日光山系 ななころびのあの山の向こうに

あの山の向こうには何が待っているのだろう。7回ころんだら7回起き上がる、平凡ハイカーななころびの気まぐれ山行録です。

志度淵川右俣の先の二俣を、今回は左俣に初進入。     日光・鳴虫山

2016-09-02 01:14:31 | 山行

2016年8月21日(日) 曇、晴 
9/1 マツダスタジアムで、広島の神がかり的な強さを見せつけられました。テレビで見ていて、いまセで一番強いのは納得です。DeNAは、広島に三連敗。これから、底力を見せて欲しいですが。マツダスタジアムはお祭り騒ぎで、見てる人は本当に楽しめているんじゃないでしょうか。 盛り上がりといえば、メタルのBABYMETALは、今年春夏と世界を回って、実績を積んだようです。画像ヨーロッパの野外フェスのKARATEです。一番いいタイミングで爆音をたてて飛んでいくジェット機。後半の雨の中の熱演、雨の中のモッシュピットのうねり。とこれも少々感動的ですらあります。
21日は1日だけの休み。前日会社の飲み会で、これでもかというほど肉をご馳走になって、帰宅が深夜10時過ぎたのと、天気予報も冴えなかったので、近所の山歩きにしました。

まずは家から15分ほどの沢取り付きあたりの空き地に、駐車して10時歩き出し。って全く気合が入っていない出だし。珍しく、駐車スペースには自分の車以外に2台、駐車してあった。これは釣りの人かな。
この沢に入るのも、3回めくらい。沢沿い歩きを一度と、もう一度は沢の中を歩いた。今回は、暑さを避けるために、水の中を歩く。途中、釣りの男性が降りてきてご挨拶。手に一匹魚が入ったフクロを持っていたようだった。
(いつも巻くここは、淵が深くて、泳ぐ装備をしてないので、今回も左岸を小さく巻く。巻く途中に人の足跡を発見する)


途中省略で、真ん中あたりの二俣に着きます。(P ↓) この真ん中の尾根を登ると、転げ落ちるような急な尾根。中曽根尾根の最上部に合流する。右俣の沢に行くと、ずっと遡上して鳴虫山の真北の斜面に向かって行く。前回はそのあたりでクマと遭遇。でもって、今回は初めて左俣の沢に踏み込んでみる。



左俣の沢に入ると、最初から斜め滝。そして案外急傾斜が続くので、小滝が断続的にでてくる。難度はないけど、時に深い釜があったりもするので、腰あたりまでびっしょりになれて、涼めることは涼める。





途中、伏流になりかけたりする。苔むした岩がゴロゴロの区間が続く。これは鳴虫山にしては、案外新鮮な光景ではないか?。




大岩も時々あったりする。コケの生え方が凄いことになっている。



大雨の後などは、ここも水が流れるであろう、伏流地点。ふと見ると、何か意味深な造形物にも見えた。



水流がなくなりそうで、案外また急な流れが出てきたりして、ひたすら遡上する。歩きだけなら、数日前の素麺滝上右俣より面白かったか。



対比物がないので、判りづらいかも。5Mくらいかな、登る小滝。岩登りしている要領で、超えられた。




ついには、完全に水流が消える。左右共に尾根が近い。自然と左サイドの尾根に登ってみた。見覚えのおるような尾根だった。たぶん何度も歩いている岩戸観音の中曽根尾根だろう。尾根の岩に座ってゆっくり靴交換。食事。



尾根を数分登ると中曽根尾根であることが判明。最上部の尾根分岐の地点に目印がいくつか、あったから判った。



その後、一般ルートにすぐ合流して、15分くらい稜線を歩いて山頂へ。山頂では誰にも会わず。




山頂からは、雲で目の前の日光連山は何も見えず。数分ゆっくりして、下山。下山は神主山の一般ルートを利用した。東(右サイド)から吹いてくる風がとても心地よかったから。中曽根尾根に入ると、その風に当たれなくなるような気がした。
こんな季節でも、何人か登ってくるハイカーに出会う。鳴虫山はやはり広く愛好されている山みたい。



