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銀の河 ~ 長浜奈津子のブログ ~

炭坑節の唄がきこえる・山本作兵衛さん 〜Twitter 旅公演日記 毎日更新中 九州・田川市編〜

皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸

私はいま「音楽劇人形の家」の旅公演中です。
写真と短い言葉で毎日ツイートしていますが、よろしければご覧下さい✨



〜Twitter 旅公演日記 毎日更新中 九州・田川市編〜

田川駅に着くと、駅の向こうに石炭記念公園の大きな煙突が2本、見えてきます。
ここは有名な炭坑節の発祥地、炭坑の町、田川市です。

月が出た出た 月が出た 三井炭坑の上に出た
あんまり煙突が 高いので さぞやお月さん 煙たかろ
サノヨイヨイ

私は毎朝、宿や劇場の近くを歩くのですが、ここでは田川市石炭・歴史博物館のある公園まで歩きました。

小高い山の上、聳え立つ鉄塔の向こうに朝焼けをみました。
そして唄にあるように、見上げるばかりの高い高い煙突でした。

石炭歴史博物館のそばの芝生にベンチがあって、近寄ると炭坑節が流れました。
早朝だったので、まだ誰も歩いている人はいなくて、静かな公園に古い録音の炭坑節が静かに響きました。

たくさんの人々の暮らしを支えた、石炭。
北海道出身の私にとっても身近でした。中学生まで、学校では石炭ストーヴでした。

石炭ストーヴは暖かくて、登校時に凍りついた顔や手や足がとけるように温まり、なんとも云えない火の香りがしました。

子どもの私は、かつてひとの手で山を削って石炭を掘り出していたとはわからずに暖をとっていました。それがどういうことかは知らずに。

いまはスイッチひとつで部屋が暖まる現代。
石炭をストーヴに入れる作業もいまは日常でありません。



山本作兵衛さんの絵をみて地元の子供たちが描いた絵がタイルになって、駅近くのトンネル内に展示されていました。100キロを超える、バラ積みの石炭を、スラという石炭搬出の箱をひっぱり運んでいる女性の絵も、ありました。


美術館が開く頃には、私は出発している頃。
山本作兵衛さんの絵を、原画で観たいです。



「作兵衛さんと日本を掘る」という映画があります。
映画「作兵衛さんと日本を掘る」公式サイト





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音楽劇『人形の家』2022

最後までお読み頂きましてありがとうございました。






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