●カスハラ対策について準備する企業が増加
皆さん、こんにちは。人材開発アドバイザーの梅沢佳裕です。
昨今、注目をあびている「ハラスメント」ですが、12月26日に厚生労働省が、企業に対してカスタマーハラスメントに関して対策を講じることを義務付ける方針を固めました。
カスハラは、いまや社会問題となっており、顧客と接する業務に就いている方は、精神面でも深刻な影響を受けかねない大問題でもあります。
厚労省が、企業に対策を義務づけた具体的な内容としては、企業の方針を明確し社員や職員への周知・啓発を行うこと、さらに労働者からの相談に応じて適切に対応するための相談窓口などの体制の整備を講じることをあげています。
これまでは、お客様に対する接遇の一環としての考え方などから、怒鳴る、脅すなどの行為を目の当たりにしたとしても、不用意にはそれに対する制止、抑制などの対応ができず、我慢を強いられてきた社員・職員も多数おられたことと思います。
これらの国の動きにより、牛丼チェーンの吉野家や日本航空(JAL)などの大手企業もマニュアルにカスハラ対策を明記・周知したことを公表しています。
さて、皆さまの職場では、対策は進んでおりますでしょうか?
【カテゴリ】ハラスメント関連
【出典元データ】NHK NEWS WEB