みなさんこんにちは、長浜奈津子です🌸
寒いですね💦 まあ、2月ですもんね。
あっという間に春なので、寒さも味わっておきましょうか…
<今週末、タンゴ歌の講座『Caminito』>
今週の土曜日に、タンゴの歌ワークショップ(講座)があり、今日はその準備をしています。曲は『Caminito ~小径〜』です。小さな歌のようで、大きな歌なんです。
今回企画をして頂いた方がいて、その会ですので宣伝できないのですが、未定ですがもし次回がありましたら、私のブログなどではご案内できるかもしれません。
<ふたつの個人レッスン>
今週の月曜日、2月5日はタンゴの歌レッスンでした。昼間はグループレッスン、夜は個人レッスンでした。その日、関東に大雪が降った日でした。
昼間のグループレッスンは、おひとり以外お休みで、個人レッスンとなりました。その方のために全て時間を使い、たくさんの曲を歌いました。
いつもグループレッスンは全体で歌を楽しむ要素が強いので、細かいところや、何度もフレーズを繰り返したりして、身につけていく時間が、ないわけではありませんが、限られます。
この日、その方は忘れかけていた曲を、いろいろレッスンできました。
Yira Yira (ジーラ・ジーラ)、A Media Luz(淡き光に)…など他。ご本人も楽しそうに… お見受けいたしました (笑)
一般の方ですが、音楽やダンスを趣味として長く楽しんで来られた方なので、だんだん歌がご自分にはまってくると、コツをつかんで、なめらかに歌いはじめました。ある軽快さを持って、ソフトな声で歌って下さって嬉しかったです__ 良い日でした。
少し、タンゴをご紹介しますね!
<Yira Yira 〜ジーラ・ジーラ〜>
˙ディセポロの有名な古典タンゴを、少しご紹介します。
なんとも皮肉な、しかしリアルな世界観。
どこか笑い飛ばしているような感じがしますね。
音楽は軽快で、歌っていると心地よく、
タンゴのビートにどんどん歌わせられる歌です。
Yira (まわる)… Yira (まわる)…
お客を求めて街をうろつき回っている娼婦のことを歌っている、という説もありますが… いろいろ想像してみて下さい。歌詞の一部をご紹介します。
Yira Yira Tango 1930
letra y música: Enrique Santos Discépolo
この世のすべては嘘っぱち
愛なんてないのさ
どんなに人生が壊れても
あてにするんじゃない
誰かの親切や誰かの助け
冷たい世間は
僕にはかまわず
冷たい世間はただ
無情にまわりつづけるだけなのさ
ジーラ…ジーラ!
(意訳:Natsuko)
<大雪の池袋にて、スタジオレッスン>
夕方、JRはすでに運休やら、20分遅れなど始まっていましたが、なんとか池袋へ。
毎月のレッスン日にやってきた、Aさん。
この何年間、お仕事帰りにコツコツとタンゴの歌を歌ってきました。
雪だるまみたいになって、やってきた私をみて…
驚きながら、二人で大笑いしながら、レッスン室へ。
<声にタンゴが宿るとき>
しかし、この日。彼女に大きな変化がありました。
いつもやわらかい、おだやかな声の彼女ですが…「ラ・クンパルシータ」を稽古している時です。
タンゴの持つ、独特の鳴き節、があるのですが、これまでそのやさしい声から、なかなかそれが聞こえてきませんでした。
ところが、この日あるアドバイスをしたところ、彼女からはっきりとした言葉がぐんと前に飛び出してきたのです。声に力が宿り、今までよりずっと、しっかりとした歌のフレーズも出てきました。
…いやあ、嬉しかったです!
いままでのレパートリーも、ぐんと変わってくるはず。もちろん、それに対する、私のアドバイスも研究しなくてはなりません。
やはり、その人に合ったアドバイスが必要だからです。
そして、彼女の努力も素晴らしいと思いました。
…こんな良い発見もあり、印象深い、雪の日でした。
みなさん、長文にお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
最後に少し、タンゴをご紹介しますね!
<La Cumparsita 〜ラ・クンパルシータ〜>
マトス・ロドリゲスの古典タンゴ。ウルグアイのタンゴです。
パスカル・コントゥルシとエンリケ・マローニのつけた歌詞が先にヒットして、現在もよく歌われています。冒頭メロディに重ねるように歌える、ちがう旋律の歌です。
その存在を知った原作者のマトス・ロドリゲスが、自分の曲に、新しく歌詞を書いたという話はよく知られています。こちらは冒頭のメロディをそのままに歌えるような歌詞になっています。
… 歌だから、声にできるような内容だと思います。まるで…恋に落ちて死んだ、というさま。その中に光るものとは。これほどの情熱が、この歌をささえています。
La cumparsita (Si supieras) Tango 1924
Música: Gerardo Matos Rodríguez / Letra: Pascual Contursi / Enrique Maroni
もしあなたが、この気持ちを知ったなら…
僕の心の中には、
変わらない、あなたへの愛がある。
僕の喜び、そして輝いていた
人生のあのひとときを…
けして忘れることはないだろう。
(意訳:Natsuko)
毎月のライブのお知らせです♪
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2024年 2/26(月) 月夜の仔猫、タンゴ弾き語りライブ の詳細
会場 月夜の仔猫3651 MAP ← click
所在 中央区銀座8-3-11和恒ビルB1< 新橋駅〜銀座口より 徒歩3分>
電話 03-3573-3651
時間 開場18時半 1部 19:00〜 2部 20時15分
料金 MC¥5,700 / ワンドリンク付
時間 開場 18時30分 1st~19時00分 2st~20時15分
お問い合わせ →月夜の仔猫 電話 03-3573-3651
またはこちらのメール迄 nappy_malena@yahoo.co.jp
どうぞよろしくお願いします🌸
*昨夜はアコーディオン弾きの方とバンドネオン弾きの方がふいにお訪ね下さった…
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https://twitter.com/vivi_gato
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俳優座女優・歌手| 長浜奈津子