
2015年10月25日(日)
こんにちは、栃木のおねえハイカーです(嘘です)。25日は、うちの母親を連れて紅葉見物です。今市に住んでいるので紅葉なら日光にでも行けばいいのですが、この時期の日曜にいろは坂を登っていくのは、渋滞を体験しに行くようなものなので、向かうのは今回も大好きな会津方面です。
昨年とてもよかった昭和村のドライブ観光がメインです。道の駅のちょっとしたイベントでそばを食べ、前後のドライブで紅葉を見て、前回きれいだったけど、入り口しか見られなかった矢野原湿原を歩いてみましょう。母親が許せば、プラスで近くの里山にも行って登ってみるつもりです。
肝心の紅葉ですが、鬼怒川、川治周辺は色づき始めのレベルで昨年と同じ。三依辺りから先は渓流沿いや山の紅葉が結構きれいでした。田島の平野部を抜けて昭和村の山道に入ります。国道400です。登って行って舟鼻峠周辺へ、昨年ここはきれいな紅葉だったのですが、天気(雲が多め)のせいか、少しさえない色彩です。葉はかなり落ちてしまっています。1週間くらい遅い感じです。峠からは下りで、下るにつれ紅葉も戻ってきます。途中2,3箇所、紅葉スポットなのか、数人のカメラマンが三脚を立てていたりします。なな“は沢沿いのもみじの里と板名があった、地点で写真を撮りました。
道の駅“からむし織りの里“には10時前に到着で、今市から2時間ちょっとなんですね、近い。店をのぞいたり、織機を見学したりする間にイベントが始まって、新そばのけんちん汁風を食べます。今年はてんぷらも付けましたが、地のものたっぷりで安くておいしかったなー。
昨年もでていた昭和村のロックバンドは、昨年の洋楽中心の選曲とは違って、一般年配者向けのわかりやすい曲構成で、なかなか渋かったです。
矢野原湿原は実は、なな”としてはこの日一番のお楽しみです。母は、歩かないというので、新しく今年できた立派な駐車場の車においていき、なな“だけ湿原を一周です。
今年は天気が雲で、時に水滴が落ちてきたりの天気の中、画像はイマイチですが、自分は気に入っています
(矢野原湿原、入り口周辺)
源兵衛清水だそうです。
湿原といってもそんなに大きくないです=DEATH。数分で方向転換してUターンして、対岸を歩きく局面になります。小高い丘の脇を歩いていくようです。
矢野原湿原の草原部分。
森の中、池の脇の歩道を進みます。森の中は紅葉の木々が綺麗ですが、やはり天気がいいほうがよかったですね。
そうこうしているうちに、湿原有歩道一周も後半に近づきます。幸いなことに日差しが出てきて、景色の色合いが多少グレードアップしました。
最後は少し高い所に遊歩道は登っていって、高い視線から湿原にお別れさせてくれます。母が車で待っていると思うと、写真を撮るとき以外、早歩きや小走りしてしまいます。こういう場所は、のんびり歩ければ最高なんでしょうけど。
矢野原湿原をあとにして、車で15分ほど走ったでしょうか。大芦地区の愛宕山に登りましょう。母が車の中で、待っててくれると許可が下りたのです。
登り口の神社はすぐわかった(P ↓)のですが、駐車地がない。少し離れた畑脇の車道脇に車を止めて、脇の畑で大根を抜いているおばさんに、「ココに止めておいていいですか、あの山に登りたいので。」と訪ねます。おばさんはちょっと驚いたように「こんな寒いのに、山登るの?。神社の階段から登れるよ。」と教えてくれました。なるほど、小雨の降ってきた風が強い中、そんな質問をしたなな”は通常の感覚では、プチ変人??なのでしょうかね。とりあえず、車をそこに置いてスタートです。
階段上にはりっばな神社がありました。
神社右脇から先に進むと、踏み跡が明瞭にあって最初から急登りです。(P ↓)小雨はやまなくて、どうしようかと思ったものです。今日の靴はただのスニーカーです。
