4年前の9月の晴れた日に
大きな声のおばさんが猫をもらいにやって来て
私たち、少し大きくなってしまった猫が入っているケージの前にきました
その時私は動物愛護センターにいたから
人間がきてくれてとても嬉しかったのです
もしかしたら
飼い猫さんになれるかも知れない〜〜
ケージの中には友達があと2人いて
のんきに昼寝をしてるから
みんな〜起きて〜〜
人間が来たよー
ここから出られるかもしれないよ!
起きて顔みてもらおうよーー
一生懸命みんなの肩を叩いたり
顔をなめたりして起こしてまわり
いっぱいニャーニャー言ったのに
みんなったら昼寝が大好きすぎて………(( _ _ ))..zzzZZ
声の大きいおばさんは
「この小猫は自分だけ助かろうとしないでみんなを起こし回って立派だね〜」
そう言って私をおばさんちに連れて行ってくれました
嬉しかったニャー
おばさんちには
先輩猫のおじさんがいました
先輩猫のおじさんは私のお父ちゃんになってくれました
声の大きいおばさんはおばあちゃんになってくれました!
幸せな日々が続き幸せでした
そろそろ5年になるのですが
チビ子は月に帰る日がきてしまいました(かぐや姫みたいだニャー)
5月2日
お父ちゃんに頭をなめてもらって
おばあちゃんに背中をさすってもらって
最期の深呼吸をして
ゆっくりと月にかえりました
チビ子
チビ子
と
たくさん名前を呼んでもらって嬉しかったです
みなさんどうもありがとうございました
お父ちゃん可愛がってくれてありがとうございました
おばあちゃんいっぱい祈ってくれてありがとうございました
お父ちゃんが元気で長生きできますように
みんなの幸せと笑顔を高い空の上からいつでも応援しています
チビ子