神主山のピークは巻いて、沢の音を聞きながら下山。今日の沢は、小滝も、傾斜もある程度あって、初心者には面白かった。朝あった車の1台は、若モノ3人組のものだったようで、釣りの休憩か、食事してビール飲んでくつろいでいる。今日は、5時間かからないくらいの水浴びアンド散歩のようなもの。天気予報はしょぼいものだったけど、日光は晴れてきた。お盆過ぎてから、暑いだけ暑くて、天候不順。夏山は北アの3日間だけで終わっちゃいそうだけど、こうなったら早く秋になってさっぱりした空気の中、綺麗な色彩の山を楽しみたくなってきた。 ■■



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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
鳴虫山の沢は行ってみたいな (ノラ)
2016-09-04 21:06:27
ななころびさん こんばんは。鳴虫山の沢は初心者の私にはちょうどいいかもって思ってます。夏は涼しくていいでしょうね。自宅から15分で取りつきに行けるっていうのはお手軽ですね。駐車場所ってあるんですね。ななころびさんも沢はだいぶん手馴れてきたように思いますが。
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ノラさん (ななころび)
2016-09-04 23:40:23
こんにちは。鳴虫山の沢は落石がなければ危険度はありません。ただ、釜が深くて、巻かないと全身濡れないと取り付けない滝とかもあるので、初心者でも案外楽しめます。
今回の沢は、沢に入る地点の車道終点にスペースがあって、数台なら勝手に止められます。(日曜以外は止めるとおこられるカモ)
沢はある程度慣れてきた気はしますが、、1人で入渓はせいぜい手焼沢レベルまでだと思うので、上達はなかなかしないと思います。
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鳴虫山の沢 (みー猫)
2016-09-05 21:34:35
こんばんわ。2連ちゃんですね。近くに直ぐ取り付ける美味いボリュームの鳴虫山があるのは羨ましいかも。熊さんにも遭遇無く良かったですね(もうお知り合い?)カラッとした暑さを楽しまないまま、秋に行っちゃうのかなと思うこの頃です。
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Unknown (PinkCat)
2016-09-05 21:53:57
鳴虫山に沢から登れるんですね⁉︎
初級ハイキングコースだと思っていたので新鮮な驚きです。
苔の緑がたまりませんが、Necoなんか滑って泣き虫になっちゃいそうです。
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みー猫さん (ななころび)
2016-09-07 02:21:25
こんにちわ。
鳴虫山くらいの近さでに、天候の冴えない時などに簡単に行けるのはいいですね。今回は、クマの登場はありませんでした。
8月中旬以降、蒸し暑いだけで、週末山に不向きな日々が続きましたね。
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PinkCatさん (ななころび)
2016-09-07 02:31:33
こんにちは。
鳴虫山は結構地形(尾根)が入り組んでいて、沢以外にもいろいろな尾根(一般ルート指定はなし)からも登ることができて、結構楽しめるのです。特に秋は綺麗で、私は好きです。
沢上流に行くと、さすがに人もあまり入らないので、コケむした岩が綺麗でした。
沢登りの靴を履くと、コケや濡れた岩も、案外すべらないものです。
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お疲れ様でした (mt.racco)
2016-09-08 19:25:58
こんばんは。
ほかの方も書かれていますが、近所にこのよおうな手ごろな沢がある環境は、本当に羨ましいです。
千葉県人がどこかの山に行くときは、基本的に前泊ですから。

さて、実は我が家も天気がイマイチのときや、早く帰宅しなければならないとき用にこの沢の地形図を用意しておりました。
今回のレポで状況がyくわかりましたので、大変助かりました。
ありがとうございます。

ソロの山は楽しいのですが、とにかくお気をつけて!!
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mt.raccoさん (ななころび)
2016-09-08 23:44:20
こんばんは。出張お疲れさまでした。
千葉県のかたが、山に行くのに基本的に前泊っていうのは、ちょっと気づきませんでしたが、実際そうなってしまいますよね。日光の山が近くにあることを、私はもっと感謝しなければいけませんね。

raccoさん隊がこの沢に入るなら、おっしゃられたような状況がいいでしょうね。お二人の普段の歩いている記録を見たら、この沢は簡単過ぎると思います。沢から登って、別の沢を降りられるといいかな、とも思います。

あまり、沢に単独入渓はよろしくないですよね。ありがとうございます、気をつけるようにします。
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