日光山系 ななころびのあの山の向こうに

あの山の向こうには何が待っているのだろう。7回ころんだら7回起き上がる、平凡ハイカーななころびの気まぐれ山行録です。

川治の山で財宝探し      川治/南平山

2014-11-11 23:04:58 | 山行

2014年11月9日(日)
こんばんは、守銭奴のななころび”です。(笑) 今日は、平家によって埋められた財宝を探しに南平山に登ってきました。
いつも当ブログをひいきにしていただき、ありがとうございます。いつも見ていただいている皆さんに少しでもお返しをと思い、速報記事です。紅葉が旬だった、ただそれだけです。(さらっと見てください。)自分は本編の記事を作るのが、業務上難しいと思われますので、速報します。お知らせといっても大したことはありません。あと、明日以降の数日平日休めるかたしか意味がないかも・・・。

下のほうは、こんな感じです。まだこれから色付きそうな木もありますが、概ね満足でした。




旧.藤原町(懐かしいねー)によって設置された看板だろうか。200Mごとにあった気がする。
砂金マークと曲がった矢印、ジミー・ペイジのソロアルバムのジャケットに合いそうな看板発見。そんなこと言ってもわかる人そんなにいないよね。わかるかな、わかんねーだろうなー。




中腹より上に行くと全山こんな感じ。(P ↓)晴れていたらもっといい写真になる。(と言い訳) 



来週の週末は終わりかけの紅葉になってしまうかも。いづれにしてもここ数日が盛りでしょう。
登りは問題なかったが、下りで一般ルートの踏跡を二度ほど外した。二度目はかなり大きく外して、予想外のトラバース歩きをしたのは本編で報告。落ち葉が大量に登山道にも降り積もっているので、私のようになめてふざけて歩いていると、下山時は危ないと思った。
以上、なな”の地元の秋、プチ速報でした。 (2014/11/09 以上速報版より引用 )  □□ 

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こんばんは、今週もマーケットは動いています。ドル円は一時116円をつけました。2,3年前76円近辺をウロウロしていたことからみると、隔世の感があります。
さて、金の話はこのくらいにして、。。。この時期は登山やそれによる達成感より、紅葉見物 爆泉さんの ”秋= 登山<紅葉” の名言になな”としては1票。 そんなわけで今回はほぼ地元の川治温泉の山へ・・・向かいました。
この日の天気予報は曇り雨。昼前から雨とふんでいた。地元低山なので、気合が入らず2度寝してしまいゆっくりスタートした。
(スタート地点からの登っていく尾根方面を眺める。)


コース: 薬師の湯p手前(運動上p)8:54 ・・・  登山口 9:09 ・・・  南平山山頂 10:30 ・・・  一つ先の南西ピーク 10:46 ・・・ 南平山山頂 10:59 ・・・ スタート地へ 12:33

歩き始めてすぐ渓谷を渡る黄金橋という立派な橋をわたる。温泉宿が対岸に見えて、露天の湯に浸かる人なんかの裸(残念ながら男)も見えている。山の斜面は秋色に染まって、山入りする前から綺麗。遊歩道を15分ほど歩いて、登山口の看板のところから、斜面に取りつく。山に入ると黄葉一色、斜面をトラバースするような感じで、尾根したの斜面を巻くように登っていく。



20分ほどで尾根上の鞍部にでた。すぐ右手下方に、夫婦淵方面に向かう車道が走っているのが見え、前方には南平山かなと思われる山容が見えたが、前衛峰だったかもしれない。



これは南平山山頂部だろうか。たぶん・・・



一般ルートは道標もしっかりあり、踏跡もしっかりある。急にならないように概ねジグザグにすすむようなつけられ方をしていた。
(黄色が綺麗な尾根脇の森を進む。)


今度は尾根センターを少しだけ進む局面。オレンジのもみじも混じりだして綺麗。



雨ふりの予報でも、空はまだすぐには降り出しそうもない。こんな天気のせいか、前後に人の気配はない。登るに連れて、森の秋色も深まり出してきた。



尾根脇の斜面を行く局面が多い。(P ↓) 赤い色も増えだしてきた。斜面は結構急なので、ジグザグでなく登るとかなり急な登りとなるはず。



紅葉の木々のむこうに、小さな温泉街とその先の里山が見えてきた。



黄色のもみじだったか、頭上は常にこんな感じ。この色彩は夢にでてきそうだ。



ジグザグに登っている局面で下の斜面を除く。傾斜は急に落ちていって、その間の木々はこんな感じですばらしい。大きな岩とセットで綺麗に撮れた。(P ↓) ルートはどこまでもジグザグに丁寧に付けられている。南平山は源氏に追われた平家の落ち武者たちが、金や漆の財宝を隠したという言い伝えのある山。それを信じて探した人なんかいるのだろうか。いづれにしても、こんな明瞭な一般ルートの脇に財宝があるはずはない。いつものように、バリルート歩きや迷走して変な地点を歩けば見つけられるかも(笑)。でも、こんなはっきりしたルートの山でルートを外すはずないだろ、と思う。




