日光山系 ななころびのあの山の向こうに

あの山の向こうには何が待っているのだろう。7回ころんだら7回起き上がる、平凡ハイカーななころびの気まぐれ山行録です。

春よこい、”春らんまん”を待ちわびて    両崖山、大岩山、行道山

2014-01-23 03:14:18 | 山行

入山日 2013年1月19日 (日) 単独     (両崖山からの縦走路で見る大岩山方面)
この週末は日本列島を猛烈な寒さが襲いました。テレビのニュースは大雪や寒さに関するものばかり、センター試験に影響もでたようで受験生も一苦労ですね。去年のセンター試験の日は、姪のS☆に”がんばれ”と心の中でエールを送りながら、雪の社山をみー猫さんと登ったのが思い出されます。そろそろ、スノーシューの足慣らしをしてみたい頃なのですが、この天候ではそっち方面に向かう気も起こらず、最近ちょっとはまっている足利にまた行ってきました。目的は両崖から行道に向かう未知尾根歩きと栃木100一山のカウントアップ、それとトレーニングです。予想通り、よく整備された一般ルートだったので、私が詳細を記すこともないでしょう、記事は簡単にいきます。

歩き始めるてちょっと高度を上げると、後方にかなりくっきりの富士山。先週大小山から見た時より、はっきりしている。


course:  織姫公園P 8:14  ・・・ 両崖山 8:55 ・・・  大岩山 10:06 ・・・  行道山 10:23 ・・・ 両崖山 11:51 ・・・ 織姫公園P 12:27

進路右手(東方向)には先週周回した大小山方面の山塊が見えた。


両崖山山頂までは、前回昨年12月31日の時同様、超リピータのようなおやじさんなんかが、結構歩いていて、なかには、リュック無しお散歩スタイルの人までいる。こりゃ、この辺の人は健康的だわ。 
40分少々で神社のある両崖山山頂に到着。この日は天気は文句のない晴れだけれども、風がかなり強く歩いていないと非常に寒い。上はフリースを着込んだままでも歩けてしまう強風が吹きすさぶ尾根歩きとなった。



両崖山から先は、前回yさんと来た年末は天狗山を回る西へのコースに向かったが、今回は北に尾根伝い。行道山をめざす、今回の主な目的はこちらの山。山頂より先の尾根道は初あるきになる。この辺の山塊特有の岩混じりの道と樹林の穏やかな道が交互に出てくる。



両崖山から少し進むと目指す方向に結構顕著なピークが見えてくる。前回天狗山のほうからもよく見えた山で、おそらくあれが途中経由する大岩山だろう。




左後方には、遠くに長い山の稜線が見えている。奥多摩、秩父の山なのかなあ。真剣に調べにかからないと何が何の山か全くわからず。



途中何度も露岩の岩稜を歩いて行く。振り返るとこんな光景。(P ↓)



一度舗装路を横切りアップダウンを繰り返すと、経由地の三角点274.4mに到着。南北横に長いピーク。



三角点を過ぎると、いったん少し下り、鞍部から大岩山へはまた登り主体の開放的な尾根歩きになる。途中、また二度ほど舗装路と合流する。



大岩山の直下は樹林の中の登り、斜面をつづれおりに登っていくコースに素直に従い山頂に到着。この山頂は眺望も特に優れているわけではない。両崖山から先の稜線では、前からアベック二人とすれ違ったのみで此処まで静かな歩きを楽しめている。。



大岩山からは、さほど大きく下らず、意外なほどあっさりと行道山山頂の三角点に到着。ここのピークベンチと東屋が設けられているが山名板の類は無かった。脇のほうに石の祠があった。先客は若い男性二人組のみ。しばらくパンを食べている間に、両方向から3,4人のおじさんが到着してきた。



行道山につくころは、それでもかなり風は弱まるが、それでもまだ結構の風。北方には新潟方面の雪雲が侵略してきていて、遠望は利かない。山頂にあった山名方位盤によると、こちらは石尊山、遠くに仙人ケ岳方面だというが・・・



行道山歩きは今回は北限は三角点441.7mまで。 その先や浄因寺はまた最適な季節に訪れたい。
(帰りは来た道を戻る。北関東自動車道を望む地点から西方向を見る。 )




行道山から両崖山までの間では20人ほどのハイカーとすれ違う。ここのコースもまた人気のコースなのだった。両崖山山頂タブノキの自生木が6本ほどあって、北限なのだという。



両崖山の南尾根は遅い時間出発のハイカーがまだかなり登ってきて賑やか。下りに使ってみて、公園Pまでが意外に遠く感じた。この日は往復4時間ちょっとのあるきだったが、予想通りの好印象コースで足利の山歩きを楽しめた。 今日のはじめては、三角点2つ、と栃木100山ひとつ。 行道山北方はまた、秋の頃来るのが楽しみだ。
最後に、昨年暮れに病により急死された元はっぴえんどの大瀧さんのご冥福をお祈りしたい。アルバム”風街ろまん”は今でもなな”のフェバリット、アルバム内で聞ける”春らんまん”でのあの変体的なヴォーカルは他の誰も歌えないと思う。   ■■





40年以上前に作られたと思えない驚異の名盤。



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4 コメント

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近くにおられたのですね (みー猫)
2014-01-23 22:24:06
こんばんわ。
当日、鳴神山でしたので実に近くでしたね。写真で見る限り、そちらのほうが快適そうに見えます・・・・むむむ、自分の世代感覚ではソロのイメージですね。ななさんも、もしかして長髪だったとか(笑)
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みー猫さん (ななころび)
2014-01-24 03:38:15
こんにちわ。
当日歩き始める時、みー猫さんからメールが入っていました。(笑) ここ数回、足利の山歩きは、いつもお天気に恵まれています。
大瀧さん、ソロでも活躍してましたね。でも、バンドとして”はっぴいえんど”は凄いです。ハイトスさんも趣味のコーナーに載せてました。
自分は長髪の時期はなかったですねー。
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風街ロマンはよく聞きました (ノラ)
2014-01-24 17:13:46
ななころびさん こんばんは。行道山周辺は何度行っているか分かりません。江川山なんて知らないでしょうね。江川町の西にある223mの三角点峰です。ここも展望はいいのです。
話は変わりますが,大瀧英一さんは私も好きでした。ハッピイエンドのLPは随分聞きました。でもレコードは売ってしまったのだったか?擦り切れてました。もうないです。CDで買い替える気が起きなくてそのままです。
以前,ななころびさんはHO大と書いてましたが,私が育ったのは62年間の傍の石段の横辺りです。多分,ななころびさんは理科系でなかったら,私の実家の横を通っているはずだと思うのですが。間違っていたらごめんなさい。
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ノラさん (ななころび)
2014-01-24 21:24:53
こんばんは。
行道山周辺も何度も行かれているのですか。ノラさん、栃木や福島のヤブ山だけでないのが凄いですね。江川山は自分の研究対象になります。
はっぴいえんどのあのアルバムは歴史的名盤ではないでしょうか。ツェッペリンの1,2NDと同じ時期にこんな内容の音を作れるのは驚きです。何度聞いたかわかりません。それとはっぴいえんどのすごいのは、四人ともスターだということもです。
そういえば、ノラさんの若い頃の写真、ちょっと長髪ふうだったような・・・
H大のそれは、市ケ谷キャンパスのことですよね、4年間通いました。ノラさんの実家、すごいとこにありますね。
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