
べびたんらぁは、うっとりと神様を眺めていました。
せやけど、いつまでも・・・という訳にはいかんもんです。
べびたんらぁは、神様の海を後にしました。
べびたんは、後ろ髪を引かれたのを覚えています。
この後、お決まりのコースを巡って・・・またお船に乗る、いうお話です。
せやけど、展望台や海のお話やありません。
ぶぅぶぅのお話です。
ぶぅぶぅが転んだんです。
ぶぅぶぅは、よう、転びます。
ブログをアップした今日も、実は、転びました。
久高島での、『ぶぅぶぅ転倒事件』。
その全貌をお伝えしましょう。
展望台への道は、草が育っていました。
道が細くなっています。
珍しく、みぃみぃが先に行きました。
これが・・・不幸の始まりでした。
みぃみぃが展望台に到着しても・・・。
ぶぅぶぅは、来ません。
『道が狭い』、『自転車でバランスを取るのが難しい』
そして、『ぶぅぶぅは、バランスが・・・・悪い・・・。』
みぃみぃの予感は当たっていました。
引き返してみると・・・・。
ぶぅぶぅの自転車は倒れています。
そして、ぶぅぶぅは、大層不機嫌です。
みぃみぃは、そばに行きました。
ぶぅぶぅは、『べびぃら連れてるからや!』
・・・・・べびたんらぁは、悲しくなりました。
転倒の理由は、べびたんらぁ・・・です。
べびたんらぁは、二手に分かれていました。
みぃみぃが、四人、ぶぅぶぅが四人。
せやけど、ぶぅぶぅには、更に大きなカメラがあったのです。
怒るぶぅぶぅの手ぇから、みぃみぃは、べびたんらぁを奪い取りました。
さっきまでぶぅぶぅのことを心配していたみぃみぃ。
今度は、ぶぅぶぅに腹を立てました。
転んだ理由をべびたんらぁのせいにしたからです。
みぃみぃは、怒りに震えました。
べびたんらぁをみぃみぃ一人で運ぶ決意をしたようです。
展望台でも、雰囲気が悪くなりました。
べびたんらから離れ、一人になるぶぅぶぅにみぃみぃが近づきます。
べびたんには、わかりました。
『もう、べびぃらぁを連れて来ぉへん』
ぶぅぶぅの声が聞こえました。
べびたんとみぃみぃは繋がっているのです。
みぃみぃは、言い返しています。
『そう。じゃ、今回が、沖縄旅行最後やね。』
みぃみぃは、べびぃらと一緒じゃないと旅行には行かない、と頑張っています。
展望台から、船着場まで、みぃみぃが全員を運びました。
べびたんは、カゴの中から、海を見ました。
小さい子ぉらは、カゴから出ました。
みんな疲れ気味です。
べびたんの目ぇが、ウルウルしました。
海も歪んで見えました。
『もう、見納めかも知れん。』
べびたんは、よう、見ておこうと心に決めたのでした。
☆べびぃ☆
☆後記☆
久高島を離れ、車へ乗り込んだとき、
みぃみぃは、こう言いました。
『あんたらぁ、ぶぅぶぅにお礼言うんやで。
あんたらのせいで、ぶぅぶぅ大変やって転んでんから。
ぶぅぶぅのバランスが悪いから転んだんちゃうねんでぇ~。』
べびたんらぁのせいにしたぶぅぶぅ。
ちょっと恥ずかしそうに笑ったのでした。