いや~すごい!
黙っていようと思ったのですが、ちょっと感動したのでここに書きます。
僕のM3、先日グッタペルカが欠けているのに気づきました。
直径二ミリ位の穴がぽこっと開いた状態。
写真には影響ないしまあいいかと思ってしばらくそのまま使っていたある日。
目を凝らしてよく見ると、その穴から縦に1㎝くらいクラックが走っていることに気づきました。もっとよく見ると、グッタペルカがボディから少し浮いているではないですか。指で押さえると動きます。
コリャまずいかも。
使っているうちにパリッ!と周辺が逝ってしまうのではないか。。。
早速いつもお世話になっている広島光学さんに相談。
「それはいずれ周りも逝ってしまうので、今のうちに治した方がいいですよ」
※ライカの張り革のグッタペルカはご存知のとおり革ではありません。
大雑把に言うと木の樹脂を乾燥させたものらしいのですが、年月とともに硬化してガラス状になってしまいます。
このグッタペルカと接着剤の経年変化でボディとの間に「浮き」ができて、使っているうちに指で押さえたりするとパリッ!と逝ってしまうのです。
M5までだったですかね、このグッタペルカを使っているのは。
広島光学へ持ち込んだ翌日、修理ができたとの連絡を受けて引き取りに行きました。
で、見てみてビックリ!
あれっ!
どこに穴があったのかわからない!
眼鏡をはずして(最近近くを見るときにやってしまうしぐさ(涙))、近くで目を凝らしてみても全然わからない。
どこに穴開いていたかわかるんですか?と治した本人に尋ねてみても
ニヤっと笑うだけ。
この場合の通常の修理はどうやっているか知りませんが、恐らく穴に硬化ゴムかなにか埋め込むのでしょう。ちょっとボコっとした感じになりますが。それでダメなら既成の新しい革(合成皮革?)に張替えでしょうか。
僕のM3の今回の修理はこうです。
広島光学でストックしているホンモノのグッタペルカの大小の破片の中から、欠落部分に合うものを探してピンセットで丁寧に付けていくというやり方です。グッタペルカの凸凹もピタッと合うように。
とーっても細かい作業です。
まあ、撮影に影響ある部分ではないのでそこまでしなくてもと思うのですが、まあ、ここはオリジナルでということでそのような細かいことを。
そういう修理をするよとは聞いてはいたのですが、、、
実際に治ったモノを見て、ホントにどこに穴があったのか全然わからないのにはビックリしてしまいました。
セルフタイマーレバーとボディ左の端との中間あたりにあった直径二ミリ位の穴でしたがわかるでしょうか。。。
とまあ、それだけの話なんですけどね(笑)
毎回のことですが、どんな修理でも治って帰ってくると何かとても嬉しい気持ちになりますね。
久々にちょっと感激だったので思わず紹介してしまいました~♪
ライカならまだまだ当分いくらでも修理してくれそうですね。愛用していく事が出来る
条件は、いくらでも修理・点検さえすればいつでも新品に近い状態にする事が出来ると
いう安心感あってのことですよね。新しくなると凄く気持ち良くて、また大事に使って
あげようという気持が強くなりますね。
すんばらしい!
朝は偶然じゃったね。
キヨからのメールでブログのアドレスがあったけぇ見とったよ。
写真が趣味とは聞いとったけど写真展するくらいなんはすごいね。プロ並みじゃ~。
ライカですか、ドイツ製だったっけぇ?カッコイイですね。
今度いろいろ教えてください。
そして是非Q太郎をカッコよく撮ってやってください。
お盆に東京行ったときに、状態のよいM3のファインダーをのぞいてしまい、自分のがえらくひどい状態であることがわかってしまいました。
Sumicronが山崎光学研究所から戻ってきてません。その間に広島光学にM3を持っていってみようと思います。
最近の電気のはいったものと違って信頼性はバツグンですね。
でも、M6以前くらいになるとオリジナルを保つと言うことではさすがに厳しい状況にきているみたいですね。ファインダーやら巻き上げやら。
今のうちに大事にガンガンそして長く使っていきたいですね。
ほんとにわからないんですよ。
グッタペルカの感触って好きなので、できるだけながくこのまま使いたいですね。
年をとってからの再会と言うのがここのところよくあるんよ。
でも、逆に今まで会ってないというのもね。
メチャ近いのにね~。
また会いましょう!
モノクロモードで窓辺のQ太郎なんて絵になりそうじゃね~。
レースのカーテン越しの柔らかい光で物思いにふけってる感じの。。。
既に浮いているのは早めに行ったほうがいいですよ~。
ファインダーも見てもらうといいですね。
そのときは破片があったので、それを修理屋さんに持っていきくっつけて頂きました。
それにしても
すばらしいしあがりですね。
でも、僕自身もカメラを完全に道具として、傷とか革のはがれとか気にしないで使えるようにいつかはなりたいなぁ、と考えたりします(笑)
そうですね。破片があると話は早かったのですけどね~。
傷等を気にせずに使いたい。。。
確かに写真を撮る道具なのでそうなのですが。でも、これはその人の性格(モノ使いが荒いとか)にもよるので、そうあるべきとがんばらなくていいのではとも思いますよ~。
安くないですしね(笑)
一見荒っぽい使い方がカッコイイようにも感じますが。
僕は僕なりに、ある程度は丁寧にそしてガンガン使っていくことにしてます!