俳優なら誰でも１度や２度は本番中（舞台、映像）に失敗をやらかしたことがあるはず。
自慢ではないがワタシの場合、群を抜いて多いかもしれない
笑。
笑。ということで、少しづつ書いてみることにした。
＊第一弾は、電飾で失敗した件！
Mr.SLIM COMPANYというロックミュージカルの劇団でステージに立っていた頃の話。
当時、日本の音楽シーンではジュリー（沢田研二）が次々とヒットを飛ばしていて、その中に電飾の付いた派手な衣装を着て歌う「TOKIO」という曲があった。
それにヒントを得て、ある公演（イベントだったかも）で美術のスタッフに頼み込んで、衣装に電飾を付けてもらったことがある。
場所はどこだったかハッキリ覚えていないが、かなり大きな劇場だったと記憶している。
さて本番。ワタシのソロ（たしかUSAという曲）♫
軽快なR&Rのイントロ♪に乗って、さっそうと舞台袖から飛び出した。
と、そこまではよかったのだが、小走りでステージのセンターマイクの前まで行くと･･･。
あれっ！？ 点滅するはずの電飾が点いてない！！
舞台の下手袖まで引っ張っていた電飾の電源コードが、ソケットから抜けていたのだ。しかも袖にはスタッフがいない。
おそらく、お客さんには「身体に豆電球をたくさんくっ付けた変な奴が一生懸命歌っている」と見えたんだろうな。
曲のラストになって、ようやく電飾が点くと、客席から笑いが起きたのを今でも覚えている･･･(^^;;
※画像はイメージです。
