「ラファエル前派」ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス(John William Waterhouse)の絵画集
ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス(1849年4月6日 - 1917年2月10日)は、イギリスの画家。
1849年、ウォーターハウスはローマに生まれたが、両親共にイギリス人の画家であります。
幼年期はイタリアで過ごし、5歳のときに、家族はロンドンに戻るが、その後すぐに母親を亡くなりました。
若かりし頃のウォーターハウスはずっと父アトリエを手伝いながら絵画を勉強し始めました。
1871年には英国王立芸術院に入学しました。
ウォーターハウスの初期の作品は、ローレンス・アルマ=タデマとフレデリック・レイトンに影響を受け、主に古典的なテーマでしました。
1880年代から神話や文学作品に登場する女性を題材にした絵画はほとんどです。その多くはラファエル前派のイメージの規範を受け継ぐものであります。
1888年から彼の傑作は、「シャロットの女」、「ヒュラスとニンフたち」、「オフィーリア」 など次々に生まれました。
シャロットの女 1888年
ヒュラスとニンフたち1896年
晩年に英国王立芸術院で教鞭を取り、1895年に英国王立芸術院の正会員となりました。
1917年2月10日ウォーターハウスは癌のために亡くなりました。
ウォーターハウスのロマン主義と象徴主義的な主題は謎めいた美しさと不気味な連想を楽しんでいるように思えます。