バリ記 

英語関係の執筆の合間に「バリ滞在記」を掲載。今は「英語指導のコツ」が終了し、合間に「バリ島滞在記」を連載。

バリ記22 中国系インドネシア人

2020-01-03 11:35:17 | バリ記
2000年4月19日
中国系インドネシア人


 中国人全部を批判するわけではないが、幾人かのバリで小さな商売をしている中国系インドネシア人たちのマネージメント方式に共通点がある。

一 こまめな秘密主義
 仕入先などは絶対秘密にする。
二 バリ人をバカにしている
  いっしょに仕事をしていくという意識がなく、バリ人を心の底から 「仕事が出来ない人」「安く使える人」と思っているような感じが伝わってくる。
三 家族、親戚など血縁の関係を重んじる
  自分以外なら、親、兄弟姉妹、その妻、または 
夫。バリ人は店の見張り番ぐらいにしてもよい   

 と考えていると感じられる。
 一+二+三 がインドネシア人に蓄積してゆけば、それらの感情は、何かチャンスがあれば爆発するのは当然だろうと思われる。ジャカルタでの暴動で、中国系インドネシア人が狙われたのは、わかるような気がするのだ。
これら幾つかの中国系の店の店員に失礼ながら給料を聞いてみると、インドネシア労働法で定められた最低賃金十八万ルピア(二千六百円くらい)ということだ。この不満が一番おおきいのだが、承知して仕事している以上文句は言えない、と言ったところだ。
 上記の中国系インドネシア人とは違う思いなり、方針なりを持っている中国系インドネシア人に出会ったら、不公平にならないよう、ここで紹介したい。



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