
2016年3月6日(日) 曇 (登りで歩いた鳴虫山、南南東尾根)
こんにちは。ななころび”の母親はもちろんおばあちゃんですが、最近同じことを何度もよく言います。なんで年寄りはそうなるんでしょうね、自分も会社などで気をつけましょう。そのうちのおばちゃんですが、ノンスタイル井上をテレビで見ると、格好よくて好きだ、と見るたびに言います。どういう感覚をしてるんでしょうか。まあ、容姿はともかくとして、彼らの漫才はとても秀逸ですね。でもネタはもうひとりの石田君のほうが作ってるんですよね、あのボケかたといい才能豊かですね。
6日は、そんなうちの母が洗濯機を買いに連れて行け、と言うので、地元の短時間歩きです。天気予報は雨まじりから曇りに多少直前に好転しましたが、いづれにしてもロング歩きする雰囲気の日ではないので、仕方ないです。地元の山歩きとは、鳴虫山の尾根歩き尽くしシリーズの続きです。
スタート地店(歩き始め)は滝ヶ原峠から、この擁壁を確認します。なぜなら下山はこの尾根を969p経由で降りてくる予定だからです。この末端部分はちょっと普通には舗道に降りられないようです。
本日の登りで使う未知尾根は、鳴虫山の北西200mの稜線に北北東に登っていく尾根です。どんな尾根なのか、全く事前情報はない状態で登るわけで、ある意味楽しみです。こんな尾根を登るモノズキはほとんどいないでしょう。なな”にとっては感覚的に一応鳴虫山が最も身近な山ですので、今日は全ての尾根を歩いてみるという一環です。
地形図の614mの付近まで、林道を下って行き、その周辺の適当なところから尾根入りです。(p ↓)
滝ケ原峠 8:06 --- 614m 8:35 --- 鳴虫山 9:55(休憩:35分) --- 969p 11:27 --- 滝ケ原峠 11:46
尾根に取り付くと、最初は物凄い植林の急登です。”ヤブ尾根の取りつきは、急登100% 説”って、ほとんど当てはまりますが、今日もその通りです。危険はなく登りきりますが、20分くらいかかりました。急登20分を過ぎると、平穏尾根に乗れます。なだらかな尾根に薄っすら獣の踏跡が続いています。
一旦尾根に乗ると、平穏尾根を歩いて、癒しの空間のような空間があったりします。元何かの作業場だたような感じもします。(p ↓)
平穏尾根、癒し場、急登を2度ほど繰り返して高度を上げていくと、自然林の比率が高まります。高度を上げるにつれて、獣道の踏跡が明瞭になります。人は年間でも、何人も歩かないだろうこの尾根にこの踏跡は少々驚きでした。
高度を上げていくと、尾根が次第に細くなっていきます。特に左サイドは結構切れています。尾根センターに巨木が目立ってきたもします。
尾根左側斜面。上に行くに従って、ガスに巻かれてきます。
この尾根は基本歩きやすい。でもやはりヤブ尾根なので、整備はされていません。一箇所、大きめの木がバサバサと何本か連続して倒れている地点がありました。
尾根に入って約1時間、そろそろ南南東尾根の最上部に来ているようです。小岩まじりの尾根を登って行きます。周囲は真っ白になりました、もうすこし天気のよい秋や春にあるくと、印象も変わるでしょう。この尾根、途中目印らしいものは、古いテープ2つ程度でほぼ自然なままで、そんなところも好印象尾根でした。
尾根上部の斜面には数日前にふった雪の残りがありました。
最後ぼ尾根型ありの地点を登りきって、枯葉の堆積した尾根型のない斜面を登ります。(p ↓)いよいよ尾根最上部のようです。すぐ上になにもない空間(空)が見えて、適当に斜面を登ると、含満淵、鳴虫山の稜線に登り立てました。この尾根型のない斜面登りは、もっと長い時間やるものだと思っていたので、あっさり稜線到達は少々意外でした。
登りたった稜線はこの小ピークのすぐ北西側でした。
未知尾根を登りきって目標達成ですが、せっかくですから鳴虫山山頂に行ってみます。一旦鞍部に降りて、急登をこなしてだれもいない山頂に到着です。
山頂には一人も先客がいなくて、ガスで真っ白、。少し座ってパンをかじり出すと、一口二口めあたりで、目の前の日光連山方面の雲が見事に切れてきました。
最初丸山あたりの一部だけ見えていたのですが、一瞬のうちに霧降高原から男体山まで全ての連山が見えてきました。ガスでなにも見えない場合より、かなりこの日の歩きの印象が変わりますので、よかったです。山頂で写真を撮っていると、おじさん二人組が登ってきて、しばらくお話ししてゆっくりです。
下りは合峰1084pの少し南から969pを経由して、滝ヶ原峠に降りる予定です。969p付近までは一度歩いていますが、前回そこから少しだけ迷走して、滝ケ原峠より300m程南の舗道に降り立ってしまったことがあるので、そこだけ注意です。それと舗道に降り立つ時の擁壁にも注意。
(正面に見える969pへ向かって、尾根を下ります。)
結構下って鞍部直前にあった祠。以前見た時は屋根付きだったような、・・・
降りている尾根の左サイドに登りで歩いた尾根が見えていました。結構急に山頂方面に突き上げていました。
969pに登り始める前での尾根が広がる地点でちょっと、地図読み。それから記憶にある篠竹のようなヤブがある尾根道を歩いて969pへの最後の急登に入ります。
(969p直下の鞍部にあった祠。)
969pには急登を数分こなして到達。 この辺には、赤の目印が点在していてます。969pからは西への尾根を辿って下ります。さほど時間はかからず、左右両側に舗道が見える尾根上の地点に到達して、そこから降りやすそうな右サイドの斜面を下って、恐る恐る舗道に向かっております。
恐れていた擁壁はそこには無くて、すんなり舗道に降り立ちました。舗道を北に1,2分もあるくとすぐ滝ケ原峠にある看板と自分のXVが見えてきました。今日は4時間足らずの軽歩きでしたが、ホームの山の全くの未知尾根を歩けましたので、よしとしましょう、単なる自己満足ですが。
自宅に電話してみると、早く帰っておいでと母親が急かすので、せっかくやしおの湯の前を通るのに湯もご飯も食べずに帰宅しました。 ■■
(XVと降りてきた尾根と969P)
滝ケ原峠から鳴虫山って行ったことないです。滝ケ原峠は昔,バイクで何度通ったかわかりません。でいつもここから鳴虫山へ行けるだろうなってずいぶん考えましたが,いまだ実現してません。そのうち行くと思います。その時は参考にします。
3/12は予定は中倉山/沢入山だったのですが、待ち合わせの今市で朝から雪がボンボン降っていて、中止して、南の閑馬方面に向かったのです。
守門へのお誘いの気遣い、ありがとうございます。前日の金曜は、帰宅が20時頃だったので、やはり新潟には行きづらかったと思います。また、懲りずに誘ってください。
ノラさんは、かつてあそこをバイクで走ったのですか。今回の尾根は結構いい尾根です。でも自分の回ったルートだけでは物足りないかも。秋の頃、今回の尾根がどんなになっているかも、少し興味があります。
あの県道は交通量がごくわずかでいいですね。
鳴虫山には結構いろいろな尾根や沢から登っていますが、まだまだ残りもあります。
行川側からは破線路の尾根を下ったくらいなので、今後チャレンジしてみようと思っています。
鳴虫山もあと1月ちょっとで、花いろに染まりますね。