左手に走る顕著な尾根が見えていた。南平山の南西一つ先のピークから東に落ちる尾根のはず。



写真を何十枚も撮ってゆっくり歩いて、登山口から約1時間であづま屋を通過。下りは雨宿りで立ち寄ることになる。




感じのよい鞍部は大量の落ち葉堆積で踏み跡がわかりづらい。登り局面は、先が見えるし全く問題なし。



これはマニュアルモードでシャッタースピードを遅くして、大木に手を擦り付けて撮った。1/50秒。(P ↓) 自分としては気に入っている。自宅のPC(最新のスクリーン)でみると綺麗、会社のPCで見たらそれよりは劣っていた。



かなり上部に来たのだろう。赤の紅葉が増えた。まだ雨は大丈夫。引き続きジグザグは続くが、初めての山なので、忠実に踏跡を辿る。




紅葉斜面とその向こうにでっかく高原山見えた。




傾斜がゆるくなって、周囲が開けて開放的になったなと思いながら歩いていると、唐突に山頂に到着した。中腹を歩いている時、鈴の音を聞いた気がしたのでだれかいるだろうと思っていたけれど、だれもいなかった。


山頂で三角点を撮影したりして、まだ雨が降ってきていないので、せっかくなので、南西方向に少し稜線通しに尾根を歩いてみることにした。大体同じ標高レベルの多少のアップダウン、5つ先くらいのピークまでいけたら行きたかった。
山頂の南西方向に少し進んだところ。感じの良い尾根が続いていた。(P ↓) ザックを置いて菓子パンを食べようと歩行を停止すると、雨粒が周囲に落ちる音が聞こえた。ここで始めて、雨が降り出したことを知った。



山頂から数分だけ進んだ場所での雨ふりだったので、そのまま引き返そうかと思った。ただ正面にあと数分進めば、一つのピークに到達できそうだったので、そのまま進んでみた。鞍部までは軽いヤブ、鞍部からは多少濃い笹ヤブだった。笹をかき分けて何もない次のピークに到達。その先の稜線もちょっと偵察したけれど、同じ程度の多少濃い笹ヤブ。おまけに先が見えない状態の悪条件。その先にいくには、ヤブ漕ぎ覚悟ということだろう。雨もやまないことだし、今日はここまで。一つ先のその小ピークから、そそくさと南平山山頂に向け引き返した。
(南平山山頂、一つ先のピークへは笹ヤブをかき分けの進行になった。)


山頂にもどると、かなり強めの雨に変わっていたので、急いで下る。面倒なので雨具は着なかった。くだり途中中年の御夫婦らしい二人組が登って来てすれ違った。その後、落ち葉堆積が多いのが要因か、軽く踏跡を外してすぐ復帰。雨の勢いがかなり強まった頃、あづまやに到着。一度はそのまま通過、でもさっきのような道外しをしたて長期線になった場合、雨でカラダが濡れたのではちょっとリスキー。リスク管理はきちんとしなければ。。。とあづまやでレインウェア上下を着込む。
(あづまやで雨宿り。)



雨の中でも紅葉は綺麗で、濡れるのも構わずカメラで撮影。(P ↓) その後、登りの時に非常に雰囲気の良い場所だなと感じた、一面紅葉の林のような広めの斜面を歩いていて、その地点で正規のルートを外したようだ。外したことはすぐわかったが、すぐ少し降りれば明瞭踏み跡に合流できるだろうと、適当に下っていたらなかなかルートに復帰できなかった。コンパスも見ずに適当に下っていたので、正規ルートより北にそれて少し降りてしまったようだ。GPSをみてカンニングして、正規ルート方向にトラバース歩き。障害ヤブなし。斜面なので歩きずらい。途中大岩の斜面があった。



トラバース中の斜面、向こうに尾根が見えた。そのあたりが正規ルート合流点だろうというのは、予想できていた。




迷い歩き中に、偶然金の財宝を発見などするはずもなく、あっけなく一般ルートに合流。自分よりあとに山頂に向かった御夫婦の下山時が少し心配になったが、要らぬ心配だっただろう。あとはミスなく一般ルートをくだり、綺麗な渓谷の辺の遊歩道に降り立った。



遊歩道末端の黄金橋の近くにある自然公園のような場所。紅葉見物だけならここの散策だけでも十分な綺麗さだった。(P ↓)



