ブルースカイ東京 ~私の徒然草~

わたし流の徒然草を書きつらねんと欲し、心にうつりゆくよしなしごとを写真入りでそこはかとなく自由気ままに書き綴らんとす。

カメラ片手に 行き詰まりの日本外交

2016-11-24 09:00:08 | 日記
 ▼まだ11月だというのに、東京に不意打ちのような降雪がありました。いつもなら雪は1月か2月ですが、地球温暖化のせいか、一度も降らない年もあります。ところが、11月の降雪は、ここ50年間なかったはずですが、1962年11月22日、銀座に雪が降ったと話題になったことがありました。東京が北国並みになるのも困ります。写真は朝8時頃の撮影です。
















 ▼12月になると、ロシアのプーチン大統領が来日します。いったい北方四島の返還が実現できるのか、小さな歯舞と色丹の二島だけを返して、はるかに大きい択捉と国後を手放さない可能性があります。それでは領土問題にケリをつけたなんてことにはなりません。戦勝国が敗戦国の領土を占有することは国際法で禁じられています。日本の敗戦が濃厚になった頃、ロシア(当時はソ連)が日ソ不戦条約を破棄して対日宣戦布告をし、数日後の終戦で北海道を占領しようとしましたが、米国の猛反対があったため、四島を奪ったのですから、こういう国とまともな交渉はできないし、領土問題は曖昧にされてしまうでしょう。安倍さんは山口の温泉でプーチンに何を話すでしょう?日本酒ではウオッカに勝てそうにありません。安倍さんには日本からの経済協力しか手持ちの駒がないのです。それにプーチンは目をつけています。領土問題は適当にあしらわれてしまいそうです。

 ▼トランプ氏が次期大統領に決まると、大急ぎで彼の自宅へ駆けつけたのが日本の安倍首相。就任してから正式に会談するのが世界の常識です。だから、こんな馬鹿なことをする国は世界広しと言っても日本しかありませんでした。世界の笑いものになることを承知なのか、、しっぽを振って新しいご主人様へ忠誠を誓いに参上したポチみたいに映りました。TPP問題は完全に見放され、どうなることやら・・・日本にある米軍基地をすべて撤収するようハッキリ言うなら今が好都合なのに、逆に同盟国として協力して軍事力を強めていくというのですから、日本の誇りなどまったく感じられません。永遠に沖縄の米軍基地があるかぎり、ロシアは択捉・国後など四島を返還する態度を見せないでしょう。安倍さんの経済策も外交策も八方ふさがりになっています。国民の暮らしが良くなるなんて、あり得ないでしょう。真の独立国であるには、米国追従依存の政治を断ち切らないと、いつまでもがんじがらめになってしまいます。米国から憲法まで変えろと押しつけられる情けない国では困ります。自民党の憲法草案では国民の権利が制限され、天皇を元首とする国の支配下に置かれてしまいます。国民主権の国から国家権力を掌握する政党が統治する国に変えて行こうとする意図が明らかになっています。









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