日光山系 ななころびのあの山の向こうに

あの山の向こうには何が待っているのだろう。7回ころんだら7回起き上がる、平凡ハイカーななころびの気まぐれ山行録です。

オサバ草はこころよく出迎えてくれたか    台倉高山/帝釈山/田代山 Pt.1

2014-06-20 23:47:44 | 山行

入山日 2014年6月15日(日) Kさん、YGさんと                     (帝釈山から観た台倉高山)
世の中の流行、はやり廃れなど何処吹く風、常にわが道を行くのは、70年代、80年代メタルを今だに聞き続けるこの耳と同様。孤高の平凡ハイカーなな”は、この日朝行なわれるワールドカップ、コートジボワール戦を観るという選択もせず、この日もせっせと山歩き。
15日は特にオサバ草が見たいというわけでもなかったけれど、台倉高山が未踏でもあったので、ピークハントも兼ねて,馬坂峠から歩いてみた。2日前、山友のKさんから尾瀬沼で水芭蕉を見たいとご希望の連絡があったけれど、台倉高山と帝釈山、そしてオサバ草祭りの概要を説明すると、大乗り気になってくれて、今回の山歩きとなった。Kさんの友達YGさんとは、今回が初対面だったが、男のなな”が置いて行かれるのではないかと思うほどのスーパーウーマンだった。
山選択の希望をなな”に合わせてもらったので、いい山行になってくれないと、いささか困るのだが、どうだったでしょうか。歩いたのは、全くの一般ルートとして歩かれているコース。私が詳細を記すまでもない、感想と感動したことなどをダイジェスト的にいきましょう。

昨日は南会津で、1日雨の山歩きになってしまった。今日の目的は、台倉高山の初歩きと周囲の眺望期待。それと馬坂峠で前日からはじまったオサバ草祭りでもらえるバッジ。案外走りやすかった林道をかなり長く走って7時前に峠に到着。昨日とはうってかわって、さわやかな天候。オサバ草祭りの記念品配布は8時からの為、待たずに、先に台倉高山に向かう。

(峠には既に、10台以上の車が到着していた。それでも意外に少ない台数だったのは、この日の朝行われる、ワールドカップ日本の試合の影響か。)


COURSE: 馬坂峠 7:06 ・・・ 台倉高山山頂  8:50-9:12 ・・・ 馬坂峠 10:48
峠から東方面に山道に入る。いきなりよく整備された階段を含むコースを登る。最初の斜面はやや急登箇所があるが、歩きやすい。


尾根型の感じられない広い斜面を登っていくと、残雪斜面もときおり現れてくる。それと、地面には散ったばかりの桜の花びらも・・・



樹林帯の中の登りや尾根脇の道を平坦に進んだりして約50分で、ミニ湿原のような地点に到着。三段田代とか書いてある板があった。 まだお花はあまり咲いていなかった。



稜線というか尾根道に出ると、いかにも栃木県北の深山らしい樹林の尾根が続いていた。




稜線のコース脇、少数派だけれど、こんな可憐なお花が咲いていた。



しょうじょうばかま ?



1時間30分くらい歩いた地点で、前方にめざす台倉高山らしいピークが見えてきた。前を行くKさん。 YGさんはかなり先行していて、この時点で姿が見えないほど前方に行っている。kさんはといえば、山1年目だった昨年、一緒に歩いた時は、かなりスローな歩きだった記憶があるが、いろいろ経験を積んだようで、通常の登山者と変らないような速度で、力強い歩きができるように上達していた。




1時間40分ちょっとで山頂に到着。山頂に着くまでに、既に北方面に会津駒が白い巨体を見せていて、なんとなく感づいていたが、山頂からのさえぎるものの無い姿は格別。




狭い山頂には、三角点と山名が書かれた大きな棒。 二組の年配夫婦が休憩中という静かな雰囲気。360度の眺望でしばし、3人で撮影大会。



白根山方面、手前は根名草山、温泉ケ岳の稜線。



至仏山、燧ケ岳。



日光連山。 子どもの太郎山が親の男体山の隠し山になっている。



予想していたより、断然素晴らしい山頂の展望を存分に楽しむ。
20分以上も景色を見ながら感嘆の声をあげたりして、まだあまりまだおなかもすかないので、食事大休憩もせずに来た道を辿り下山。馬坂峠に近づくまでは、非常になだらかな静かな尾根道を緩やかに下る。YGさんは、くだりでも早く、隙あらばどんどん進むタイプですぐ見えなくなる。ポイントポイントでしかと待ってくれているのはさすが・・・。 この日の自分はシンガリ役割とほとんどKさんの前後歩き。 自分の本当のペースで歩いたとして、YGさんのスピードで行けるかはちょっと疑問??。



さて、”オサバ草祭り”と名のついた、この山域の今日の歩き。峠付近の樹林帯の斜面にほんのわづかの花がところどころ白く小さなお花を咲かせていた。が、それはほとんど咲き始めのレベル。言われなければ、花に興味のない人なら素通りするだろう。 そのお花の写真は記事の構成上 Pt.2で掲載させてください。   □□
======== >    Pt.2 に続く。

(それでも、皆さんこんな風になって、一生懸命撮影していた。 )




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