会社として

「下手な絵かきでも買う人があって、初めてその絵が立派なものに育っていく。最初からまずいからと誰も買わなかったら名人も育たない。育ててる人が必要なんです。いわゆるごひいき筋のありがたさ、ファンのありがたさというものは、損得を超越してその人の立派な、奉仕できる人として育てあげてくれるところにある、そこにひいきの真髄があろうかと思うのです。
　お互いが相互にそれをいたしますと、そのことがお互いの繁栄ともなり、社会の繁栄ともなり、国民全体の福祉というものが非常に進んでくる。ただ安かろう、安ければいいということで、お互いが転々としていく姿に決して成功は見られないと思うのです。」

今日はこんな文を読んだ。

まずは、お得意様のごひいきに感謝し、その好意と期待に応えるべく、懸命に仕事に取り組み、お得意様に貢献できることが、会社としての喜びであり、自社繁栄にも繋がるという信念をまげてはならないと、あらためて考えさせられました。

また、それがやがて社会貢献にも繋がることを信じて、頑張っていこうと思います。