「どこに行きたい?」と
私達に聞きますが、
夫はどこでもいいと答え私に任せると言います。
私は40代前半に末妹と台北を
訪れていて、その時に行けなかったところをリクエストしました。
「龍山寺」です。
台湾で一番古く、パワースポットだともいわれていますね。
実際、一歩中に入ると参拝者で溢れかえっていて半月の形をした
おみくじを隅っこの方でちょこっと投げました。結果は覚えていません。
お花とかお供物が山のように
積まれていて、意外と若い方たちが一人でお参りに来られている様子をみると、信仰心が厚く馴染みの深い場所のようです。
そして
「中正紀念堂」です。
蒋介石を讃えるためにつくられた
紀念堂です。
ここでは衛兵交代式を見学。
行進をしながら今まで護衛についていた衛兵と交代し、また一時間のホールの護衛勤務に就くという
儀式です。
さくっと書くとそうなのですが
その場所にいると、衛兵さんたちの一糸乱れぬ動きを見逃すまいと
緊張で意外と静かです。
そして、床は同じところを一日に何度もこするので色が変色しています。
相当な訓練を積まれて今、ここに立てている人なんだと
感心しました。
台北駅の中で3人で軽く夕食を
済ませ、義兄はまた90分かけて
高雄に帰って行きました。
私達は台北市内のホテルに向かいました。
ホテルのスタッフの方も日本人、
朝食時に隣のテーブルに座っていた若い女性も日本人、
高雄に滞在していたときには
ほどんど聞かなかった日本語を耳にしてなぜかホッとした気持ちに
なったことも印象的でした。