「When life gives you lemons, make lemonade」

朝、外へ出ると、「神秘的で、荘厳で、言葉では表すことのできない崇高な世界」が見える。

あるユダヤ人のたたかい

2024-07-27 10:31:19 | 日記

 

もう20年以上前のことになるだろうか。

(パソコン、外付けのHDにバックアップをとっておいた記録が
いずれも使えなくなった)

毎日新聞の現地記者(日本人)の署名記事。その内容は、
①パレスチナの少女が小学校へ朝登校している時に、
占領者兵士、特にその指揮官によって自動小銃の弾がなくなるまで
撃たれ続け死んだ。(いつもの道が占領者によって通行禁止になった)
②パレスチナの少女が家で母親と料理している時に、占領者の狙撃兵に
によって頭を撃たれ死亡した。
③小学校へ砲撃され多くの子どもが命を失った。
衝撃を受けた記者の息づかいと記事を書く震える指を想像できた。



サラ・ロイを知ったのは、それからしばらくしてだった。私も日本で開かれた小規模の講演に参加した。


彼女の言葉を紹介したい。



サラ・ロイ:

「私にとって神とは何なのか」というのは、それとしていい質問だとは思います。

しかし、いま世界中にある、このような痛みや苦しみを考えたとき、

われわれが、より問うべきことは、

われわれこそが神にとって何者なのか、

私は神にとって何者であるのか、

ということではないでしょうか。

(* 「講演」の後、質問に答えたもの)


SARA ROY ”Failing Peace Gaza and the Palestinian-Israeli Conflict ” 2007

前回の記事で紹介した文章の後も、それから、その前から、そしてずっと今に至るまで

彼女は、顔を背けないで立ち向かっている。

彼女に限らず、人種、宗教、国籍の違いをこえて、そうした人々がいるということを忘れずにいたい。