Bassy♪(* ̄ー ̄)vつらつら日記

福岡在住のbassy_1484が
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大阪2幼児遺棄事件について

2010年08月06日 | 日記

2児放置し、海・クラブ… 容疑の母親がネット上に日記 asahi.com
2010年8月2日17時1分 http://www.asahi.com/national/update/0802/OSK201008020077.html
母親の下村早苗容疑者(23)=死体遺棄容疑で逮捕=が、子どもを置き去りにしたとされる6月下旬以降、海水浴に行ったり、酒を飲んで踊る「クラブ」で遊んだりしていたことが、知人らへの取材でわかった。ネット上の会員制サイトに友達らと遊ぶ様子の写真を100枚以上掲載していた。
下村容疑者は府警の調べに「6月下旬、部屋のドアを粘着テープで固定し、2児を閉じこめたまま家を出た」と供述している。ほぼ同時期の6月29日夜~30日未明、サッカーW杯日本代表のユニホームを着てパラグアイ戦をテレビ放映する店を訪れた様子や、南アフリカ大会で話題になったブブゼラを持つ姿などの写真約20枚も投稿していた。
「夏は遊ぶぞ」「ジェット(スキー)いこね」。7月19日の日記には神戸の須磨海岸を訪れたことを「今年初海なう~」と報告し、友人たちとはしゃぐ姿を掲載していた。
(一部抜粋)
 
ゴミまみれ、ドア固定され水も飲めず… 大阪2児遺棄 asahi.com
2010年8月3日 http://www.asahi.com/edu/news/OSK201008020196.html
2人は遺体発見時、コンビニ弁当の容器などのゴミが積み上がった6畳の居間のわずかな空間に倒れていたことが、大阪府警への取材でわかった。玄関に通じる居間のドアは粘着テープで固定され、台所やトイレにも行けない状態だったとみられる。
遺体が発見された7月30日、2児は1畳に満たない空間に寄り添うように倒れていた。ベランダの窓が数センチ開いていたが、ゴミをかき分けなければたどり着くのも困難な状態。ベランダもゴミで埋まっていた。
下村容疑者は6月下旬にマンションを出た際、ドアに粘着テープを張って開かないようにしたと供述している。遺体発見時、冷蔵庫に食料はなかった。台所やトイレは固定されたドアの外側にあり、水すら飲めない状態で、遺体には排泄(はいせつ)物が付着していた。
2児の遺体は裸で見つかり、室内は電灯やエアコンがついていなかった。下村容疑者が置き去りにしたとされる6月下旬以降は高温となり、暑くて服を脱いだ可能性がある。
(一部抜粋)
 
冷蔵庫内に姉弟の手の跡 涼しさと食べ物求め… 2幼児遺棄 産経新聞
8月4日8時37分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100804-00000521-san-soci
大阪市西区のワンルームマンションで幼い姉弟2人が母親に居室に閉じ込められ、遺体で見つかった虐待事件で、空っぽの冷蔵庫の扉に子供たちが触ったような跡が残っていたことが3日、捜査関係者への取材で分かった。冷蔵庫が単身者向けの小さなタイプだったことも判明。大阪府警は、姉弟が食べ物を探したり、部屋の冷房が効かないため涼しさを求めたりしたのではないかとみている。
(一部抜粋)
 
室内だけでなく玄関ドアにも細工 殺人容疑で母再逮捕へ 2幼児遺棄 産経新聞
8月4日7時55分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100804-00000515-san-soci
大阪市西区のワンルームマンションで幼い姉弟2人が母親に閉じこめられ、遺体で見つかった虐待事件で、大阪府警に死体遺棄容疑で逮捕された下村早苗容疑者(23)が、2人が脱出できないよう居室の室内ドアだけでなく、玄関ドアにも細工した疑いがあることが3日、捜査関係者への取材で分かった。姉弟が二重に閉じこめられた状況などから、府警は、下村容疑者に未必の殺意があったと判断、自力で生きていけない小さな子供を置き去りにした不作為による殺人容疑での再逮捕に向け、詰めの捜査を急ぐ。
(一部抜粋)
 
 
この事件は、これまでの幼児・児童に関する事件の中でも、かなりヒドイ。

ようやく受け答えのできる程度の3歳児、
そしてやっと歩いてまわれるくらいの1歳児を、
その実母がよくもここまで惨いことができたものだ。

 
「臭い物には蓋」で、
自分がマンションから遠く離れた
子どもたちの姿が見えない、声が聞こえない場所に移ってしまえば
死ぬと判っていても
こうも無残な状態のまま放置できるものなのか。
 
この子たちの父親に
「あんたは何故、こんなになるまで放っておけたんだ?」と聞いても
「離婚したら関係ない」と言って逆ギレするのだろう。
 
締め切られた暑い部屋の中で
食べるものも、飲むものもなく
大好きなママの姿もない
パパが助けに来るわけでもない
ただただ閉じ込められたまま
不安に怯え、泣きながら死んでいった
この子どもたちのことを思うと
いたたまれない…
 
自分以外の命に対する希薄さ
 
他人に対してだけではなく、
 
わが子に対しても同じ様に
軽く、本当に軽くしか感じない
そういう輩が
とうとう人目に触れるほどに増えてきたということか。
 
殺された子どもたち当人にしてみれば、
同じ育児放棄されるのなら
施設に預けられるとか、他の方法で放置された方がマシだのではないか。
 
せめて、部屋の扉くらいは開けておいて欲しかっただろう。
 
 
ニュースでは「児童相談所の対応に…」云々かんぬんと言うが、
実際には、多くの通報に対応できる職員の数は限られており、
十分な対応ができない現状はこれまでに報道されているとおりだ。
 
そして、虐待の事案が多く発生すると考えられる夜間は、
基本的に職員の対応は難しく
住居への強制的な立ち入り調査も
よっぽどの確証がつかめていない限りできない。
 
批判の矛先を行政に向けるのは簡単だろうが、
それが何になるというのだろう。
 
児童相談所の職員の数を大幅に増やし、
時差出勤の導入で、夜間対応の充実を図るか?
 
対応する職員の絶対数が足りない現状を見ると
それも大事なことだろう。
 
ただ子を産んだというだけで
なった母親や父親は
法律上、親権を有するというだけで
本当の「母親」や「父親」となっているかは別の問題だ。
 
この事件は、当然、氷山の一角で
このように大々的に報道される事案に至らないまでも、

・育児放棄しているが、たまたま子どもが死ななかった
・食べ物だけは与えている
・食べ物など衣食住だけ整えているが、育児はしていない
・育児しているつもりだが、一般的には受け入れ難い内容だ 等々

その家庭に生まれてきたが故に
愛情を注がれることのない子どもは
想像をはるかに超えるほど
恐らくは、いるのだろう。

そして、これから先も…



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1 コメント

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冥福を祈る他ない (bassy_1484)
2010-08-06 23:16:35
このような事件が報じられるたびに、「自分は大丈夫なのか?」と自らの襟を正すこと以外に、どうすることもできないのか?と思ってしまいます。
でも、現実にはそれ以外にどうすることもできず、記事を食い入るように見るしかありません。
不遇の死を遂げた小さな命に対して、ただただ冥福を祈るばかりです。
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