数分で雨は止みました。ほんのり陽射しもでてきたりしますが、この山最初からずっと急な登りが続きます。ここでも、車で母親が待っていると思うと歩が早まりますが、急登であるためさすがに走れません。車には載せてあったストックくらい持ってくればよかったと思いました。
山頂に近づくにつれ、頭上の紅葉も鮮やかになった気がして、すぐに神社の建家のようなものがある山頂に到着しました。山頂までは登山口の神社からだとわずか13分、今市板橋の城山よりも小ぶりか?。でも急登は、こっちの山の勝ち!って、何のこっちゃ。本当に裏山って感じの山でした。
山頂から北方面の眺望が開けていて(開いた?)下の大芦集落と大仏山をはさんで、左に志津倉山、右に博士山が見えているようです。こうやって見るとただの小高い丘のようですが、実際の山はかなり起伏もあり面白そう。来年は行きたいですね。
神社の建家の前に三角点。
山頂の南東方面には、尾根が伸びているようですが、今回はちょっと覗いただけです。南東方向の先には小松峰、さらにその先には御前ケ岳まで続いているようです。
下りは、スニーカーなので、急な斜面を降りるのに難渋します。普段何気なく履いている登山靴がなんと重宝なものか、始めて実感しました。
(ただの里山なんですが、ところどころ紅葉も綺麗です。さすが会津の山です。)
山から出る頃はまた雨が降ってきました。神社から車の停車地まで、3分くらい町の中をあるくのですが、かなり強く降ってきたりしてます。
(母親の待つXVはこんな場所に停車してました。約40分くらいの間に1台しか、車が来なかったそうです。)
(大芦愛宕山 )
天気がいまいち、おまけにかなりの強風、期待の舟鼻峠周辺の紅葉は終わりかけと、ちょっと冴えない一面もあった観光でしたが、地のものを食べて、道沿いの紅葉を楽しんで、里山でピークカウントまでして、まあまあ良い一日でした。
帰路、串焼きでも食べようと立ち寄った道の駅田島で、無料のきのこ汁の振る舞いをやっていたのでもらったら、かなりの量のアツアツのきのこ汁を美味しくいただいて、食品を購入する必要を感じなくなりました。代わりに、イキの良さそうなりんごをひと袋買って3週連続の会津旅を締めくくりました。 ■■
(旧喰丸小学校といちょう)
御前ケ岳は、自分はまだなので、来年は行かなければなりません。
神社下の斜面の石仏だったか宗教遺物って、ちょっと見逃しました。他のかたのブログで、官軍兵士の墓ってのも、何処にあるのか見当たりませんでした。
矢の原湿原で、道路脇の清水汲み場なんてあったかな、? やっぱり、ノラさんは芦愛宕山とか、登ってるんですね。・・・
写真にある源兵衛清水の手前に、道路脇にある清水汲み場がありました。
今日は足尾のヤブ尾根を歩こうと、朝5時前に起きたのですが、珍しく頭が痛くてやめて、1日ゆっくりしてました。
高舘山ってヤブ山ですかね、北東とか、南から登れそうですね。
昭和村もマニアックな山がたくさんあって、登っていくとキリがなさそうですね。
ところで、私は先月、地元の蘇武岳と、テン泊で加賀白山に登りました。蘇武岳は加藤文太郎や植村直己が登った山です。この日は穏やかな天気で、あまりの気持ちよさに山頂でウトウト。紅葉も綺麗でした。白山は青空だったのですが、山頂付近は烈風で立っているのもやっとでした。初夏から紅葉シーズンにかけて登山者で溢れる白山も、私が登った時は既に紅葉も終わり、登山者はわずかで、広いキャンプ場に私ひとりの夜となりました。
親孝行になっているかどうか、それに結構自分でも行きたかったので行ったという感じもあります。
蘇武岳って、初めて知りました。紅葉も綺麗だし、地元の人には愛されている山のようですね。
白山も私は未踏で、ほとんど知らない(名前は聞いたことがある)山でしたが、標高も高くて登ってみたくなりました。
ムークンさん、相変わらず精力的に頑張っていますね。
加藤文太郎や植村直己さんって、そちらのほうの出身なのですね、勉強になります。