
入山日 2013年3月24日 (曇) (瀬尾地区から見る毘沙門山)
24日は今市の茶臼山、毘沙門山に登ってきました、超地元です。この日は当初から天気予報が芳しくなく、また午後から家庭の予定が2件入っていました。今週登山をパスしてしまうと来週以降の山行での脚力の低下を招きかねません。数時間でも歩きたいのと、毘沙門山は初めてなので出かけてみました。
毘沙門山といえば、たそがれオヤジさんが昨年春に歩かれて、その宗教色の予想外の無さに記事タイトル ”ちょっとがっかり毘沙門山” と名づけられた山です。ミニ縦走コースの始まり茶臼山は、自分のもろ生活圏、家から車で10分以内の印象。本当に低山で山深くも無く、歩く距離も短いので、自分も全く期待していませんでした。それでも、頻繁に見ていて登らないのも気になるもの、それとなぜか毘沙門山は栃木100になっています。一度ハイキングコースを歩いてみるのもいいと思っていたのと、本日の状況が合致しての決行となりました。 (以上、予告編より引用)
コース: 倉ケ崎新田/茶臼山登山口 7:50 茶臼山 8:10 毘沙門山 8:56-9:00 車道出合い 9:23 スタート地へ 10:14
倉ケ崎新田地区の茶臼山登山口にスバルを置きスタート。(写真下) 茶臼山山頂までは、同じコースで小学生の頃、一度登ったことがある。ここのすぐ近所の母親の実家に帰省中の夏休みの夕方、いとこに連れられて登ったのだ。なんと実に約40年ぶり・・・
しょっぱなから、急登。(写真下) 天気は湿った超曇天、何を期待してよいかわからないような気持ちでのスタート。いつもは最初はゆっくり歩き出すのだが、このコースは短いと知っているので、最初からトップスピードにあげて歩こうとして失敗、急登、枯葉で滑る、足の乗せ場所がうまくできていないなどの要因もあり、最初からしんどい感じを味わってしまう。
かと思えば、いい感じの緩やかな尾根型に乗ったりする。この辺の子供の頃のコース記憶は全くない。(写真下)
20分で茶臼山山頂に到着。眺望はあまり期待できないピークで、曇りなのでなおさら周囲の展望が利かなかった。
茶臼山からは尾根をアップダウンしながら緩やかな尾根道を進んでいく。植林帯がメインだけれど、時に自然林の脇を歩いたりする。(写真下)地点、人口施設(建物)のある少ピーク。ここは直前で左に巻いた。
露岩の尾根なんかもでてきて、アクセントになっている。(写真下)
毘沙門山手前の急斜面、切り立った小岩が重なり合ったような急な登り地点。(写真下)左にも踏跡があるが、岩を直登してみる。この斜面を半分以上直登したところで、左にピンクの目印とはっきり踏跡の巻き道。優柔不断な判断でそちらに、トラバースしようとして枯葉に足を滑らし1mくらいずり落ち、枯葉だらけになる。ここでザックの脇に入れていた500mlペットを落としたと思われる。(下山して飲もうとして無いことに気づく、今度回収に行かなければまずいかな。)
スタートから1時間ちょっとで毘沙門山に初登頂、(写真下) 反射板の向こうにさっき居た茶臼山、かなり遠くに感じられた。曇っているせい?
山頂の三角点ゲット、栃木100も1座ゲット。日本100、栃100には興味ないといいながらも、ひとつずつ増えていくのが何となく嬉しいのはどんなものでしょう?
