今回の滞在は約1か月。
友人が最後の4日間香港に遊びに来ましたので一緒に過ごし
ましたが、一人で中国の深センにいた時もずいぶんとハプニングが
ございました。
今日は最終日!
さすがに何も起こらないでしょう!香港で最終日を楽しみましょう!
な~んてね。
何にもないはずがないだろう。
ハプニングの神様は私たちのことを見捨てたりはしません。
早朝6時半。
ジリリリリリリリリリリーーーーーーーーー!!!
けたたましい非常ベル音で飛び起きました。
目覚まし時計じゃないですよ、非常ベル音です。
私たちホテルの22階の部屋で爆睡中だったんですけど、
漫画の1シーンみたいに飛び起きました。
一瞬、状況を考えます。
ベルが鳴っている・・・。
これは非常ベルというヤツよね・・・。
なんですってーーー非常ベルーー!!!!
まずは煙などが確認できるか窓の外を見ます!
でも窓開かないし、全然見えません!
ニオイは!?
ニオイはしない!!!
ああああ~~~~、ここ22階なんですけど!
わたしノーブラなんですけど!
大事な荷物たくさんあるんですけど!
色んなことが頭をよぎります。
しかし、まずはきちんと事態を確認することが最優先です。
さくっとTシャツを着て、エレベーターのところに行きますが
先に来ていた韓国人の女の子がエレベータは動いていないと
言います。
いよいよ、まずいのか・・・と思いました。
しかし非常時はそもそもエレベーターは使わないようにと
習ってきました!さっと非常階段へ行き、
19階のフロントへ下りました。
他の宿泊客も数人上から下りて来ています。
緊迫した状況、心臓がバクバクしています。
フロントにつきましたが早朝ということもあり従業員は1名。
電話対応に追われているようです。
従業員、電話をしながら、不安顔の私たち宿泊客に向かって、
「あー、誤作動だからー!!」
割と簡単な回答。しかも北京語。
そこにいた宿泊客全員外国人なんですけど。
全員「え?」みたいな。
まあね、北京語だったのでかろうじてわかりましたけど、
広東語でベラベラ言われたらわかんないし、やっぱり海外での
こういうハプニングは恐ろしいです。
ひとまず安心して部屋に戻ったら再びジリリイリリリリーー!!!
恐怖がカムバック。
その後も止まったかと思うと再びジリリリリリーーーー!!!
そうこうしていると別の音が廊下から聞こえてきました。
『パーン、パン、パーン』
廊下を見に行くと非常灯が壊れたようで火花を出しながら
パーン、パーンと割れるような音を出しています。
非常ベルが誤作動でもここから火が出そうです!
恐ろしいのでフロントに言いに行きました。
しかし従業員は相変わらず電話対応に追われているようで
「誤作動だから」と繰り返すだけで取り合ってはくれません。
その間も非常ベルが鳴ったり止まったりしています。
なんて思っていたらエレベーターで中国の方がパジャマ姿で登場。
「なんなんだよー、寝れないじゃないかー!!!」
え?そこ?
うるさいってクレームつけにきたの?
しかもエレベーターで?
もうね、きょとんですよ。きょとん。
おおらか過ぎにもほどがあるでしょ。
私、Tシャツ前後ろ逆、しかも裏表逆に着るぐらい焦って
るんですけど。
・・・ああああ、そうか、私ってやつはまだ中国の
おおらかさ分かってなかった~。修業足りてなかった~!
1か月前、中国に来た時あんだけ心を揺らしてはいけないと
自分に言い聞かせてきたのに、非常ベルが鳴ったぐらいで
焦った自分が恥ずかしくなってきた~。
最終日に中国での生活に慣れたもんね~と天狗になっていた
私に神様が教えてくれたに違いないわ~。
そんな感じで何かを悟った非常ベル事件。
でもね、ハプニングの神様は私をまだ見捨てていなかった。
帰りの飛行機に搭乗しました。
1時間乗ったままの場所からまったく動きません。
説明では混雑しているので順番待ちのためらしいです。
ようやく滑走路に向けて動きだしたのですが、すぐに
機材トラブルのため機器のチェックが必要ということで
もと来たところに戻ります。
ええええ~~~~??
