とうとう仕事の来年送りが始まる。
仕方のないことだがやるっきゃない。
時間を詰めすぎて身動きがとれなくなる。
運送の荷物も受け取れなくなる。
仕事ができなくなる。
ここにきてどうしようもない。
販売会社から商品の持ち込みの指示が出る。
断るように話したのだが断わりきれなかったようである。
安請け合いは良くない。
160サイズの20キロ近くある製品をマンションの上まで運ぶ。
肘の具合も良くなったとはいえ今一である。
オプションである以上料金を請求してもいいはずだが、
そんなことは到底できないと断られる。
馬鹿げた話である。
パワハラとは言わないが、無償の強要に近い。
20年以上料金体系がほとんど改訂されていない。
こちらの要望には滅多なことで聴く耳を持たない。
単価が上がったからお喜びくださいと発表があったものも過去にあった。
けれど到底喜べるものでもない。
一部の改訂以来十数年、恩恵はほとんどなし。
「会社はみなさん為の会社です。」
誰の言葉だったろう。
ほとんど心にもない言葉だったのでしょうね。
現場へ行って楽しみはいい仕事をしたと実感できたときかな。
いつもそうありたいが、何分器具が古くなってくると想定外も出てくる。
部品が割れたり水漏れしたりと・・・。
現場を出た途端に不安に襲われることもある。
仕方ないか。
でも器具のメンテナンスばかりではない。
接客もそうだしなかなか難しい。
今日は小さなトイプードルがお出迎え。
ワンワンと吠えながら近づいては遠ざかり、
においをかぎに来ては離れていく。
なかなか距離が縮まらないのだが、
30分もすると状況が変わる。
ズボンをなめ始めたかと思えば、
ジャンプしてのっかかってくる。
随分と気に入られたようです。
伝票を書いていると脇の下から顔を出したり、
挙句の果てにはキスされてしまった。
かわいいからまぁいいか。
ワンちゃんと仲良くなるのが得意。
とはいってもどんな犬とでもという訳ではない。
犬種によったり調教を受けていたりと
とても近づけない犬もいる。
過信は禁物と思っている。
とはいえ犬に噛まれた怪我をしたということもない。
小さなワンちゃんに仲間と思われているみたい。
人間関係もこんな感じでありたいのにね。