冷え込んできましたね。
朝食に『芋茶粥』を作ってみた。簡単で素朴で胃腸に優しくて温まるんだな。
江戸時代の紀州では芋茶粥が朝食だったそうです。現在でも奈良県の茶粥は有名だし、和歌山のほうでも朝食は芋茶粥らしいです。
おいらの両親(岐阜出身)も子供の頃はよく茶粥を食べたらしい。昔はほうじ茶のでがらし茶葉で作ったらしく味気なく、お米も今ほど豊富ではなかったから粥は普通に毎日だったそうな。今では食べたくないって言ってたな。
そう、その昔はお米は貴重だったから粥で増やして食べてたんだね。
土鍋でほうじ茶を煮出して米を強火で柔らかくなるまで炊くだけ(米:水=1:7 七分粥)。途中でかき混ぜないことがポイントでさらさらの粥ができる。芋を入れるなら米と同時くらい。
塩を適量かけて召し上がれ。漬物も添えれば最高。ほうじ茶で炊くとこんなに香ばしくて美味しくなるとは。
こうゆう日本古来の朝食は毎日食べたいですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます