つづき
彼女はあまり人に言いたがらない
なぜなら霊、仏様、神様に敬意を払ってほしいと思っているから
らしい
ぴー「もとは人じゃん?」
私「怖くないの?」
ぴー「怖いのは人だよ
笑って何考えてるかわからない人のほうが怖いけど」
私「霊と仏様の違いは?」
ぴー「霊は死を受け入れられない、理解できないかんじ
突然死に直面した人が多いかな
なんで死ななきゃいけないの、どうして今?って思いが強いかな
仏様は逆に理解している、死を受け入れているって言うのが正しいかな」
私「神様は?」
ぴー「神様」
私「う〜ん」
ぴー「自然界に存在している何かかな
よく言うじゃん、雷様とか火の神様とかじゃない?」
私 ほう
よくわからん世界だ
ここからは
私たちのみえていない別世界をみているぴーについて触れていこうと思います
それはいわゆる霊、仏様、神様
彼女の母もそういう力があるらしい
昔、私が聞いたことがある
私「どうみえてるの?」
ぴー「ふつう」
私「ふつうって?」
ぴー「そこらへんの人と変わらない
ただ、今思うとその時の服装じゃなかったり
例えば真冬なのに半袖だったり
昔の服を着ていたりってかんじ
でさ、病院行くと病名付けたがるじゃん?
だってみえるものはみえるんだものしょうがないよね?」
といった感じだ
※ここからはそういう人もいるんだぐらいの感じで読んでいただけたら幸いです
後日電話でぴーと話した
私「ヘッドスパのこと教えてあげたの?」
ぴー「迷ったんだよね」
私「え?なんで」
ぴー「んーだってさ隣の旦那さんが普通にしてたの」
私「で?」
ぴー「罰ゲームかなって思って」
私「ぴーだったら罰ゲームでやれるの?」
ぴー「やるよ、ラオウはしないの?」
私「できるかー」
(おまえだけだよ)
ぴーが免許をとったその日
車でうちに遊びにくると
車が2台ギリギリすれ違える場所だ、ぴーが到着
私「下の道に停めなきゃ」
ぴー「そっか」
Uターンを始める
私(おや ちょっと、道塞いでね?)
2階からラオウパパ走ってきて、私に耳元で囁いてくる
ラオウパパ「どうする気?」
ぴーにラオウパパが「代わろうか?」
ぴー「お願いします!」
彼女の車はすでに道を塞いで斜めに停まっている
パパが華麗にUターン
ぴー「すげー運転上手だね」
私「●●●」
帰ってきたパパが「帰り大丈夫?」
ぴー「大丈夫、まっすぐと左に曲がるのは得意だから」
パパ「う〜ん( ̄~ ̄;)」
私(ぴー、最初一発目右だぞ)
そんなぴーだけど今は1番が運転が上手です、ご安心を