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銀の河 ~ 長浜奈津子のブログ ~

『啄木といふ奴』 A GUY CALLED TAKUBOKU 石川啄木の世界 おとがたり〜朗読とヴァイオリン〜 函館・札幌 / 北海道公演2020




今年秋に、朗読公演を致します。
"おとがたり" 〜朗読とヴァイオリン〜 北海道公演 2020
https://www.otogatari.net/北海道公演-2020
⬆︎ まとめて情報が見られます。
函館 9/3(木)・小樽9/5(土)・札幌9/6(日)

◎ 演目は北海道に所縁のある2人の作家です。 石川啄木と吉田一穂。

このブログページでは、啄木の公演をご案内いたします。

漂白の歌人:石川啄木
〜函館芸術ホール 地階会場(30席)/札幌 俊カフェ(15席)
極北の詩人:吉田一穂 〜 小樽文学館 (30席)
どちらの会場にもご協力を頂き、ウイルス対策を万全にそして客席数を半数以下にしての公演です。

<石川啄木>
昨年、四谷の茶会記にて上演した 『啄木といふ奴』 A GUY CALLED TAKUBOKU の再演。
ローマ字日記と短歌(一握の砂より)で一つの作品に致しました。
函館、札幌と暮らした啄木の軌跡を追うような公演となります。





『啄木といふ奴』A GUY CALLED TAKUBOKU

尖りながら、傷付きながら生きてゆく… 三行に込められた青春と恋、挫折、悲しみ。
朗読とヴァイオリンで描く石川啄木の世界。


【函館】 30席限定
日時:2020年9月3日(木) 18時30分
開場/19時 開演 会場:函館市芸術ホール 地階リハーサル室[FreeRoom]
所在地:〒040-0001 北海道函館市五稜郭町37−8
入場料:¥2,000

【札幌】 15席限定
日時:2020年9月6日(日) 18時30分
開場/19時 開演 会場:俊カフェ 
所在地 〒060-0063 北海道札幌市中央区南3条西7丁目4 Kaku imagination 2F
入場料:前売り¥3,000 当日¥3,500 (共にワンドリンク付)



<ご予約・お問い合わせ>
011-211-0204(俊カフェ) 090-3339-1281(長浜) nappy_malena@yahoo.co.jp (長浜) violin@nkita.net (喜多)

*件名に「おとがたり予約」メール本文に《9/3 函館公演》もしくは《9/6 札幌公演》、《代表者氏名》《人数》《連絡先電話番号》を必ずご記入の上、お申し込み下さい。


【コロナ感染拡大防止につきまして】
コロナ感染拡大の状況から判断し、主催者の判断で公演を中止、または延期とさせて頂く場合がございます。どうぞご了承下さい。
会場には消毒剤を設置いたしております。皆様にはマスク着用の上、ご来場頂けますようご協力をお願い致します。



ー本作品についてー

ふるさとの山に向かひて言ふことなしふるさとの山はありがたきかな 
石川啄木
『一握の砂』より

子供時代、神童と呼ばれ、己の才を信じながらも挫折に満ちた人生を歩んだ石川啄木。しかしその短い一生の間に詠まれた歌の数々は才気とインスピレーションに溢れ、今尚読者に鮮烈な印象と感動を与える。恋慕、憧れ、望郷、病、そして生きる哀しみを情感豊かに歌う一方、感傷から身を置き、ナイフのごとく社会や人間存在に鋭く切り込む短歌も豊富である。日常の“点”の様な風景や心理、記憶、想像の世界…、これらをたった三行の三十一文字で表現し、読み手のイマジネーションに強い翼を与える彼はやはり天才と呼ぶに相応しい。 今回の朗読会ではそれぞれの短歌の意味・内容ばかりではなく、一首と一首の“間”に広がるものにも心を配りたい。また本公演では女声によって朗読がなされるため、啄木の妻・節子や芸者小奴等、啄木を取り巻く女達の存在もうっすらと浮かび上がってくるに違いない。まるで啄木の人生に登場した女性達が、彼の俳句を声で辿るように。これにより啄木の作品に別な角度から光をあて、新しい魅力を引き出すことが出来るのではないだろうか。 啄木作品とヴァイオリンのコラボレーションは非常に珍しいが、啄木が肌で感じた風や雨、芸者小奴の肌の温み、脳裏に浮かぶ故郷の山や川、また彼が抱いた思いまで、五感に基づいた音楽づくりを行いたい。

プロフィール:

<おとがたり 朗読とヴァイオリンの世界>
女優・長浜奈津子とヴァイオリン奏者・喜多直毅による朗読ユニット。首都圏を中心に意欲的に活動を行なっている。これまで市川市文学ミュージアム『永井荷風展 ~荷風の見つめた女性たち~』や船橋市の文化事業、都内ライブハウス等で公演を行なっている。近年はオリジナルの台本と音楽による石川啄木作品や太宰治『人間失格』の朗読公演の上演など、ユニークな活動が注目を集めている。物語の持つファンタジーを声や楽器の音を通して空間にありありと描き出すために、即興的に互いの間・抑揚・言葉に反応しながら進行するパフォーマンスは臨場感にあふれ、聴く人はまるで物語の中に居合わせるかのような印象を抱く。来場者はもとより、文学研究者からも高い評価を得ている。 https://www.otogatari.net

<長浜奈津子>
桐朋学園演劇科卒業後、劇団俳優座へ。女優として舞台に立ち、朗読や歌の世界でも活動する。ひとり語り「朗読空間」では永井荷風、坂口安吾、泉鏡花、小泉八雲他、文学作品を朗読。ヴァイオリニスト喜多直毅氏との朗読ユニット"おとがたり"では『濹東綺譚』他永井荷風作品、『啄木といふ奴』石川啄木、『人間失格』太宰治、『幸福の王子』他オスカー・ワイルド作品などで朗読公演を重ねる。演劇ではロシア・ルーマニア海外公演『クスコ~愛の叛乱』歌手とモナ役、俳優座劇場プロデュース音楽劇『人形の家』では乳母ヘレーネ役を演じる。 https://www.nappy-cantactriz.com

<喜多直毅>
国立音楽大学卒業後、英国にて作編曲を、アルゼンチンにてタンゴ奏法を学ぶ。現在は即興演奏やオリジナル楽曲を中心とした演奏活動を行っている。タンゴに即興演奏や現代音楽の要素を取り入れた“喜多直毅クアルテット”の音楽は、そのオリジナリティと精神性において高く評価されている。他に黒田京子、齋藤徹との演奏や邦楽・韓国伝統音楽奏者・現代舞踏家との共演も数多い。欧州での演奏も頻繁に行う。我が国に於いて最も先鋭的な活動を行うヴァイオリニストの一人である。 https://www.naoki-kita.com







Flores Negras
長浜奈津子のHP =芝居と音楽と語り=


https://www.nappy-cantactriz.com/

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