ハウラの赤い花～イラクの少女が願ったこと～ 2015.8.2（日） 日経新聞へ掲載されました

8月2日の日経新聞に
「戦争とは…2015」
ハウラの赤い花～イラクの少女が願ったこと～
うたひ語りについて掲載されました。
終演後に取材を受けさせて頂きました。

ハウラの赤い花が、たくさんの人の心に咲き続けますように♡


イラク女性、感謝の来日　白血病から回復

2015/8/1　21:28　日経新聞電子版より



2003年のイラク戦争で使用された劣化ウラン弾が原因とも指摘される白血病から回復を遂げたイラク人女性ハウラ・ジャマルさん（19）がこのたび来日し、東京都港区で１日に催された朗読会に出席。自身がモデルとなった絵本「ハウラの赤い花」が紹介された。

ハウラさんはイラク南部サマワ出身で、９歳で白血病を発症。約２年にわたる闘病生活で全身の痛みに耐えながら、平和への思いを込めて画用紙に赤い花の絵を描き続けた。
朗読会では、劇団俳優座の女優、長浜奈津子さん（48）が歌とともに、抑揚を付けて絵本を読み上げると、観客約100人とともに静かに聞き入っていた。
「日本イラク医療支援ネットワーク」（東京）が、家庭が貧しく薬代などが支払えなかったハウラさんを支援。「完治できたのは日本の人たちのおかげ。ありがとうと伝えたい」とハウラさんは笑顔で話した。

ハウラさんは12日までの滞在中、都内や北海道で、子供たちと一緒に絵を描くイベントなどに参加する。劣化ウラン弾を使用した米軍は健康被害との因果関係を認めていないが、イラクでは白血病やがんの患者が急増した。〔共同〕