meicaが受験した高校について
meicaも私も何度か耳にしたことがある話なのですが…。
推薦入試で
「内申点も実力も申し分ない子が不合格になる」という現象が毎年起こるそうです
その子は一般入試でも合格できる力があるので、
推薦入試では合格ラインギリギリの子を優先して合格させるという噂
この噂がホンマやったら大問題やろ
各塾の先生方が子どもたちに話をしているそうです
合格の基準ってなに?
生徒募集要項によると、
「合格者の決定は、
令和 2 年度兵庫県公立高等学校入学者選抜要綱による」と記載されていました
兵庫県教育委員会のホームページを見ると、
令和 2 年度兵庫県公立高等学校入学者選抜要綱が公開されています
推薦入試に関する個所を抜粋すると、
各高等学校の入学者選抜実施本部には、合否判定委員会を設ける
合否判定委員会には、次の作業グループを設ける
・書類審査グループ
・面接グループ
・小論文・適性検査等審査グループ
合否判定委員会は、
面接、適性検査及び小論文(作文)(実施した場合のみ)の結果と
推薦書、調査書等を総合して合否の判定を行う
その方法は、次のとおりとする
(1) 適性検査の結果と調査書の学習の記録とを同等にみて、判定資料(A)を作成する
(2) 調査書の学習の記録以外の諸記録と推薦書、面接並びに小論文(作文)の結果とを
総合して、判定資料(B)を作成する
(3) 判定資料(A)と(B)とを総合して合否を判定する
書類審査グループの任務は、次のとおりとする
(1) 推薦書、調査書等、中学校長から提出された書類の記載事項を厳正に審査し、
次の判定資料を作成する。この場合、審査の公平厳正を期するため、
1書類につき3名以上が審査に当たる
ア 調査書の学習の記録に基づく判定資料
イ 調査書の学習の記録以外の諸記録と推薦書に基づく判定資料
(2) (1)によって作成した判定資料を合否判定委員会に報告する
面接グループの任務は、次のとおりとする
(1) 審査の公平厳正を期するため、2名以上が面接に当たり、
その結果に基づいて判定資料を作成する
(2) (1)によって作成した判定資料を合否判定委員会に報告する
小論文・適性検査等審査グループの任務は、次のとおりとする
(1) 適性検査の結果に基づいて判定資料を作成する
小論文(作文)を課した高等学校にあっては、その結果に基づいて判定資料を作成する
この場合、審査の公平厳正を期するため、各検査につき3名以上が採点に当たる
以上のように公平な判断をするため、細かく厳しく規定されているので、
合格を操作することはできないですよね。
私も兵庫県の公立高校を受験しましたが、
「公立高等学校入学者選抜要綱」があることを知らなかったので、
とても勉強になりました
また、
「公立高等学校入学者選抜要綱(様式集)」も公開されていて、
入学願書、受験票、調査書、推薦書、面接調査票など
どんなものなのか見ることができます
推薦書や調査書は中学校から高校に直接提出され、
私たちは見ることができないので、
どんな項目があるのか知ることができました
受験生になったら学校からの情報提供を待つだけでなく、
時々教育委員会のHPをチェックするのはおススメです
※公立高校を目指す方だけ
話を戻しまして。
学習塾の先生方、
推測で子どもたちに話をするのはやめてくださいね
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