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ap bank基金~春待つ息吹

2007年09月01日 | 音楽ニュース
今、iTunes storeで、Bank Bandの新曲「はるまついぶき」(words by 櫻井和寿 music by 小林武史)

が、配信限定で200円でダウンロードできる。

この楽曲の収益の一部は新潟中越沖地震被災地への義援金に回される。

そのために、Bank Bandはこの楽曲をリリースした。


すごくいいと思う。

音楽を通して〝誰でも〟協力できるというのがいい。

ファンは、購入するだろうし、ファン以外でも、この曲に興味を抱いた人、好きになった人は購入して、自然とその一部が募金に回されると聞くと、購入者もいい事をした気分になれる。

今まで、CDの収益が募金に回されるという形式をとっていたものがあって、僕は、そういうのには前向きに買っていた。

別に偽善ではない。

阪神淡路大震災を体験した一人間としては、やっぱこういうのを耳にすると、他人事じゃ思えなくなる。


でも、今まで、あからさまに募金箱があると、僕はなかなかそこへお金を入れられなかった。

いくら入れればいいか、という判断が難しいし、ココに入れたら、その後どの募金箱にも入れなきゃ中途半端な気分になるからだ。

例えば、こっちは100円入れたのに、あっちは200円入れてってなると、それぞれの災害に対して(自覚はないけど)評価分けをしているようで、どういう線引きしてんねんっていう自分が自分をつっこんでしまうから困る。

あくまで僕個人はね。


だけど、こういう楽曲の収益募金は、その楽曲がほしい、という目的を達成するためにお金を出して、結果的に募金に回されるし、匿名だからいい。募金額も、向こうが勝手に決めてくれるので、いい。

それに、配信曲だと、購入ボタンをクリックするので、それで募金している実感を得られる。

電話をかけたら、募金に回されるのに似ている。

なにより、
僕個人が募金をしたと威張れるほどの事をしていない、というくらいがちょうどいい。




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