
2016年5月8日(日) 晴 (本日取りついた尾根と、左遠くに前袈裟丸山)
マスゾエさんは、とても頭がいいのはよーくわかるのですが、今言っていることは子供の言い訳のようで、見苦しすぎますね。あんな答弁では田舎の小学生でも騙せませんよ。。いっそ頭でもまるめて潔く謝ってしまったほうがいいのじゃないでしょうか。
下らない話はさて置き、5日に袈裟丸山の下山時に折場登山口へのルートのすぐ東隣に、ピンク色の花色に染まった尾根が見えていて、ずっと観察しながら下山しました。8日は母の日で、午後母親を連れて買い物などをしなければいけなくて、調度いいショートさなのでその尾根を使って高度を稼ぎ二子山に久しぶりに行ってみましょう。そのピンク染まりの尾根とは1549pを経由する尾根と思われます。1090m付近の鉄塔のある広い広場に車を止めて、1549p経由の破線路の、西側の取りつけそうな適当なヤブ尾根を現地で探索して、取りついてみる計画でした。
沢入から林道に入ってうねうねと走って、折場登山口手前の1090m付近の鉄塔のある広い広場に車を停めます。出発準備をしている間も車が林道を次々と林道を上がって行きます。今日もこの山域は大賑わいになるのでしょう。
ところで、今回はグループの誰が登山靴を忘れたのかって、早く教えろってお声がかかりそうなので・・・
(取りついたのは尾根末端のこの地点から)
今回の山歩きは、自分単独ですので、ボケたのは私そのものです。
軽くパンを腹に入れて登山靴に履き替えようとして靴を手に取ります。めったに履かない、かなり昔に新大久保の石井スポーツで購入したG5ってとても重い革靴を持ってきてしまったのに気づきます。まあ、歩けないこともないので、まあいいやと思って、左の靴を手に取ります。 持ってみてこちらはいつも履いているAKUの革靴でこれは軽いほう。右と左で違う靴でも、まあ仕方がないので、それで歩こうと思います。履こうとして、左と思っていたAKUのほうの靴がこれも右であることに気づきました。最悪です、一応AKUの右の靴に左足を入れてみますが、歩けるレベルではありません。今日は山は諦めようかと思いました。しかし、1時間以上車で走ってきて、こんな好天気で断念するのも口惜しいので、左足は車を運転してきた一般靴で歩くことに決めてスタートしました。やれやれ・・・。母の日に、言うことも聞かずに、早く帰るからと山に出かけてきて、バチがあたったかしら。
コース: 1090m付近の鉄塔広場 6:47 --- 1549p 8:29 --- 二子山 9:16 --- 折場登山口 11:22 --- スタート地へ 11:56
直前までは、駐車地から少し林道を折場方面に歩いて、沢状の取り付ける地点から入って、1264mの上部の尾根にでも入り込めたら、と考えていましたが、今日は左足が普段靴なので、冒険なしです。地形図上の破線路を1549pを目指して登りましょう。
とリ付いた尾根は、最初ミツバツツジの紫がたくさん咲く優しい尾根。高度を上げていくと明るい樹林と草の生えた尾根になったり、なだらかになったり、また巨岩混じりの急登になったりと、そんなことを繰り返して進んでいきます。
最初だけ、左足の普通靴の最上部が足にあたる部分が痛くて、気になりましたが、結びを調整したら気にならなくなりました。案外歩くだけなら、行けてしまうもんです。
巨岩をまいたり、よじ登ったりで高度を上げる局面。難易度は低い、危険箇所はほとんど無かったです。
左前方に、3日前に下山しながら見上げたアカヤシオの花の群落地が見えています。3日前にも感じましたが、やはりかなり急峻な地形を好んで咲いているようです。これから今いる尾根をつめていって、あの稜線の上に立つと思うと期待が高鳴ります。
岩の尾根が結構続く局面を登ります。足元に注意しながら、ピンクの花の混じる岩の斜面を眺めるととても綺麗です。左足は普通靴なので、滑りやすそうなので、気にしながら登ります。
尾根に取りついて役1時間登って、右方面から登ってくる稜線と合流して、主稜線の歩きっぽくなってきます。そこからは、痩せた尾根や、平穏尾根、岩の急登と続いていきます。
(1時間以上経過した稜線地点。)
右前方の斜面もピンクになっています。そのむこうに、これから行く二子山のピークと思われる頂が見えています。
主稜線風の尾根に立つと、アカヤシオが見事に咲いています。折場のルートもいいですが、こちらも負けじといい尾根だと思います。
1549pの前衛峰への急登地は、かなりの急坂ですが、区間は短いので、さほど苦にならずにすみます。上部はまたピンクが待っています。
急登区間を登りきって、見下ろすと普通にこんな感じです。稜線を少し降れば、もっとこの花の色を味わえるのは予想できましたが、今日は足元もおぼつかないので、チャレンジ無しです。
