3月になると袴をはいた女学生を
たくさん見かけるようになります
袴姿で卒業式はちょっとアカデミック
なところもあって女子学生のあこがれ
でもありますね
ところで和装になれていない現代人
にとって、着物姿のマナーも忘れがち
です。
袴は着物と違って裾がスカートのように
なっているので、歩きやすくてらくちん
ですが、ちょっとしたコツで着くずれ
しないできれいに着ることができます。
残念な着付けは袴がずるんと落ちてきて
襟元がぶかぶかにあいてどうしたらいいか
分からない状態になってしまいます
では、着くずれしないできれいに着るには
どうしたらよいでしょうか?
1、足元が草履かブーツで袴の長さが違い
ます
草履をはくときの袴の長さは足くるぶし
(足袋の上から足が見えるのは短すぎ)
ブーツは編み上げかロングブーツで袴
の長さを短めにするとかっこいい
2、袴からだす半幅帯は1~2センチ位で少
し見えるくらい(袴、着物と反対色の帯を
少しだすとおしゃれです
3、襟もとは普通の着物よりも合わせ方を
首に添わせてきちんと合わせます。
胸元が開きすぎるとだらしない着方に
なるので特に袴着付けでは注意しま
しょう
4、襟の抜き方は以前はほとんどぬか
なかったですが、今は多少抜き加
減の方が優しさがでてきれいです
5、袴の紐はしっかり結んで落ちてこ
ないようにします。
後ろにある背あて部分が帯の上
にしっかり乗っていることを確認
しましょう
6、最後に袖付けの部分を緩めて腕が
のばしやすくします。
卒業証書を頂くときの重要なポイ
ントになりますよ
このように袴の着付けには着くずれ
しないポイントがありますので、でき
ればプロの着付け師や袴の着付け
になれている方に着せてもらうのが
おススメです
ところで着付けをした後の気をつけたい
着くずれ防止策がありますので覚えてお
きましょう!
階段を上るとき、車に乗るとき、椅子に
座るとき必ず袴の横の広がっている部
分から手をいれて袴を少し持ち上げる
ようにして浮かせておきます
そうすることによって袴のずり落ちを
かなり防ぐ事ができます
また、階段を降りるときは必ず袴の前を
少し持ち上げるようにしましょう
ふんずけたり転んだりするのを防げます
トイレに行くときはスカートとほとんど
同じなので楽ですね
袴用の着物の袖は少し長め、または振袖
を着る場合もあるので袖が汚れないよう
に座るときは袖を折りたたむ、袖に手を
そえるなど意識してみましょう
卒業式なのでヘアスタイルもあまり華美に
ならない方が袴姿には似合います
袴は品よくすっきりときちんと着るのが
おススメです!
ブログをお読みいただきましてありがとうございます。
袴で気をつけることは確かに動画にしたら分かりやすいですね。
ちょっと考えてみます♪