
2016年5月3日(GW)
3日は、野球親爺さんの歩かれた記録を参考にさせていただいて、初めてミツモチ山を歩いてきました。ヤブ尾根からその尾根をそれて、斜面トラバース歩きをしてアカヤシオを探し歩きです。なかなか、ピンクの花が出てこなくて、諦めてトラバース歩きをやめようと思った頃、アカヤシオの花の群生が出てきて、後は、一般ルートの大丸での大鑑賞まで、たっぷり楽しめました。
県民の森の育樹祭跡地の駐車場に車を止めるのも野球親爺先輩の記録、参考です。そもそもなな”は県民の森って、始めてきました。そこから林道を4、50分くらい歩いて、尚仁沢左岸尾根に取りつきます。取りついた尾根は笹原で、薄く踏跡はあります。ミツバツツジが散発的に咲いています。
標高1050mくらいで尾根センターに植林のような森が出てきたので、そこから尾根左の斜面に回り込み、アカヤシオのお花探索です。本日は山に登頂するというより、脇道にそれてアカヤシオを楽しむのが主目的です。
シロは咲いていないと思いましたが、少数ですが花開いている木もありました。
尾根の山腹をトラバースして歩いていきます。鹿道がいく筋も見えます、その中のひとつを辿って、ほぼ水平に進みます。斜面下方の新緑が綺麗です。
コース;県民の森、育樹祭跡地 --- 尚仁沢左岸尾根取りつき --- 大丸 --- ミツモチ山頂 --- 南尾根経由で下山 --- スタート地へ
これからのミツバツツジも目立ちます。
尚仁沢の上部の斜面をトラバース歩きを30分くらいして進みますが、アカヤシオの花の群生は出てきません。散発的にすこしずつ現れてくるだけです。これは数日の間に終わってしまったのか、それとももっと奥(北方向)にあるのか、疑問を持ちつつ進みます。
(ミツバツツジは多く咲いていました。)
斜面トラバースを40分ほどするとアカヤシオの花が多くなり出しました。でもあまりトラバース歩きしていると、ミツモチ山頂とか、本丸とかの頂きから離れていってしまいそうです。見上げるそれらの稜線方向はかなり急斜面の上にある感じです。これ以上、アカヤシオの探索はやめて、徐々に高度を上げて一般ルートに合流しようと、試みます。
一箇所だけ岩ごろごろの枯れ沢状の地点が歩きそうだったので、岩にのって登ります。そのあたりは、登るにつれてアカヤシオ並木のようになっていて、偶然にも花の密集地に遭遇した感じです。
(この地点から高度を上げていきました。)
岩の枯れ沢地点は男体山の登山道のような大きな岩が連なっていて、グングン高度を上げていけますが、周囲がピンクのお花だらけなので、岩に腰掛けてパンを食べてコーヒー休憩です。
(見下ろしながら登って行きます。)
のどかな花の風景ですが、登っている傾斜は結構急です。見た目ほどきつくはなく、歩きやすい地点を上れました。
稜線に近づくと大きな岩があったりしますが、簡単に巻いて登って稜線到達です。その周辺もまた、ツツジが綺麗でした。
笹原の稜線に登りたち、少し北上します。すぐにミツモチ山頂、大丸間のルートに合流。そこからはハイカー行き交う領域です。
大丸にまず行ってみましょう。大丸周辺もピンクのお花がたくさん。これだけ集中してアカヤシオの花を見られたのはおそらく人生初だと思います。
大丸のピーク付近のアカヤシオです。
大丸周囲全体がピンク色の世界なので、もったいないので、わざと踏み跡を外れて、少し下って斜面をトラバースあるきして寄り道します。
これだけ綺麗な状態になっているのに、天気はいま二くらいなので、ハイカーは少ないのでしょうか。思ったほど人出は多くありません。案外静かに初めてミツモチを楽しめています。せっかくですから、ミツモチ山頂に行ってみます。
(ミツモチ山頂付近にさいていた、アカヤシオ? なな”的にはこの色合いの花が一番のお気に入りなのです。あまり赤みを帯びていない、クリーム色っぽいのがたまりません。)
山頂には展望台があって、誰もいなかったのでベンチに座って、またもパン、コーヒータイム。展望台って言っても、下に見えるはずの街も今日は曇って見えません。
(下山は南尾根から下ります。この道標の所が下山尾根最上部のようです。)
南尾根は最初ヤブっぽいな、と思ったら、少しだけ下ると明瞭な踏み跡が合流してきました。どうやら、別の入口があったのかな。南尾根は最初、アカヤシオがたくさん咲いていて、途中からミツバツツジがあちこちに。それと少数シロヤシオの花も咲き出していて、他は今にも咲きそうなシロと紫の花のつぼみをたくさん見て下山です。
野球親爺さんの記事に、下山尾根の末端付近にシロの花が立派にさいている地点があると書かれていましたが、しまったよく読んでおくんだった。簡単に行き着くと思っていて、ゼンゼン判りませんでした。でもこの山上部で、アカをたくさん見てほぼ満足していて、シロの探索を深入りしようという気はおこりませんでした。帰宅して野球親爺さんの記録を読み返して、シロの群生地はあそこからかな、っていう踏み跡は現地で見ていて記憶していたので、来シーズンがあれば行ってみましょう。今まで、ミツモチって、自分の頭の中に、山としても花としてもほとんど認識のない山だったので、このような機会を設けてくれた同県民の先輩に感謝です。 ■■
(下山してきて、尾根の末端部分付近。新緑も綺麗でした。)
白はミツモチ山頂への南斜面で、まだまだ咲き始め、これから祭りが始まりそうです。
ミツモチ山、9日にいってきて、ななさんがどのあたりを歩かれたのかがよくわかりました(≧▽≦)あの青空コースから一般道にひょこっと出たわけですね(笑)あのあたりはまだ結構お花が咲いてくれていました✨しかし、大丸周辺はもうそれはそれはさみしいものだったので、こうも違うものかと、予想はしつつも思い知らされました。ただ、その分、県民の森はシロヤシオがいっぱいで結構楽しめました♬ツツジを見るにも一般ルートで行かないのがさすがのななさん(#^^#)でも、きっとヤシオツツジは人が踏み入らないようなところにこそいっぱい咲いているのでしょうね~♪
9日は、山歩きお疲れさまでした。どこまで登ったのかとか、後で聞かせてください。
ミツモチ周辺で白をはじめ、いろいろ花を見られてよかったね。アカヤシオの花の命って驚くほど短くて、ほんの3日違いで全然開花の状況が違う時もありますよ。
今回の歩きは、ブログの先輩の野球親爺さんの後追いなんで、さすがって言われるような独創性は全くなしです。たしかにアカヤシオは急峻な岩場がお好みのようです。