またひとつのピークに登り立つと、年配の写真グループのおじさん達が数人、三脚で撮影しています。大きな岩とピンクがいい画材のようでした。ここら辺はハイカーより、写真のクラブのような人達のほうが、来る場所のようです。
1549pは開けたピークらしい地点でした。ハイカーの御夫婦が一般ルートのほうからあしを伸ばしてきていました。1549p付近はアカヤシオの開花は早すぎなのか、遅すぎなのかちょっと判別できませんでしたが、一面ピンクというわけではありません。でも結構いい雰囲気は出していました。(p ↓)
1549pからは、ほんの数分アカヤシオの花が点在する林や平原を歩いて、折場からの一般ルートに合流しました。一般ルートでは、多数の登山者が歩いています。ここ数日、頻繁に歩いているので、今日は足が軽い。1607p直前まで歩いて二子山分岐地点で東に右折して、二子山を目指します。分岐から二子山への尾根の花は、さほど多くありませんが、ところどころ咲いている木が点在していまして、花のほうに近寄ったりして蛇行歩行になります。
(目の前に二子山)
で、山頂です。昨年夏にお仲間と北側の沢から登ってきた時以来の二子山山頂です。この周辺では、誰とも会いませんでした。
山頂からは、3日前よりは広角に袈裟丸連峰が見えています。でも、ちょっと枝木が邪魔ですね。静かな山頂で、軽めに食事をして、来た道をもどります。
復路はゆっくりツツジを撮影しなから、歩きました。
二子山から、折場の一般ルートに戻って、まだ10時くらい。小丸山くらいまで行こうかと少し考えましたが、今日は早く帰って母の買い物に付き合ってあげないと、とさっさと下山です。登山口方面から多数のハイカーが登ってきていて、すれ違った人数を数えていったら60は超えました。
(林道はミツバの紫が綺麗でした。)
満車状態の折場の登山口に降りてきて、下山は一番手くらいではなかったでしょうか。今頃、登っていく人もいます。
今日登った破線の尾根はよかったです。でももっと斜面脇なんかは、たくさん花はさいているはずで、普通に尾根センターしか歩かなかったことは、悔いが残ります。林道を30分以上歩いて、スタート地の鉄塔の広場に向かう間、山斜面に取り付けるような場所をいろいろ観察して歩きました。今回、ある程度その辺の様子もわかったので、来年以降の春や、(秋でもいい)に活かせるかもと思います。 ■■
(林道脇には、今頃。桜)
(異なる靴のセットになってしまったのはまだいいにしろ、両方右用では歩きようがありません。)
1549P周辺の急峻な枝尾根筋には、ピンクの花の群生地があちこち見られました。
忘れ物は、昨年夏の北アのカメラ忘れ以来の大きなミスでした。
私は今まで、幸いなことにダニに縁がなくて、今回もまったく気づきませんでした。私が鈍感なだけなのかもしれませんが。
ななころびさんは、特に山靴なんか、常時、車の中に入れておくことはせずに、その都度の出し入れですか。
私なんか、物置代わりですけどね。
それでも、お祭りを楽しめただけでも良しですね。
大方、私はきっと戻りましたね。
この記事、靴忘れのアホをさらしているようなものです。
靴は毎回玄関脇まで下ろしています。熱い車中だと、劣化しそうで嫌なのです。
初めてあるいた登り尾根はとてもよかったです。
沢入まで1時間10分はかかるので、我慢して歩いてしまいました。
いつも銅親水公園なんかでは、RRさんの車や姿がないか、確認していますよ。(笑)
忘れ物の記事にお付き合いくださりありがとうございます、しかしリュックを忘れるのも、すごいですね。でも、捨ててあるリュックを見つけて、山に戻るのはど根性級です、恐れ入りました。
八日は天気が凄くよかったし歩きを断念するのは嫌だなという気持ちよく分かります。まあやばいとこいく予定が登山道に変わるくらいはするかもしれませんけど。私は靴は忘れたこと無いですがカメラはたまに忘れますね。
二子山周辺のアカヤシオ、6日に前袈裟や南尾根から見てやたら咲いているピークが一つ見えたのですがそれがどのピークだったのか未だに特定できておりません。私も次は斜面脇とかも調べに行きたいですね。
著名な倉持さんとお知り合いなのは、聞いていて知っていたのですが、靴を借りる仲とは恐れ入りました。
RRさんもですが、意外と皆さん靴とか、カメラ、忘れているようですね。
今市から沢入のヤマ奥まで来て、あの快晴の元、登山しないで帰るのはできなかったですね。
カメラ忘れもショックでかいですね。本来山歩きが重要なので、カメラ無くても楽しめなくてはいけないはずなのですが、こういったブログとかやっていると、画像を残すことがルーティンになってしまって、考え直さなくてはとも思います。
袈裟丸や二子山の周辺のアカヤシオの花の集中ポイントはやはり急峻な枝尾根のような地点のようですね。
危険ではない程度に探索しないと、知られざる花園のようなポイントには行き着けないのかもと、今回思いました。