今朝 地面が薄らと白くなった。
寒い 冬の朝。
お散歩がてら 冬を捜した。
歩きながら ふと 「冬を捜す」 という表現のおかしさに 気づいた。
雪国育ちの私は 今まで そんな表現をしたことがなかった。
12月にもなれば 雪が降り 積もる。 日常だ。
お日様を捜す。 今何時なんだろう。たとえ時計が昼をさしていても。
厚い灰色の雲の向こうにかすかに見える光を捜す。
今朝は確かに,寒かった。
けれど何か違和感があった。
ほんとにさむい?
7時過ぎには暖かい陽が射し, 霜をあっさりと溶かす。
急がないと 冬を残せない。
あぁ,そうだ。
この気持ち と この暖かい陽射し が
朝の違和感。
なんだかとても遠くにきたような さびしさを感じた。
でも 新しい冬 を感じられた嬉しさも湧いてきた。
ここの冬が また楽しみになってきた。
今朝 捜したうちの 一枚。
近くのにんじん畑にて。
(といっても,大量のにんじんが勝手に育ったようにしか見えないが・・・。)
ついでに 霜柱も踏んできた。
写真ではお見せできるほど 立派なものではなかったけれど
さくっさくっと気持ちよかった。
ビグマロもさくさくしていたけれど気持ちよさは感じていなかった
様子。
しかしなんだかご満悦な表情だったので
きっとビグマロも冬を満喫したにちがいない。
今はおこたで就寝中。。。