
2016年12月24日(土) (二床山、三床山。)
安蘇の南北の尾根つなぎは、並行した何本かの尾根を同時遂行中ですが、今回はほぼ歩いたことのある行程を逆方向にむかう歩きをしてみましょう。昨年の同時期、閑馬岩峰群5峰から三床山まで繋いだので、1年ぶりの稜線歩きです。自転車を金原のさーのって号のバス停前にデポして、三床山登山口の、鹿島神社前駐車上から歩き始めです。ある程度の距離も歩けて、途中地図も読めるし、そんな事を期待してのスタートです。
三床山登山口に着くと、車は2台。内1台は佐野の役場関係のかたらしく、ハンターとの事故防止を呼びかけてくれます。軽の車の側面に可愛らしい絵が描かれていて、写真を撮らせてもらいます。これもまさしくオフィシャル。
コース; 鹿島神社p 8:22--- 高松 --- 二床山 --- 小三床山 --- 烏ケ岳 --- つつじ山 --- 桜山 9:50--- 大姫山 --- 天ケ岳 10:27--- 林山 11:11 --- 金原山 11:50 --- 閑馬岩峰群1峰手前のピーク --- 金原バス停 13:10
今日は始めて二床山から登ってみます。樹林帯を少し登って、岩混じりの稜線歩きになります。振り返るとお隣の大小山の稜線が見えていて、その向こうには今日も富士山が遠くにくっきりと見えます。
アップにしてピンとを合わせないと、写真には表せない富士山。富士山はみえる範囲全て真っ白。
高松というピークは、松の木がいくつも立っているピークで、そのピーク付近に立つと、隣の三床山がとんがって見えてきます。(p ↓)
三床山の右を見ると二床山にむかう稜線の足元は、急峻な岩の崖がむき出し、岩稜であることがよく判ります。
二床山からのピークには簡単に立てて、三床山方面に、途中左に折れてつつじ山、桜山への周回路に入っ行きます。一床山とか、つつじ山の周辺の岩や砂礫はどうも赤褐色のものが多いのが特徴のようです。
スタートしてから1時間30分ほどで桜山に到着。文政十三とか書かれている祠を観ます。今日は、ここはまだ序盤の通過点なのですが、腹がへってきて、セブンのメンチカツバーガーって珍しいやつを食べて休憩。
桜山から大姫山は、わずか数分の距離。大姫山からは、これから進む稜線が見えていますが、位置関係がよく掴みづらい。途中、ちょうど稜線が西に曲折していく400m、390mピークあたりの尾根が東西の屏風のように見えているのでしょう。(p ↓)
大姫山からは、北の展望が得られます。男体山はなんとか見えてしれより北はどうも雪雲のようです。
天ケ岳の手前は、明るい林が続く尾根を進みます。松でしょうか、いい雰囲気を出しています。
もう年も終わるというのに、忘れ去られたような紅葉が見られました。
天ケ岳までは一度、稜線を西に曲折して進みます。その辺に来ると、尾根上の岩稜の比率が高まって、歩く上で一段面白さが高まります。
振り返ると、歩いてきた稜線が見えていました。歩いてきた全稜線が見えるだけに、ここの眺望は気持ちがいい。中央右よりのぼんやりした丸いピークが三床山のピークかなと思います。
俄然面白みの増した尾根です。こんな岩をいくつも超えていきます。
2時間50分で林山に到達。西への曲折歩きが終わって、北上開始する地点の400mピークが林山って呼ばれているようです。林山には、この周辺の山についている、茶色塗りの立派な名板があります。林山は軽くスルー。その先、開けて大鳥屋山、唐沢山の稜線がきれいに見えます。あのピークは、あの伐採地の地点で、岩稜で少し危うい場所なのだ、とか思い出します。(p ↓)
1年前見ている、六地蔵峠を通過します。この稜線にあったのですね、もちろん存在は覚えていますが、ここにあった事は忘れていました。突然の出会いに、少しだけ得した気分になります。この峠は旗川と、閑馬川の流域の集落をつないでいたのでしょう。
スタートから3時間30分で金原山の山頂に着きます。高松からここまで、誰にも合わずに来ましたが、もちろんこのピークも静かなものです。この山頂は樹林に囲まれていますが、この落葉のこの時期、周囲の展望も望めるので、明るく雰囲気はいいです。ここで、大休止、ゆっくりパンを食べて、コーヒーをすすります。山名板は3枚あったか、うち1枚はRKさんの白板でした。
金原山からは、尾根通しに北上。林道を横切って、再び稜線歩きの続きです。
(林道横切りから、最初のピークへは植林の中の急登)
当初、閑馬岩峰群まで歩き通そうと考えていましたが、ちょっとした考えがあってやめました。林道横切りから2つ目のピークは見覚えのあるピークです。このピークは、西に延びる尾根があって、登り、下り1度づつ歩いています。今日もその尾根で下山です。
(林道横切りから2つ目の、見覚えありピーク)
西尾根を下って、それもわずかな時間で林道に降り立ちました。尾根末端の林道では、尾根の崩落があったのか、それとも計画的にか、擁壁工事のようなことをしています。そのうちこの尾根は使えなくなるかな?と少し考えます。
あとは、金原集落に降りて岩峰群を見ながら、デポした自転車のある金原BSに向かいます。
集落にあるお堂は、いつも素通り。今日は余裕があるし、一人なので、寄り道しました。お堂の前の石仏は、かなり雰囲気が出ています。
で、朝置いておいたチャリに到着。バックの山は今年ノラさんと偶然山中で出会って歩いた石尊山です。(p ↓)自転車のチェーンキーを外していると、サーのって号が来ましたが、今日の搭乗は必要なしです。またの機会に使わせてもらいましょう。まだ、すこし時間も早めなので、閑馬の神社でもゆっくり見物して、三床山登山口まで戻りましょう。■■
自転車で登山口にもどる途中の神社は、とても秀逸だったので、パート2に続きます。 =====> Pt.2
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