このように周りを参考にしてセットを出すと、大外れはなく、簡単に乗りやすいマシンが出に入るのは事実です。
でも、今回の不調を抜け出す為には、二台のパッケージの違うマシンを走らせないといけない状況になり、周りを気にせずセットを作り上げなくてはなりませんでした。
SP100車両はまだまだ少ないのでセットの参考を聞く事の出来る方もいませんでしたしね。
自分でやるしかなかった。
さらに、エンジンのパッケージは毎回変わり、マフラーひとつ取ってもノーマルマフラーから始まり、色々と仕様が変わり、都度パワーも乗り味も変わる状況。
エンジンが走るようになったのか、どうなのか。
具体的にどうよくなっているのか。
などを理解しないと、N-PLAN社長にフィードバック出来なくなってしまうので、乗せてもらっている意味がなくなってしまう。。。
とわ言っても、レースはしっかり走りたいからサス感じていかないとみたいな。
そうなると、自分の感覚を信じて、やっていくしかない。
だから、ありえないぐらいリアの車高を上げたり下げたり、フロントフォークの油面をガンガン上げたり、シートの角度や座面の広さまで気にしました。
そこから、ここまでやればこうなるんだな。ってデータを身をもって感じる事が出来ました。
タイヤの空気圧もはじめて気にしました。
今までは固定で、サスセットだけでしたからね。
すると、本当に徐々に徐々に、自分の走りができるようになってきたわけです。
そんな感じで、まだまだ乗り手のレベルは足りませんが、レベルアップしたというのは確かだと思っています。
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