冬の日々が明けて、なんとなくほっとする陽ざしが、窓からはいってきます。
春だね、うん。
硬く凍った、冬の土からは、なんと輝かしい青い芽がふきだしてくる。
種は眠っていたのです。
まだまだ世の中は、落ち着いてはいないのですけれど、この自然からの恩恵は誰でも等しく受け取ることができます。心の中に、希望や喜びを抱く。それは私たちの命の種、それはやがて芽吹く希望の種。新しい一歩を、そっと踏む。
船橋の朗読倶楽部「花音」、3ヶ月ぶりにお教室再開です♪
_____ああ、嬉しい!
高い空に、雲雀の声を聴いていると、こんな詩が浮かんできました。
ロバート・ブラウニング 上田敏訳
春の朝(あした)
時は春、
日は朝、
朝は七時、
片岡に露みちて、
揚雲雀(あげひばり)なのりいで、
蝸牛枝に這ひ、
神、そらに知ろしめす。
すべて世は事も無し。