僕の初めてのロシアカメラ、FED5。
先日、暗室仲間のコンドウサトミさんからいただきました。
ロシアカメラはいろんな意味で危険な世界なので、なるべく近寄らないようにしていたのですが、ついに突然に出会ってしまいました。
で、これが結構楽しいんです。
手渡された時の印象は、でかい、ゴテゴテしてる、ガタピシしてる、怪しい、、、でした。
しかし反面、あれ?でも機能はなかなか充実しているぞ、とも思いました。
レンジファインダー内臓だし、フォーカルプレンシャッターにLマウントだし、露出計ついてるしセルフタイマーついてるし。。。
そして使ってみると、、、これが何故かすごく楽しかったのです。
使う前に、マウント部がガタピシしていたのでレンズの裏のゆがみを矯正し、見えているネジがすべて緩んでいたので閉めてやると全体的に結構シャンとしました。
まず、フィルム装填時。
底の両端にあるつまみをおこして180度回転させると、ニコンFやS、ローライ35、オリンパスペンのように裏蓋が「ガボ!」と外れます。ここで、モルト使わずに遮光しているのか、ウーンこれはなんか楽しいぞ、と思いました。
そして、フォーカルプレンシャッターのシャッター幕確認。そうかレンズシャッターじゃないんだ、ホントに。これは高級機だぞ。(「フォーカルプレンシャッター機=高級機」というのが僕の頭の中ではできあがっているのです)
そして巻上げ。予備角度が90度位あって巻上げ角度は全体で270度くらいあります。そして、巻き上げた巻上げレバーは途中まで手で戻してやらないと元の位置に戻ってくれません。
シャッターの設定は一軸回転式って言うんですか?巻上げてセットしてシャッターを切るとクルっとまわるタイプのものです。これかわいいんですよね。
構えると、M型ライカのように丸みを帯びたボディは握りやすい形でいいのですが、各部のネジやセルフタイマーのレバーなどたくさんある突起物が手に当たって痛いです。
シャッター音は立派に布幕横走フォーカルプレンシャッターの音でわりと静か、、、ではないか(笑)。まあまあです。ただ、シャッターボタンの位置が巻き上げレバーの大きな軸の奥にあるので、普通にシャッターボタンを押そうと思ったら難しいです。これは慣れが必要ですね。人差し指を前からまわせば押せます。
ファインダーは視度調節機能があります。緑がかったファインダーは決して見やすいとはいえませんが、二重像のコントラストは十分でなかなかいい感じでした。パララックス自動修正機構は残念ながらありません。ファインダーの部分は安く作っているなという印象でした。
撮影はなかなかのコントラストの二重像と、いい加減そうなファインダーのおかげで何も考えず「感性で撮る!」という感じで軽快にカシャカシャいきました。革ケースをはずすとアイレットがないので、ノーストラップで腰につけたバッグに投げ込んで、とてもいいリズムで撮りました。リズムがいいからといって結果がいいとは限らないのですが、とりあえず楽しい撮影でした。
問題はここからでした。駆け足でカラーポジでの試写を終えて「カメラのサエダ」の前でフィルムを出そうとしました。ところが巻き戻しのRボタンが見当たりません。どこを探してもそれらしいものはなく「こりゃ、どうやって巻上げりゃええんや。。。」と数分悩んでいましたが、シャッターボタンの段々を発見し、「怪しい。。。。」と感じ押し込んでみると、やりました!ロック解除されました。(カメラ屋さんの前でロシアカメラに四苦八苦している僕はもっと怪しかったですが・・・)
そして、巻き戻しノブはこれもチョット苦労しましたが何とか発見し無事フィルムを出しました。
この一苦労は楽しかったですねえ。なかなか凝ったつくりですよ。
どうでしょう?
気づいてみると、僕が初めてのロシアカメラに触ってからフィルムを出すまでの様子を書いてしまいましたが何か楽しそうではないですか。。。やっぱり病気なんですね、僕は。
FED5、なかなか楽しませてくれました。
壊れても叩くと治ってしまいそうなそんな感じの頼もしいヤツです。
・・・ちょっとのぞいていってください。
・・・写真人気ブログランキング
*****************************************************************************************
(写真)
Panasonic DMC-LC20
DC VARIO-ELMARIT
レンズはインダスター61 53mm/f2.8
見ているうちに段々かっこいいと思えてきた。。。
立派な、でもなんかふにゃふにゃな革ケース(合皮かな?)もいただきました。
コンドウサトミさん、ありがとう!
とても楽しいです!