遊歩道も撮影をたくさんして、最後の最後の黄金橋の周囲の岩の低山までたっぷり色づいているのを眺めて、紅葉三昧の南平山の歩きを締めくくる。はっきり言って、この山、栃木100でなければ特段来たいという山ではなかった。まして男鹿と大佐飛山を済ませたら、90近くは達成済みなのに、なんとなく栃100達成もどうでもよくなっていた。そんな中で、今日のこの季節に歩いたこの山はなんという美しさだっただろう。この天気でもかなり満足。予期せずに大好きな山になったかも。  ■■



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14 コメント

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宝の山(笑) (雪田爺)
2014-11-09 21:17:35
こんばんは パティ.ペイジは分かるけど、ジミーペイジは知りません(笑)
此処は、足に金具入れたまま登った山なのでとても懐かしいです.
宝はみつかりませんでしたけど(爆)
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ジミーペイジのアルバムってアウトライダーですか (ノラ)
2014-11-09 21:29:03
ななころびさん こんばんは。ジミーペイジのソロアルバムってそんなにないですね。雪田爺さんのパティーペイジも相当古いですね。紅葉はいい感じです。山ビルは大丈夫だったようですね。鬼怒川の紅葉が盛りって事はあの道は相当混まなかったですか?
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お宝を探しに行って・・・ (みー猫)
2014-11-09 21:41:36
山ビルにやられそうになったのは自分です。どちらのペイジも存じませんが(失礼)・・・気が気じゃなかったお山でしたが、紅葉は綺麗なんですね。きっとお宝の輝きを映しているのでしょう(笑)・・・期せずして、向山が決まる前の自分候補を本日、各々履行したようですね。
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雪田爺さん (ななころび)
2014-11-09 21:50:29
こんばんは。
私はパティ.ペイジというほうが知りませんでした。あとで調べてみます。ジミーペイジはあのレッドツェッペリンのGです。
足に金具を入れたまま南平山で、砂金探しならぬ金具歩き。ジミーペイジではありませんが、雪田爺さんこそ真のメタルですね。
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ノラさん (ななころび)
2014-11-09 21:59:18
こんばんは。
アウトライダーってちょっと懐かしすぎです。私レコードで持ってると思います。黒っぽい顔ジャケで・・・。
ジミーペイジは尊敬してるんですが、日本ではドケチ、金儲け好きのイメージでファンの(笑)の対象にもなっているみたい。アクセサリがそろばん,なんて言われてるので、砂金マークが似合いそうと・・・。 矢印マークのジャケはジミーペイジがもとディープパープルのDカヴァーデルと組んだカヴァーデル・ペイジのアルバム(
1枚だけ)からの連想です。
11時ころ、ちょうど山頂先のヤブ稜線歩きをしていて、雨が降り出しました。その雨のおかげか、道は今市までノンストップでしたー。
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みー猫さん (ななころび)
2014-11-09 22:10:37
こんばんは。
先週お二人に山ビルの件、脅かされていたので、今日はズボンの裾をキツキツにして、暑くてなっても長袖で歩きました。おかげでヒルには会わなかったです。
栃木100とか関係なしに、あの紅葉の中、山歩きができてよかったです。昨日(土)は出勤になっちゃって、今日は天気がXみたいだったので、こうするより他なかったですねー。
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此処は・・・ (瀑泉)
2014-11-10 17:28:24
2012年の2月に,初めて雪山歩きをした山ですヨ。
まぁ,ついでに竜王峡を歩いて,虹見の滝の氷瀑も楽しみましたがネ。
無雪期はうねうね蛇行した道のりみたいですが,積雪期の踏み跡は,ショートカットの連続でしたヨ。
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瀑泉さん (ななころび)
2014-11-10 22:12:11
こんばんは。南平山を歩いていて、もしや積雪期も面白いかなと思っていました。
その時期に歩くなら、雪崩が怖いので尾根センターのショートカットになるでしょうね。夏道はほんとにくねくねの連続でした。 雪の時期、踏み跡なんかがあるのですね。
虹見の滝の氷瀑も楽しむとは、沢/滝歩きのかたがたは視点が違って、ちょっと羨ましいです。
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財産ですね (みー猫)
2014-11-12 01:04:48
本編は表現し難い紅葉の色彩でしたね。財宝は残念ながら発見出来なかったようですが、ある意味で地域の財産ですね。撮影に趣向を凝らしたくなる気持ち分かります。自分のPCのディスプレイも古いので、更新すると良いのかな~?
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ジミーペイジ (ハイトス)
2014-11-12 02:24:26
こんばんは。
南平山は綺麗な紅葉のイメージが脳裏にこびりついています。
今回のななさんもいい時期に行かれましたね。
ところで自分はジミーペイジは知っているが、パティ.ペイジはわかりません。(笑)
やっぱしクラプトン・ベック・ペイジですよね。
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