ben's camera note

写真日記

ため息

2009-09-04 | 写真
今日の昼飯中。
カーラジオからはラジオショッピングが流れていました。
商品はコンパクトデジタルカメラ。
商品のウリの一つは「笑顔認識機能」。
この機能、もう当たり前のようになっています。
すごいなと思いますが、僕的には特にいらない機能だな~とは思っていました。
開発者の方には申し訳ないのですが。

ところで、今日の昼飯は、最近はまっているカレーチャーハンにふと冷蔵庫で発見した高菜を加えたその名も「高菜カレーチャーハン」(そのままやんけ~!)
これが美味かった!

高菜カレーチャーハンのせいではないけどこの「笑顔認識機能」なんなんでしょうと急に思ってしまいました。
この機能があれば笑顔写真が誰でも簡単に撮れると錯覚してしまいそうですが。
実際は人が笑顔かどうかを認識するのは難しくなくて、笑ってるかどうかは普通誰でもわかります。泣いたような顔で笑う人や、竹中直人さんのように笑いながら怒る人もまれに見かけますが(笑)
難しいのはカメラの前で自然な笑顔を作らせることです。「笑顔写真」を撮りたいのであれば。

どうせなら「笑わせ機能」がほしいところです。
シャッターボタン半押しで人を認識、同時にカメラのスピーカーから気のきいた一発ギャグを炸裂させるとか(笑)
一番気になったのは、人が楽しい顔をしているかそうでないかの判断まで機械にさせるってそれでいいのということです。

わが子を撮る時、赤ちゃんだったらカメラ構えてあやしながら「笑え、笑え」と念じてその瞬間にシャッターを押す。ブレブレ写真かもしれないし、半目の変な写真ができるかもしれません。指先に神経を集中して汗だくです。
でも、この気持ちが大事なのでは。
入学式の正門前の記念撮影、結局笑ってくれなくて仕方なくふてくされた顔を撮る。
ふてくされ顔、これもいい思い出です。

露出やピントや夜景モード、人認識。。。。
これらの自動機能は簡単に綺麗に失敗なく写真が撮れる機能として良しとしても、この「笑顔認識」はどうもなじめません。
僕には本当の「写真」の楽しみを奪ってしまう怖い機能に思えます。

笑顔認識機能は脳みその仕事です!


うーん、なんでいまさら急にこんなことを思ってしまったのか。
高菜カレーチャーハン恐るべし!

さ、仕事仕事!




Leica M4 US Ektar 50mm f3.5

「はい、笑顔認識モードだからカメラに向って笑って~! 違う違う!ちゃんと目を開けて、歯を見せて、口角を上げて、目尻を下げる~!」
子供たちはカメラではなく、カメラを構えてるお母さんに笑いかけたいのに。。。

何か赤あげて、白さげて、赤下げないで、、、、みたい(笑)
こんなことになるのかな~。

そして、僕が撮ったこの写真、後姿の子供たちは笑顔かな?
これを認識できるようなカメラができたら降参します。

は~。。。(ため息)

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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>でぱいゆさん (ben)
2009-09-05 09:56:33
なんだか大人撮り~な感じですね~
マシンガンのように連写して後でいいのを選ぶというのは好きなやり方ではないですが、カメラの笑わせ機能と割り切ればアリですね(笑)
返信する
カメラで笑わせる方法 (でぱいゆ)
2009-09-04 23:47:50
デジタル一眼レフカメラの場合、連写しまくるとよいです。
カメラの前で、緊張し続けることは難しいのでしょう。
ひたすら連写しつづけると「どんだけぇ~」と、つい笑ってしまうようです。
返信する

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