なんか壊れてんの~~~~?
結局2時間のディレイト。
私、上海でトランジットの時間2時間半しかないんですけど。
ひょっとしたら間に合わない可能性があるので、機内で
CAさんに上海でどうしたら良いか尋ねました。
すると笑顔で「地上係員に連絡しておりますのでご案内しますよ」とのこと。
ちょっぴり安心。
さあ、上海に到着しました。
乗り継ぎの飛行機出発まであと30分です。
すでに搭乗開始している時間です。
でも飛行機は来た時同様村はずれの駐機場。
バスがお迎えに来る所ですよ。
で、下りる時にCAに再度乗り継ぎ時間が迫ってることを
伝えると、「あの係員にまず話して!」と言われ、
「とにかくあの一番最初のあのバスに乗って!」と言われます。
階段を下りたところで係員にボーディングカードを見せると
「あ、間に合わないかも。とにかくバスに乗って」という回答。
いざ建物に到着するとなぜかバスの扉が開かない。
何を待っているのかと思いきや、パイロットやCAが乗った
バスが私たちの前に止まり先に下車。彼女たち携帯いじったり
談笑したり楽しそうです。
え?まさかの彼女たちの下車待ち?
みたいなまさかのシチュエーション。
私、少々怒ってまいりました。
バスを下車してすぐそこにいた1階の地上係員に話をします。
「2階に行って」としか言われません。
2階に行きます。「あっちで聞いて!」
あっちに行くと、「向こうに行って!」
むこうに行くと最初に聞いた人を指さして「あの人に聞いて!」
え~~~~~、もうさあああ、トンチ要らないしー。
とうとう怒り爆発。
「なんだよー!私はいったいどこにいけばいいのよー!!!案内しろー!!!」
あまりに私が大声で吠えたので係員がようやく案内してくれました。
そこには時間が迫った乗り継ぎ客数人がうろうろしています。
ほとんどが日本のどこかに乗り継ぎする日本人客です。
しかし、私は自分が一番大事。何がなんでも飛行機に乗る!
中国語がわからない人はおいていかれる。
中国語が分からなくても一歩前へ出れる人でないとおいていかれる。
それが中国。
係員の案内で他の数人ととにかく走る走る走る。
・・・・走る?
あれ?私、走ってるーーーー!!!
かれこれ5年になりますか、私は走ることを忘れた動物です。
その私が走っております。
「クララが立った~!!」
レベルの感動です。
もうね、私、走れます。たぶん。
みなさん、ご安心ください。
てな具合でゲートまで走ったわけですよ、とにかく走った。
でもゲートは閉まっています!
ああああ~、間に合わなかったか!???
上がる息を抑えながら係員にボーディングカードを見せます。
もう無理か?もう入れてくれないのか?
すがるような目で訴えようとした瞬間、
「まだ搭乗開始されてませんけど。」
え?
まだ?
ちょっとーーーー!
あんたたちちょっとは連携しなさいよーーー!
どんだけ急いだと思ってるのよーーーーー!!
ちょっとぐらい文明の利器使ったらいいじゃないのよーー!!
無線とかさ、あるでしょうよーーー!!!!
ああああああ、また心を揺らしてしまった。
神様から私試されてる、まだ試されてる。
朝から乗り継ぎのハプニングまで今日はちょっとヘビーでした。
でも、心の修業が出来ました。私もまだまだだということを
気付かされて福岡に夜9時半に到着しました。
私だけ。
荷物は?
私の荷物はーーーー!!!!????