ここの山頂は茶臼山とは違い、眺望はよろしいようだ。晴れていたら、北から西方面、特に日光連山に向け山稜が徐々に高度を上げていく様子などがよく見える気がする。眺望期待で登るなら、茶臼山よりこちらの毘沙門山だ。この日はちょっと残念、全体に白っぽい風景になってしまっていた。(写真下)
山頂からは、尾根伝いに北方面に進む、途中ヤブ山によくある尾根分岐があるが、この山では迷うほどの分岐にはならない。(写真下)
この地点は道標が無ければかなり悩むポイントのはず、大桑に下りるって? 北側を回って周回できるのだろうか、今度来るときはそっちにいってみてもいい。(写真下)
車道にでる直前で、沢筋に捨てられた結構な量の廃棄物を見た。相棒Yさんに話は聞いていたが、まだ有ったか。こんな所に廃棄するなんて・・・この20年来の不況で目先の生活に必至で、倫理感にまで気が回らないのはわかるが、他人や子孫に迷惑がかかることだけはしてはいけないのではないだろうか。そもそも最初からその手の倫理感を持ち合わせていなければ話にならないが・・・
子供の頃以来の茶臼山に登り、毘沙門山(三角点)を1つ初登頂できた。始めは雨予報もあり、歩けないかなと思っていたくらいの1日だったので、得した気分。このミニ縦走、思ったよりはがっかりではなかった。ちょっと空いた休日の隙間時間に、体脂肪減らしや夏の高山登山への足慣らしトレーニングとして走ったりするのによろしいのではないだろうか。 ■■
(写真下) 車道との合流点。
帰りの車道途中にあった神社に行ってみる、階段をのぼり上から撮影。
今市地区で7日くらい前から咲き出した梅、その向こうに茶臼山。
スタート地点まであとわずかな地点からみた茶臼山。(写真下) 手前の岩の斜面は結構印象的ではある。洞窟風な穴があるので地元では有名。
神社も含め、私と同じコースのお歩きだったようですね。
天気も同じような感じで。
あの山、私には、いまだに複雑な思いがありますよ。晴れた日に歩いていれば、気分的にもからっとしたものが出てきますかね。
今回のコース、たそがれさんの全くの後追いのような形ですね。この山、場所的に深山でないのが印象をあまりぱっとさせない大きな要因かもしれませんね。
晴れていれば、日光のいい眺望が望めるとは思いますが、晴れていたらもっと別の場所を求めたくなりますよね。
同じ地域でも愛宕山周辺のほうがたそがれさん好みかと思います。
どうもたそがれさんの記事のイメージが強い山になっちゃいましたかね。下山場所の散らかりがイメージを悪くしてますね。もうそんな風に捨てる輩はいない時代と思ってるのですがね。自分のときにはさっと登っただけでしたが、晴れてましたので山頂からの眺望は、高原山や鶏岳などがよくみえてなかなかでしたよ。それだけに残念です。山名のようにもっと社や鳥居があれば違ったろうにと思うのです。
地元人がすぐ近くの山に廃棄するはずもないので、少し遠方の人が捨てるのでしょうかね。今市/城山なんかは、ごみ捨てに対する警鐘のような呼びかけがよく見られましたが、山を綺麗なまま維持するのも地元自治会のかたの努力が大きいのだと思います。
この山は実は今市が雪で真っ白になった朝にでもやりたかったのです。みー猫さんの撮った眺望写真が良かったので、何かの機会にまた狙ってみます。
どこにあるのか教えていただければ幸いです。
下山後に行った神社ですが、毘沙門山の登山口から、車道を瀬能や大谷向方面に少しだけ歩いた右手にあります。たしかコンクリの階段を登っていく途中に鳥居がたくさんあり、静かな神社だった気がします。
機会があったら、行ってみてください。
修学旅行で伏見稲荷大社に行ったとき「地元にもあったらなぁ」と思っていたのですが
まさか目と鼻の先に稲荷神社があったとは・・・
しかも書道教室に通う際に6年間通い続けたその道中(なぜ知らなかったのか)
良い場所でした!
神社行ってきたんですね。稲荷神社は今市には他にも山久保地区にあったと記憶しています。記事はコレ→(http://blog.goo.ne.jp/blgmnt49/e/6ceb469f247e6368fddf5a8861692395)
今市インターの少し西方向です。
くぼやんさんは、このブログにコメントをくれる人の中で最年少です。これからも、気が向いたら時々のぞいてみてください。
登山はあまりしたことがないのですが、茶臼山には4才ぐらいの頃と半年前、弟が学校で登山をするとのことだったので父と練習に行きました。(結局弟の方は雨天中止になってしまいましたが・・・)
本当にありがとうございました。