さて、タンスで眠っていた着物を
取り出して、びっくりするのが
シミや汚れ!
しまうときには目立った汚れも
ないのでそのまま,たたんで
タトウ紙にいれて大事にしまって
いたのに(泣)
着物や長襦袢についてしまった
シミはどうすればよいでしょうか?
実は正絹の長襦袢にてんてんと
ついた茶やうす黒いシミはカビ
です。そして長く放置すればするほど
取れなくなってしまうのです。
長襦袢は特に汗を吸いやすいので
着た後のお手入れはとても重要に
なってきます
着物の場合は襟の折り返しにうっすらと
汚れが付きやすいです。
これはファンディーションや汗シミ、手あか
着物の襟から前身ごろは食べこぼしや
飲み物のシミ
着物の裾は泥はね、床すりなどの汚れ
着物は生きています(正絹の場合)
汚れが見えなくても長年放置すれば
劣化やカビで着れなくなることも多々
あります
いつか着るかもしれない着物を持ち続ける
にはやはり時々タンスから出して着てみる、
点検してみることが大事です
(昔は土用の晴れた日に着物の虫干しを
していました)
着物を着た後は必ずハンガーにかけて
湿気を飛ばしましょう!
長襦袢の襟、脇の下、背中など汗のかいた
部分には、霧吹きで水スプレーをして
乾いたタオルでたたいておくのも
おススメです。
レトロ着物はサイズが合わなかったり、
汚れがついていたりして、着るのを
ためらってしまいがちですが、アイデアと
工夫で楽しく着ることができますよ♪
例えば、着物の襟の汚れがどうしても
取れないときは着つけで襟幅を狭くして
汚れを中に織り込んでしまいましょう。
その代わりおしゃれな半襟をたっぷり
のぞかせてみる
長襦袢のシミがおちなかったら、
クリーニングだけしっかりして、
そのまま着てしまう((^^♪
レトロな着物は劣化している場合が
多いので、取扱は優しく、着付けを
するときはあまりひっぱったり、力を
入れ過ぎたりしないように注意
しましょう!
お手入れはあまり難しく思わないで
着た後のちょっとした心がけで
楽しく長く楽しみましょうね♪
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