ご報告です。
2014年7月22日午前1時10分頃
我が家の猫のアメルが旅立ちました。
推定誕生日1995年2月22日なので、19歳5ヶ月。
腎臓の機能の低下によるものと思います。
突然のお知らせになってしまい、驚かせて申し訳ございません。
前回の猫ネタ(2014年5月)で、アメルがぼじょと寝ていることがあったのですが
あの頃から、少しずつ、でも確実にゆっくり下り坂に向かっていました。
もうダメなのかな~と思ったのもその頃だったんだけど、
それでも、グリーントライプや馬肉なんかを食べながら
しゃきーん!と持ち直して、また私たちを驚かせていたアメル。
こりゃ、30歳まで行くな、と思っていたんだけどね。
少し心配だったんで、19日土曜日に、病院で点滴と注射をしてもらい
病院のスタッフもみんなが驚くような元気っぷりをみせて
また私たちを安心させてくれていたんだけどね
やっぱり数値はかなり悪くて
それでも月曜日、お出かけから帰ってくるみんなを待っててくれて
短い時間だったけど、ちゃんとお世話する時間をくれて
思い出話をする時間もちゃんとくれて
「もういいよ、よく頑張ったね」
ってお別れもちゃんとできた22日に、いっちゃいました。
推定誕生日の22日と同じニャンニャンの日に。
雨の日に拾われてやって来たから『雨来』で『アメル』
梅雨明けの日に、いっちゃうなんて、なんか出来すぎだよ
写真は撮る気にはまったくならなかったんだけど
冷たくなっていくアメルの肉球をなでなでしていた時と
お花で飾って可愛くしてあげた時に、すごく愛おしくなって
写真を撮りました。
苦手な方もいると思いますが、いつでもアメルを見つけられるように
ここにのせさせていただくことをお許しくださいね。
(肉球の写真)
アメルの肉球は、体の色と同じ白黒のツートンカラー。
赤ちゃんみたいに、ぷにぷにで綺麗だね。
アメルは、本当に白くて目が青くて、しっぽが長くて
鼻くそマークがついていたけど(笑)
すごく綺麗な美ニャンだったんだけどね
ほんと、怖いものなしの、こわーいおばちゃんでね(笑)
子犬だったボギーは、アメルに躾てもらったようなもんだしね
病気なんて、便秘になったくらいで、それ以外は全く病院知らずでいたけど
2010年9月に、血尿から病院に連れていったことがあったんだけどね
その時に、Blogには書いていなかったけど、先生が深刻な顔をしていたんで
「寿命とかそんなレベルの悪さなんですか?」と聞いたら、
「この数値だと、半年~二年くらいかと思います」って言われちゃってね
本当は、その頃から、いついってもおかしくないな、って
私たちの中では覚悟があったんだけどね
カリカリのフードを、療法食の腎臓サポートに変えただけだったんだけど
言われていた寿命を軽~く超えちゃったんだよね
それに、アメルは若いうちからそんなに長生きできないかもな~
なんて思っていたことがあったんだけどね
あれもこれも何だったんだ?というくらい。
上出来だったね、アメル
おこりんぼで、私はいつも世話役で怒られているばっかりだったけどね
犬みたいに人懐っこいし、天然キャラだったしね
私のもつ、猫の概念を大きく変えてくれたよね
我が家に来てくれたお友達は、リンの姿を見れなくても
アメルをいっぱいなでなでしてくれていったよね
毛がいっぱいついちゃうから~と言うのに
アメルがゴシゴシいくから撫でざるをえなかったよね(笑)
ありがとね
Blogを通して、アメルを好きになってくれたみなさまも
ありがとうございました
盛ってるわけでもなく、アメルは本当にああいう猫でした。
生前にアメルにいただいた愛情に心から感謝しています。
本当にありがとうございました。
お寺さんのやっている動物霊園で、荼毘にふしてきました。
これから、49日かけて七仏様の前に行って修行をするアメル。
人間と同じように考えることは不謹慎かもしれないけど
アメルが「あんであたしが、修行なんかすんのさっ」とか言いながらも
仏様の前で手を合わせている姿を想像したら
なんかおかしくてね
そっか、アメル、がんばれよ!!
って思えてね。
そんな話を住職さんから聞きながら、
「これから7回やってくる月曜日には、アメルちゃんのことを
思い出して応援してやってくださいね」
って言われたら、今までお葬式で聞いてきた説法より
よっぽど心に響いて
立派にお経もあげてもらえて、そんなお話も聞けて
よかったな、って思いました。
お葬式って、残された人の心の整理のためでもあると
私は思っているから、
お母さんやお父さんのように、同じ段階をふんで
アメルが極楽浄土にいくのを、しっかり受け止められたかな、と思います。
ちくちくあめる、作っておいてよかったなぁ
最後にすいた毛を残したから、あとで入れてあげるね
あ~めるっ
あ~めっ
って呼ぶと
「うがっ!(なにさっ!!)」って、怒られることも多かったけど
修行しているときは、いいこでね
アメル、いいこだったね
よくがんばったね
ありがとね
昨日、キャンプ仲間のまっつんちのソラが道を歩いていたら、
セミが土からはいだしてきて、ソラの前を歩いていたんだって
しかも道路で。
連れて帰って、おうちで羽化して飛び立っていったらしい。
私には、アメルが自分が好きなセミになって
ソラに挨拶にいったんじゃないかと思っているんだ。
だってね、最後にアメルをなでなでしてくれたお客様は
まっつんちのソラくんだったからね。
きっとそうだと思うんだ。
アメル、いいこだね
修行が終わったら、私たちのところにもやってきてね
きっとみつけてあげるからね
それまで ばいばい アメル
またね