*****************************************************************************************
先日、暗室仲間のコンドウサトミさんからいただきました。
ロシアカメラはいろんな意味で危険な世界なので、なるべく近寄らないようにしていたのですが、ついに突然に出会ってしまいました。
で、これが結構楽しいんです。
手渡された時の印象は、でかい、ゴテゴテしてる、ガタピシしてる、怪しい、、、でした。
しかし反面、あれ?でも機能はなかなか充実しているぞ、とも思いました。
レンジファインダー内臓だし、フォーカルプレンシャッターにLマウントだし、露出計ついてるしセルフタイマーついてるし。。。
そして使ってみると、、、これが何故かすごく楽しかったのです。
使う前に、マウント部がガタピシしていたのでレンズの裏のゆがみを矯正し、見えているネジがすべて緩んでいたので閉めてやると全体的に結構シャンとしました。
まず、フィルム装填時。
底の両端にあるつまみをおこして180度回転させると、ニコンFやS、ローライ35、オリンパスペンのように裏蓋が「ガボ!」と外れます。ここで、モルト使わずに遮光しているのか、ウーンこれはなんか楽しいぞ、と思いました。
そして、フォーカルプレンシャッターのシャッター幕確認。そうかレンズシャッターじゃないんだ、ホントに。これは高級機だぞ。(「フォーカルプレンシャッター機=高級機」というのが僕の頭の中ではできあがっているのです)
そして巻上げ。予備角度が90度位あって巻上げ角度は全体で270度くらいあります。そして、巻き上げた巻上げレバーは途中まで手で戻してやらないと元の位置に戻ってくれません。
シャッターの設定は一軸回転式って言うんですか?巻上げてセットしてシャッターを切るとクルっとまわるタイプのものです。これかわいいんですよね。
構えると、M型ライカのように丸みを帯びたボディは握りやすい形でいいのですが、各部のネジやセルフタイマーのレバーなどたくさんある突起物が手に当たって痛いです。
シャッター音は立派に布幕横走フォーカルプレンシャッターの音でわりと静か、、、ではないか(笑)。まあまあです。ただ、シャッターボタンの位置が巻き上げレバーの大きな軸の奥にあるので、普通にシャッターボタンを押そうと思ったら難しいです。これは慣れが必要ですね。人差し指を前からまわせば押せます。
ファインダーは視度調節機能があります。緑がかったファインダーは決して見やすいとはいえませんが、二重像のコントラストは十分でなかなかいい感じでした。パララックス自動修正機構は残念ながらありません。ファインダーの部分は安く作っているなという印象でした。
撮影はなかなかのコントラストの二重像と、いい加減そうなファインダーのおかげで何も考えず「感性で撮る!」という感じで軽快にカシャカシャいきました。革ケースをはずすとアイレットがないので、ノーストラップで腰につけたバッグに投げ込んで、とてもいいリズムで撮りました。リズムがいいからといって結果がいいとは限らないのですが、とりあえず楽しい撮影でした。
問題はここからでした。駆け足でカラーポジでの試写を終えて「カメラのサエダ」の前でフィルムを出そうとしました。ところが巻き戻しのRボタンが見当たりません。どこを探してもそれらしいものはなく「こりゃ、どうやって巻上げりゃええんや。。。」と数分悩んでいましたが、シャッターボタンの段々を発見し、「怪しい。。。。」と感じ押し込んでみると、やりました!ロック解除されました。(カメラ屋さんの前でロシアカメラに四苦八苦している僕はもっと怪しかったですが・・・)
そして、巻き戻しノブはこれもチョット苦労しましたが何とか発見し無事フィルムを出しました。
この一苦労は楽しかったですねえ。なかなか凝ったつくりですよ。
どうでしょう?
気づいてみると、僕が初めてのロシアカメラに触ってからフィルムを出すまでの様子を書いてしまいましたが何か楽しそうではないですか。。。やっぱり病気なんですね、僕は。
FED5、なかなか楽しませてくれました。
壊れても叩くと治ってしまいそうなそんな感じの頼もしいヤツです。
・・・ちょっとのぞいていってください。
・・・写真人気ブログランキング
*****************************************************************************************
(写真)
Panasonic DMC-LC20
DC VARIO-ELMARIT
レンズはインダスター61 53mm/f2.8
見ているうちに段々かっこいいと思えてきた。。。
立派な、でもなんかふにゃふにゃな革ケース(合皮かな?)もいただきました。
コンドウサトミさん、ありがとう!
とても楽しいです!
*****************************************************************************************
気に入っていただけたようでうれしいです
写真みせてくださいねー
県美展、出されるんですか?
僕がⅢCを入手したのと同じようにロシアンカメラですか。以前ゾルキを所有していたときがあります。当時は使い方もわからず、1本通しただけで、それはなんとか撮れたのですが、結局すぐに手放してしまいました。これからは僕もバルナックの登場回数がCLと逆転しそうです^^
この前ミニオフ会の時持っていくの忘れてたFED5です。結構いい感じに見えるでしょ。
日本の50~60年代のレンズシャッター機の趣があります。アイレスとか。。。
このフィーリングが妙にワクワクさせるんですよ、僕を。
ゆみひこさんは大丈夫だと思いますが、気をつけてくださいね
>早く撮った写真をアップしてくださいね。
なんですけど、あのミニオフ会に間に合わせようと出勤時2日分で乱写したのでろくなのありませんでした
正に実写例!
でも無理やり2~3枚アップしようと思ってます。
精度はどうか知りませんが、なかなか凝ってますよ。
まあ、精度なんか語るのはヤボってもんなんでしょうね。何より楽しいが一番。こいつ連れて電車で小旅行に行きたくなります。
いいものいただいてありがとうございます
どういう経緯か知りませんがⅢc、バルナックですか。
やっぱり、みんな予想していたと思いますがやってしまいましたね。
echoさん自身が一番よく知っていたでしょうけど(笑)
バルナックは小さいのでどこへ連れて行くのにもいいですよね。僕はあの一軸回転式のシャッターダイアルが好きです。くるっとまわってかわいくないですか?
チョット不便ですが。
スナッパーechoさんにぴったりですね。目測でカシャ!
ロシア玉は持っているけど、さすがにロシアンカメラはまだ未体験ゾーンです。
あ、シャッターボタンの位置はニコンFもそのあたりにありますね。
使い方を教えてもらわないと、私はきっとフィルムも入れられないでしょう。(笑)
でも、使うと味があって楽しそうなカメラですね。
ロシアカメラの世界も気になるけど
最近、二眼レフの世界がすっごく気になる私
あったかくなってきたからゴルフも再開予定
かわいい洋服も欲しい
多趣味な自分がちょっと嫌な今日この頃
自分もゾルキーの4K使ってます。
ちょっと敬遠していたロシア物も
使ってみるとなかなかよいですね。
気に入ってもう3年くらい使ってます。
ロシアカメラはストラップのアイが
あったりなかったりして
ちょっと困りますね。