ハプニングの神様、もう結構です・・・。
さすがの私も疲れました。
友人が最後の4日間香港に遊びに来ましたので一緒に過ごし
ましたが、一人で中国の深センにいた時もずいぶんとハプニングが
ございました。
今日は最終日!
さすがに何も起こらないでしょう!香港で最終日を楽しみましょう!
な~んてね。
何にもないはずがないだろう。
ハプニングの神様は私たちのことを見捨てたりはしません。
早朝6時半。
ジリリリリリリリリリリーーーーーーーーー!!!
けたたましい非常ベル音で飛び起きました。
目覚まし時計じゃないですよ、非常ベル音です。
私たちホテルの22階の部屋で爆睡中だったんですけど、
漫画の1シーンみたいに飛び起きました。
一瞬、状況を考えます。
ベルが鳴っている・・・。
これは非常ベルというヤツよね・・・。
なんですってーーー非常ベルーー!!!!
まずは煙などが確認できるか窓の外を見ます!
でも窓開かないし、全然見えません!
ニオイは!?
ニオイはしない!!!
ああああ~~~~、ここ22階なんですけど!
わたしノーブラなんですけど!
大事な荷物たくさんあるんですけど!
色んなことが頭をよぎります。
しかし、まずはきちんと事態を確認することが最優先です。
さくっとTシャツを着て、エレベーターのところに行きますが
先に来ていた韓国人の女の子がエレベータは動いていないと
言います。
いよいよ、まずいのか・・・と思いました。
しかし非常時はそもそもエレベーターは使わないようにと
習ってきました!さっと非常階段へ行き、
19階のフロントへ下りました。
他の宿泊客も数人上から下りて来ています。
緊迫した状況、心臓がバクバクしています。
フロントにつきましたが早朝ということもあり従業員は1名。
電話対応に追われているようです。
従業員、電話をしながら、不安顔の私たち宿泊客に向かって、
「あー、誤作動だからー!!」
割と簡単な回答。しかも北京語。
そこにいた宿泊客全員外国人なんですけど。
全員「え?」みたいな。
まあね、北京語だったのでかろうじてわかりましたけど、
広東語でベラベラ言われたらわかんないし、やっぱり海外での
こういうハプニングは恐ろしいです。
ひとまず安心して部屋に戻ったら再びジリリイリリリリーー!!!
恐怖がカムバック。
その後も止まったかと思うと再びジリリリリリーーーー!!!
そうこうしていると別の音が廊下から聞こえてきました。
『パーン、パン、パーン』
廊下を見に行くと非常灯が壊れたようで火花を出しながら
パーン、パーンと割れるような音を出しています。
非常ベルが誤作動でもここから火が出そうです!
恐ろしいのでフロントに言いに行きました。
しかし従業員は相変わらず電話対応に追われているようで
「誤作動だから」と繰り返すだけで取り合ってはくれません。
その間も非常ベルが鳴ったり止まったりしています。
なんて思っていたらエレベーターで中国の方がパジャマ姿で登場。
「なんなんだよー、寝れないじゃないかー!!!」
え?そこ?
うるさいってクレームつけにきたの?
しかもエレベーターで?
もうね、きょとんですよ。きょとん。
おおらか過ぎにもほどがあるでしょ。
私、Tシャツ前後ろ逆、しかも裏表逆に着るぐらい焦って
るんですけど。
・・・ああああ、そうか、私ってやつはまだ中国の
おおらかさ分かってなかった~。修業足りてなかった~!
1か月前、中国に来た時あんだけ心を揺らしてはいけないと
自分に言い聞かせてきたのに、非常ベルが鳴ったぐらいで
焦った自分が恥ずかしくなってきた~。
最終日に中国での生活に慣れたもんね~と天狗になっていた
私に神様が教えてくれたに違いないわ~。
そんな感じで何かを悟った非常ベル事件。
でもね、ハプニングの神様は私をまだ見捨てていなかった。
帰りの飛行機に搭乗しました。
1時間乗ったままの場所からまったく動きません。
説明では混雑しているので順番待ちのためらしいです。
ようやく滑走路に向けて動きだしたのですが、すぐに
機材トラブルのため機器のチェックが必要ということで
もと来たところに戻ります。
ええええ~~~~??
