東京大学 分子細胞生物学研究所 加藤茂明グループの論文捏造、研究不正

東京大学 分生研 加藤茂明教授の研究室による類似画像掲載論文について (うっかりミスか?偶然か?研究不正か?)

類似画像掲載論文に使用された科学研究費 (ERATO: 創造科学技術推進事業)

2011-12-29 00:53:00 | ERATOと画像類似論文

公的研究費No.40
科学技術振興機構(JST)
戦略的創造研究推進事業 ERATO型研究
プロジェクト名 : 「加藤核内複合体プロジェクト」
研究総括 : 加藤 茂明(東京大学分子細胞生物学研究所 教授)
研究期間 : 平成16年10月~平成22年3月 (2004年10月~2009年9月)

科学技術振興機構のERATOの「加藤核内複合体プロジェクト」の紹介ホームページには、研究成果として、類似画像が掲載されている論文#4論文#8が記載されている。


論文#4は、「E: 新たなエピゲノム制御としてのDNA脱メチル化経路の証明」した論文として記載されている。
論文#8は、「C: 骨と脂肪のバランスを制御するメカニズムを解明」した論文として記載されている。


さらに、論文#4は、科学技術振興機構報 第679号においても、「DNA発現のスイッチ、脱メチル化機構を解明」と題して、「戦略的創造研究推進事業 ERATO型研究 加藤核内複合体プロジェクト」の研究成果として記載されている。




参考リンク

ERATO 加藤核内複合体プロジェクト事後評価報告書
ERATO 加藤核内複合体プロジェクト中間評価報告書


類似画像掲載論文に使用された科学研究費 (SORST:戦略的創造研究推進事業 発展研究)

2011-12-29 00:52:59 | SORSTと画像類似論文

公的研究費No.41
科学技術振興事業団(JST)
戦略的創造研究推進事業 発展研究 SORST型研究
研究課題名 : 「遺伝情報制御分子としてのステロイドレセプター」
出身事業 : 戦略的基礎研究推進事業(旧CREST) 「生命活動のプログラム」
研究総括 : 加藤 茂明(東京大学分子細胞生物学研究所 教授)
研究期間 : 平成14年11月1日~平成17年3月31日(2002年11月1日~2005年3月31日)


上記のSORST型研究の研究課題名: 「遺伝情報制御分子としてのステロイドレセプター」の平成16年度終了報告書に、類似画像が掲載されている論文#18論文#19論文#20が記載されている。





類似画像掲載論文に使用された科学研究費 (CREST:戦略的創造研究推進事業)

2011-12-29 00:52:58 | CRESTと画像類似論文

公的研究費No.42
科学技術振興事業団(JST)
戦略的創造研究推進事業 CREST型研究
研究領域名  : 研究領域「生命活動のプログラム」
研究課題名  : 「遺伝情報制御分子としてのステロイドレセプター」
研究代表者(所属) : 加藤 茂明(東京大学分子細胞生物学研究所 教授)
研究期間  : 平成9年~平成14年(1997年~2002年)



上記のCREST型研究の研究課題名:「遺伝情報制御分子としてのステロイドレセプター」の研究報告書に、
類似画像が掲載されている 論文#20論文#21論文#22論文#23論文#24が記載されている。


最先端・次世代研究開発支援プログラム

2011-12-29 00:52:57 | 最先端・次世代研究開発支援プログラム

2-6 「最先端・次世代研究開発支援プログラム」(日本学術振興会)

公的研究費No.43

 論文#7、論文#10、論文#18、論文#22の筆頭著者であるXXXX 氏は、現在、「群馬大学 生体調節研究所 生体情報部門 核内情報制御分野」の教授であり、日本学術振興会の「最先端・次世代研究開発支援プログラム(ライフ・イノベーション)」から、助成金が交付されています(研究課題名:慢性炎症性疾患の運命決定を担う未知核内エピゲノム制御メカニズムの探索、補助事業期間:平成23210日~平成26331日)。この助成金に関して、公募・申請時の応募内容ファイルである研究計画調書の研究業績の発表論文の欄に、 XXXX   氏が筆頭著者である論文#7、論文#10、論文#18、論文#22が記載されている可能性があります。さらに、 XXXX   氏が共著者である論文#3、論文#4、論文#5、論文#8、論文#9、論文#11、論文#13、論文#19、論文#24も研究業績として記載されている可能性があります。もし、これらの論文が研究不正に基づくものであり、また、それが上記研究計画調書に業績として記載されていた場合、公平かつ客観的な審査が損なわれていたということになります。以上の理由から、本件に関し厳正な調査を求めます。

 

 論文#17の筆頭著者である XXXX  氏は、現在、「筑波大学大学院 生命環境科学研究科」の講師であり、日本学術振興会の「最先端・次世代研究開発支援プログラム(ライフ・イノベーション)」から、助成金が交付されています(研究課題名:細胞とからだを結ぶエネルギー制御システムの研究と疾患治療への応用、補助事業期間:平成23210日~平成26331日)。この助成金に関して、公募・申請時の応募内容ファイルである研究計画調書の研究業績の発表論文の欄に、研究不正が疑われる論文#17が記載されている可能性があります。さらに、 XXXX   氏が共著者である論文#11、論文#22も研究業績として記載されている可能性があります。もし、これらの論文が研究不正に基づくものであり、また、それが上記研究計画調書に業績として記載されていた場合、公平かつ客観的な審査が損なわれていたということになります。以上の理由から、本件に関し厳正な調査を求めます。

 

参考ファイル(添付資料)

 平成22年度 最先端・次世代研究開発支援プログラム(ライフ・イノベーション) 研究課題別交付額等一覧 (URL → http://www8.cao.go.jp/cstp/sentan/suisinkaigi/1kai/siryo1-11-2.pdf ) の写し



・筑波大学大学院生命環境科学研究科 講師
 細胞とからだを結ぶエネルギー制御システムの研究と疾患治療への応用 141,700,000 円
・群馬大学生体調節研究所 教授
 慢性炎症性疾患の運命決定を担う未知核内エピゲノム制御メカニズムの探索 166,400,000 円



加藤茂明

2011-12-29 00:24:50 | 加藤茂明

研究不正防止を講釈してきた東京大学の加藤茂明教授の研究室で数多くの類似画像が掲載されている論文投稿が浮上

● 日本分子生物学会 研究倫理委員会「科学的不正を防止するための若手教育への方策について(pdfファイル)
  ワーキンググループ委員: 加藤茂明(東京大学 分子細胞生物学研究所)
● 正しい知識が捏造を防ぐ データを正確に解釈するための6つのポイント(article.pdfQandA.pdf
  微妙なデータをどう表現するか 著者: 加藤茂明(東京大学 分子細胞生物学研究所)
● 2008年12月 日本分子生物学会 若手教育シンポジウム 記録全文
  『今こそ示そう  科学者の良心2008 -みんなで考える科学的不正問題-』(pdfファイル)
  司 会:加藤茂明(東京大学)、水島 昇(東京医科歯科大学)