お部屋を訪ねると車椅子に座って後ろ向きのそのまま「どなた?」と仰る。
相変わらずのお声の華やかさ。
しばらくお話ししてから、彼女のレパートリーを弾くと「もう私だめよ…」と言いながら、嬉しそうにお歌いになった。
思い出話などしながら、楽しい午後を過ごしました。
若い頃は、ラテン歌手としてたくさんの舞台に立ったのだそうです。
そして、1枚のCDを下さった。
どんなに体調が悪くても、いつもきれいにお化粧をして…
きれいな色の服を着て、杖をついて通って下さった。人生の先輩です。
El dia que me quieras. Caminito. Nostalgias... y otras.