なんか壊れてんの~~~~?
結局2時間のディレイト。
私、上海でトランジットの時間2時間半しかないんですけど。
ひょっとしたら間に合わない可能性があるので、機内で
CAさんに上海でどうしたら良いか尋ねました。
すると笑顔で「地上係員に連絡しておりますのでご案内しますよ」とのこと。
ちょっぴり安心。
さあ、上海に到着しました。
乗り継ぎの飛行機出発まであと30分です。
すでに搭乗開始している時間です。
でも飛行機は来た時同様村はずれの駐機場。
バスがお迎えに来る所ですよ。
で、下りる時にCAに再度乗り継ぎ時間が迫ってることを
伝えると、「あの係員にまず話して!」と言われ、
「とにかくあの一番最初のあのバスに乗って!」と言われます。
階段を下りたところで係員にボーディングカードを見せると
「あ、間に合わないかも。とにかくバスに乗って」という回答。
いざ建物に到着するとなぜかバスの扉が開かない。
何を待っているのかと思いきや、パイロットやCAが乗った
バスが私たちの前に止まり先に下車。彼女たち携帯いじったり
談笑したり楽しそうです。
え?まさかの彼女たちの下車待ち?
みたいなまさかのシチュエーション。
私、少々怒ってまいりました。
バスを下車してすぐそこにいた1階の地上係員に話をします。
「2階に行って」としか言われません。
2階に行きます。「あっちで聞いて!」
あっちに行くと、「向こうに行って!」
むこうに行くと最初に聞いた人を指さして「あの人に聞いて!」
え~~~~~、もうさあああ、トンチ要らないしー。
とうとう怒り爆発。
「なんだよー!私はいったいどこにいけばいいのよー!!!案内しろー!!!」
あまりに私が大声で吠えたので係員がようやく案内してくれました。
そこには時間が迫った乗り継ぎ客数人がうろうろしています。
ほとんどが日本のどこかに乗り継ぎする日本人客です。
しかし、私は自分が一番大事。何がなんでも飛行機に乗る!
中国語がわからない人はおいていかれる。
中国語が分からなくても一歩前へ出れる人でないとおいていかれる。
それが中国。
係員の案内で他の数人ととにかく走る走る走る。
・・・・走る?
あれ?私、走ってるーーーー!!!
かれこれ5年になりますか、私は走ることを忘れた動物です。
その私が走っております。
「クララが立った~!!」
レベルの感動です。
もうね、私、走れます。たぶん。
みなさん、ご安心ください。
てな具合でゲートまで走ったわけですよ、とにかく走った。
でもゲートは閉まっています!
ああああ~、間に合わなかったか!???
上がる息を抑えながら係員にボーディングカードを見せます。
もう無理か?もう入れてくれないのか?
すがるような目で訴えようとした瞬間、
「まだ搭乗開始されてませんけど。」
え?
まだ?
ちょっとーーーー!
あんたたちちょっとは連携しなさいよーーー!
どんだけ急いだと思ってるのよーーーーー!!
ちょっとぐらい文明の利器使ったらいいじゃないのよーー!!
無線とかさ、あるでしょうよーーー!!!!
ああああああ、また心を揺らしてしまった。
神様から私試されてる、まだ試されてる。
朝から乗り継ぎのハプニングまで今日はちょっとヘビーでした。
でも、心の修業が出来ました。私もまだまだだということを
気付かされて福岡に夜9時半に到着しました。
私だけ。
荷物は?
私の荷物はーーーー!!!!????
ハプニングの神様、もう結構です・・・。
さすがの私も疲れました。
私には強烈かつ、笑えました。ごめん。
中国では、自分からどんどん声出してアピールしていかないと、ダメなのねぇー。